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2026/27シーズンにドイツ・フランケン地方の名門「1. FCニュルンベルク(1. FC Nurnberg)」が擁する若手逸材5選を紹介!ーヨティ・シャツィアレクシーウ(Joti Chatzialexiou)のチームにフォーカス!


1. FCニュルンベルクの若手逸材たち

ドイツのバイエルン州フランケン地方には、地域を代表する名門サッカークラブがある。1.FCニュルンベルク西ドイツ代表が優勝した1954年W杯の決勝で得点を挙げたマックス・モーロックがプレーした「古豪」であり、1967/68シーズンにはブンデスリーガ優勝を成し遂げるなど、これまで9度のドイツ王者に輝いた実績を誇る強豪だ(現在はブンデスリーガ2部に在籍)。

そんな同クラブは近年、ミロスラフ・クローゼ監督のもとで、数々の優秀な若手選手を発掘してきた。ユース部門からはトップ下のジャン・ウズン、左CBのフィン・イェルチュを見出し、また他のクラブから加入したWGのイェンス・カストロップやMFのカスパー・ヤンデル、FWのステファノ・ツィマスも輩出。選手を成長へと導くクラブとして発展を遂げた。

2024年5月末からクラブのSDを務めるギリシャ系ドイツ人のヨティ・シャツィアレクシーウ(Joti Chatzialexiou)にとっても、やりがいのある環境だろう。クラブの伝統が、「1.FCニュルンベルク・ナーハヴークス」という強固な育成組織の形成を裏打ちしているのは間違いないからだ。本テキストでは、現在、FCニュルンベルクでプレーする注目の若手逸材5人を紹介する。




Ⅰ. ラファエル・ルバッハ #18

Rafael Lubach
生年月日:2005年 1月11日(21歳)
出身:カッセル, ドイツ
身長:178cm 利き足:右足
主なポジション:8番(攻撃的ミッドフィルダー)

現在のFCニュルンベルクで、ユリアン・ユストヴァンに次ぐ知名度を誇るだろうタレントは、ラファエル・ルバッハだろう。ドイツのユース代表として活躍した実績を誇るルバッハは、名門ボルシア・ドルトムントのユース出身のミッドフィルダー。2024年にFCニュルンベルクへ加入し、クローゼ監督率いるチームの主力として活躍してきた、将来有望な若手選手だ。

そんなルバッハの特徴は、卓越した足元の技術と幅広い戦術適正に伴う「ユーティリティ性」だ。8番のポジションを最大の適性としながら、トップ下やサイドハーフとしても活躍できる。とくに2025/26シーズンの序盤は、ツィマスを失ったチームで「偽9番」として活躍した。フィン・ベッカーやユストヴァンなどとともに、FCニュルンベルクを牽引できるか注目だ!


Ⅱ. ピエト・スコーベル #19

Piet Scobel
生年月日:2005年 4月22日(21歳)
出身:ピンネベルク, ドイツ
身長:191cm 利き足:両足
主なポジション:ストライカー

2026/27シーズンツヴァイテ・ブンデスリーガの開幕節SGディナモ・ドレスデンでハットトリックを挙げたモハメド・アリ・ゾマは、今ドイツで最も注目を集めるストライカーの1人だが、FCニュルンベルクで注目すべきアタッカーは彼だけではない。では注目すべき選手は誰か。私は間違いなく、ピエト・スコーベルの名前を挙げる。191cmの高身長を誇る彼は、巨大な才能の持ち主だ。

今季の第2節SpVggグロイターフュルトとの「フランケン・ダービー」で2ゴール1アシストと躍動したスコーベルは基準点型のストライカーで、最前線でボールを収めつつ、好機を生みだした。21歳にしてすでに、FCウニオン・トルネッシュアイムスビュッテラTVなど、ドイツの4部や5部のクラブで得点を量産してきた叩き上げのストライカーであるスコーベル。要注目だ!


Ⅲ. ハビエル・フェルナンデス #8

Javier Fernández González
生年月日:2006年 11月28日(19歳)
出身:オーレンセ, スペイン
身長:186cm 利き足:右足
主なポジション:6番(守備的ミッドフィルダー)

昨季はタレク・ブッフマンがレンタルされていたように、同じ州のライバルであるFCバイエルン・ミュンヘンは、FCニュルンベルクを自クラブの若手選手が成長できる環境と見做しているかもしれない。そしてその見立ては、非常に正しいだろう。なぜなら昨冬からレンタルされている逸材ハビエル・フェルナンデスが、クローゼのチームで見違えるような成長を遂げてみせたからである。

フィンランド代表の実力あるMFアダム・マルキエフとボランチでコンビを組み、FCニュルンベルクの中盤を支えるフェルナンデスは、19歳ながら2部のプロ選手たちと比べても遜色ない体格を誇るうえ、足元の技術にも秀でており、パス精度が高い。目指すは同郷のレジェンドであるハビ・マルティネスを超える評価を得ることだろう。スペインの逸材MFの活躍に注目だ!


Ⅳ. アレクシオス・カロゲロプーロス #4

Alexis Kalogeropoulos
生年月日:2004年 7月26日(22歳)
出身:アンドラヴィダ, ギリシャ
身長:187cm 利き足:右足
主なポジション:センターバック

ソクラティス・パパスタソプーロスキリアコス・パパドプーロスコンスタンティノス・マヴロパノスコンスタンティノス・クリアライキスなど、ブンデスリーガにはギリシャ人CBが活躍してきた系譜があるが、今夏にFCニュルンベルクへ加入したアレクシオス・カロゲロプーロスも、彼らの系譜を受け継ぐ強靭なCBだ。22歳にして非常に完成度の高いプレーを披露しているのである。

カロゲロプーロスは、欧州のCBとしてはやや細身な体格をしているが、スピードと先読みの能力に優れ、相手の攻撃の芽を素早く摘むことができる。加えて配給能力も高く、右足から精度の高いインサイドキックを前線へと供給。ボール保持を重視するクローゼ監督のサッカーに非常にマッチする。相方のフィン・オットーとともにFCニュルンベルクの守備を支える柱となっている。


Ⅴ. エリック・ポルストナー #41

Eric Porstner
生年月日:2007年 5月9日(19歳)
出身:ニュルンベルク, ドイツ
身長:187cm 利き足:左足
主なポジション:左サイドバック

今夏、FCバイエルン・ミュンヘンに加入したナサニエル・ブラウンに続き、FCニュルンベルク・ユースは新たな左SBのタレントを輩出した。それがエリック・ポルストナーである。187cmの高身長と精度の高いクロスを供給できる左足を備えるポルストナーは攻守両面で躍動するSBで、守備では相手WGを徹底マークして全身を防ぎ、攻撃面ではアリ・ゾマと連携しながら好機を演出する。

開幕節のディナモ・ドレスデン戦では92%のパス成功率などを記録し、同節のベストイレブンにも選出されている。同じくFCニュルンベルク・ユース出身の右SBティム・ヤ二ッシュ(Tim Janisch)とともに将来のクラブ、或いはドイツ代表を牽引する存在としても注目を集めるポルストナー。クローゼ監督のもとで技術を磨き、ワールドクラスのSBとなることを期待したい。


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