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介護現場に広がるスポットワーク 人手不足の解決策になるのか

介護現場の人手不足が続く中、「スポットワーク」を活用する介護事業所が増えています。

介護労働安定センターの「令和7年度介護労働実態調査」によると、スポットワークを活用している介護事業所は8.9%でした。

活用理由としては、急な欠員への対応だけでなく、働き手との接点を増やし、長期採用につなげることを期待する声もあります。


スポットワークという新しい選択肢

近年、介護業界でもスポットワークを活用する動きが広がっています。

急な欠勤への対応や、人手が不足する時間帯だけ勤務してもらうなど、柔軟な働き方ができることが特徴です。

働く側にとっても、自分の都合に合わせて仕事を選べるため、副業や短時間勤務を希望する人にとっては新しい選択肢となっています。


人手不足への即効性はある

介護現場では慢性的な人手不足が続いています。

スポットワークを活用することで、急な欠員への対応がしやすくなることは大きなメリットです。

また、一度働いてもらうことで職場の雰囲気を知ってもらい、その後の長期採用につながる可能性もあります。

採用活動の入口として期待する事業所があるのも理解できます。


一方で課題もある

介護は利用者との信頼関係が大切な仕事です。

毎回違う職員が対応することになれば、不安を感じる利用者や家族もいるでしょう。

また、介護現場では利用者ごとにケアの方法や注意点が異なります。

短時間勤務の職員が増えるほど、情報共有や教育に時間を要する場面も考えられます。

そのため、スポットワークだけで人手不足が解決するわけではありません。


大切なのは「組み合わせ」

介護人材を確保する方法は一つではありません。

スポットワーク、潜在有資格者の活用、外国人材、多様な働き方への対応など、それぞれの特徴を生かしながら組み合わせていくことが重要です。

人手不足が続く中で求められるのは、「どの制度が正しいか」ではなく、「利用者に質の高い介護を提供しながら、現場が持続できる仕組みをどうつくるか」という視点ではないでしょうか。

スポットワークも、そのための選択肢の一つとして、今後の活用方法が注目されます。


参考リンク


■ Joint
スポットワーク、介護事業所の8.9%が活用 欠員対応などに効果 長期採用の入口にも=介護労働実態調査
https://www.joint-kaigo.com/articles/47793/

■ 公益財団法人介護労働安定センター
令和7年度 介護労働実態調査
https://www.kaigo-center.or.jp/report/jittai/

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