Ep 139 ポーランド・ベルギー旅【6日目】ベルギー・ヘント美術館で出会うフランドル絵画と修道院ホテル
夫の仕事でフランスに1年間滞在することになった、mitakoの話。
7月初めから8泊9日でポーランドのクラクフ、ベルギーのヘントを旅したので、旅の記録をnoteに残していきたいと思います。
5日目の記事はこちらからご覧いただけます。
6日目はポーランド・クラクフからベルギー・ヘントへ移動します。ヘントではヘント美術館でフランドル絵画を楽しみ、修道院を改装した素敵なホテルに宿泊しました。
ポーランドからベルギーへ
6日目は朝の7時半にホテルを出発し、空港へ。
クラクフからベルギーのブリュッセルまではLCCのRyanairで向かいました。到着する空港はブリュッセル市内から離れた場所にあるブリュッセル・サウス・シャルルロワ空港なので、目的地のヘントへは高速バスで移動します。
飛行機とバスを乗り継ぎ、ヘント=シント=ピーテルス駅に到着したのは14時半頃。
そこからさらにヘント美術館へ向かうため、市内を走るバスに乗ります。バスのチケットは、車内にある白い機械にクレジットカードをタッチするだけで簡単に購入できました。
ヘント美術館
ヘント美術館は旧市街から2kmほど離れた場所にあります。

美術館にはフランドル絵画をはじめ、19〜20世紀のベルギー美術や彫刻などが所蔵・展示されています。
館内は天井が高く、とても明るい空間。

お目当てはヒエロニムス・ボッシュの「祈る聖ヒエロニムス」。

ボッシュが描く独特の世界観がやっぱり好きだなぁと、ボッシュの作品を見るたびに思います。画面前方の布の鮮やかな赤色(ピンク)と、後方に広がる青色の背景、そして光を放つように描かれた白い点描。そんな色彩や表現に、ボッシュらしさを感じます。
特に青色の背景はボッシュならではの特徴だと思っていたのですが、今回、マリア・オブ・ブルゴーニュの画家による「ティトゥスによるエルサレムの征服」の背景にも、よく似た青が使われていることに気が付きました。

写真では伝わりにくいのですが、実物を見ると、その青の色合いが驚くほどよく似ていて、一瞬、同じ工房の作品かと思うほどでした。ボッシュとこの作品の作者はほぼ同じ時代にネーデルラントで活動していました。もしかすると、同じような技法を共有していたため、色彩や風景表現に共通する雰囲気が感じられたのかもしれません。
また、今回は聖バーフ大聖堂にあるはずの「ヘントの祭壇画(神秘の子羊)」の上段パネルがヘント美術館で修復されていました。
修復作業の部屋をガラス越しに見学することができました。撮影は禁止だったので残念ながら写真はありませんが、ある意味貴重な機会となりました。
じっくりと絵画を鑑賞し、至福の時を過ごした後、バスでホテルへ移動しました。
修道院ホテル
さて、今回私たちが宿泊したのは、かつて修道院だった建物を改装したホテルです。

敷地内に入ると、まさに修道院といった雰囲気で、とても落ち着いています。私たちが宿泊したのは中庭に面した1階のお部屋。

室内はとても広々としていて、何より静かな環境だったのがとても良かったです。


6日目はクラクフからヘントへの移動、そしてヘント美術館の訪問と忙しい一日となりましたが、落ち着いた修道院ホテルで旅の疲れを癒すことができました。
次回は7日目。ヘントの歴史をたどりながら、街歩きを楽しみます。
