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リュックひとつで金沢へ|芸術とグルメのひとり旅1日目

誕生日のタイミングで、ひとり金沢へ行ってきた。

そして、今回は少しだけテーマを決めていた。

リュックひとつで旅ができるか。
もうひとつは、“あえて”を選ぶこと。

王道をなぞるんじゃなくて、少しだけ外してみる。金沢という海鮮の街で、ローカルメニューを選ぶ。

そんな小さなルールを決めて、金沢に向かった。

コーヒーをお供に新幹線
窓からの上越妙高が美しすぎて思わず📸

金沢駅に到着

駅に着いた途端、かなり雨が降っていた。
門の写真を撮りたかったけど、今日は諦めた。

次の目的地へ向かうためにバスへ乗る。
そのバスでICカードが使えないと知り、慌てて
クレカをかざした。
(IC使えないバスが稀にあるのでご注意を)

バスに乗って香林坊方面へ

香林坊で下車し、ハントンライスの人気店へ向かう。ただGoogleマップが変な方向を示して、めちゃくちゃ迷った。
(道が入り組んでいるせいでマップがバグりやすいのだとか)

5分ほどで着くはずが、10分くらいかけてお店に着いた。

『グリルオーツカ』でハントンライス

レトロな店構えが素敵

平日でもお昼時はちょっと待つほど人気店。
しばらくお店の外で待機していた。
そして店内に入ると、有名人のサインがぎっしり。これは期待できる。

これでも小サイズ

とろとろ半熟卵に、これでもかとケチャップと
自家製タルタルソース。
そして上にはカジキマグロと小エビのフライが
ドンっと乗っかっている。

スプーンですくうたびに、卵の半熟具合に感動する。タルタルソースがクリーミーだけど、ケチャップオムライスの邪魔になってない。フライも衣がしっかりでサクサク。

全体的に味が濃くて、罪深さがクセになる。これだけで充分お腹いっぱいになった。
初めての人には小サイズをおすすめする。

金沢21世紀美術館

食後の腹ごなしに歩いて向かう。
徒歩10分ほどで到着。

雨の中、散策していると不思議なオブジェを発見。

「まる」というらしい
「まる」に映る私
館内一面ガラス張り

館内の目玉、『スイミング・プール』へ

金沢21世紀美術館といえばプール。
展示のチケットを買って、予約受付をした。

予約してから長いこと待って、ようやく入場。
しかし制限時間5分という短さ。人気スポットだからだろうか。

わくわくしながら入ると、思ったより狭いし薄暗い。あいにくの天気のせいで、思ったほどの景色ではなかった…
晴れていたら、もっと幻想的だったのかな。

それでも雨で波紋が広がって、これはこれでキレイだった。場内の写真だけ撮って、さっさと退場しようかと思っていた。

でも、ハシゴと一緒に撮った写真が欲しい。
少し立ち止まって考えた。自撮りじゃ難しい。

ならば、ここで勇気を出してみる。

近くにいたご夫婦に「お写真、撮ってもらえませんか?」と声をかけてみた。
そして快くOKをいただいて、ご主人に写真を撮ってもらった。

素敵な写真を撮っていただいた。

あのとき勇気を出して本当に良かった。
自分が少し「成長した」と感じられる出来事として、今後に刻まれると思う。

カフェ『logic』でバス待ち

このあと『鈴木大拙館』に行く予定が、まさかの休館日だった。
プールを締めにして、美術館をあとにした。

近くを通って気になったカフェ『logic』でバスを待つ。ドーナツが有名なお店のようで、ケースにはドーナツがずらり。

悩んだ末、シュガードーナツとカフェラテを注文。

お手拭きの手書きメッセージが嬉しい

ドーナツは小ぶりで食べやすく、生地がふわふわ。お昼にハントンライスを食べたことを忘れて、ぺろりとたいらげた。
雨で寒かったので、温かいカフェラテがホッとする。

雨が降っている外を店内から見下ろし、束の間の休息を味わった。

そしてしばらくして店を出て、バスで金沢駅まで戻る。

宿泊先のゲストハウスへ

金沢駅に降りて、本日の宿へ。
のはずが、また迷った。

16時チェックインなのに、全然間に合う気がしない。仕方なく、宿に連絡。一旦心を落ち着かせてから向かう。

それでもまたマップに翻弄され続けた。
こっちだと思ったら全然違う。
そのうえ雨風に打ちつけられ、気持ちもへなへなになってきた。

全く着く気がしないので、また宿に連絡した。
今の場所を説明すると、オーナーさんに
「それ多分反対側ですね!」って言われて恥ずかしかった。

「チェックインは何時でもいいのでゆっくり来てください」と言われた。今度こそ落ち着いて動いて、ようやく到着。

本来は10分程で着くはずが、30分もさまよってしまった。

ゲストハウス『KADOYASU』

色味がとてもオシャレ

宿に入ると、オーナーさんが温かく出迎えてくれた。内装の木目の温かみもあって、街をさまよっていた緊張もほぐれた。
チェックインを済ませ、オーナーさんから施設内の説明を受ける。

その後、部屋を案内された。
ドミトリー式で、部屋はカーテンで仕切られている。
カーテンを開けると、そこにはベッド、ライト、貴重品用の小さい金庫だけ。
本当に寝るだけのスペース。だけど、私はそこが秘密基地みたいで、謎にわくわくした。

疲れてベッドの上でくつろいでいると、誰かがキーボードを叩く音がする。
宿なのに人の気配がするのも新鮮で、少しおもしろかった。

歩き疲れて、しばらくベッドでゴロゴロした。
室内をスケッチしたり、持ってきた文庫本をぼーっと読んだり。

しばらくしてるとお腹が空いてきたので、次の目的地へと向かう。

金沢おでんを食べにいく

一度は食べてみたかった金沢おでん。
遠くに行く気力がなかったので、近くでおすすめのお店を探す。

宿から歩いて5分ほどで、評判が良さそうなお店に出会えた。

おでん処『大酉茶屋』

THE・居酒屋!な見た目に少し戸惑いながら入店。カウンターには、仕事終わりのサラリーマンで埋め尽くされていた。

席に着くと、目の前にはおでんいっぱいの鍋。
お酒が飲めないので、まずはノンアルビールを。

メニューが豊富で、どれを頼むか迷う。
悩んだ末、まずは定番の大根と卵。
次に少し珍しい、たこ串とたけのこ。
そして、金沢ならではの車麩とバイ貝。

調子乗って盛りすぎた

バイ貝がまるごと出てきてびっくりした。
でもまずは車麩からひとくち。
海鮮系の優しい出汁がしみしみで、優しい味。

他の具材もしっかり味が染みていて、頬張るごとに、あたたかな幸せを感じる。雨で肌寒い今日にぴったり。

そして、最後に残しておいたバイ貝。
(どうやって食べるんだ…?)と思ってたら、身に爪楊枝が刺さっていた。

引っ張ってみると、殻から身がドゥルンっと出てきた。

戸惑いながら肝の部分をかじると、思ったよりまろやかな味だった。
そして身の部分。かじっても噛みきれなかったので、ひとくちでいった。

……全然飲み込めない。

うっかりしたら喉に詰まらせてしまいそうで、
落ち着きながら咀嚼する。
もぐもぐすること数分、ようやく飲み込めた。
普通に食べ方を間違えたかもしれない。

お昼にハントンライス、おやつにドーナツを食べたせいか、これだけでも充分お腹いっぱいになった。

1日目の締め

他のお店でデザートが食べたかったけど、特に見つからなかった。
コンビニで加賀棒茶とチョコまみれを買ってきて、1日目を締めた。

マグカップを借りて、レンジで温めたお茶

宿のイートインスペースでくつろいでいると、
オーナーさんが「おやすみなさい」と声をかけてくれた。

そういえば、他の宿泊客とすれ違うときに
「こんばんは」とあいさつを交わした。
ゲストハウスならではの、ささやかなやりとりに少しだけほっこりした。

雨で大変だったけど、今日の温かな出来事に思いをはせる。
明日は『ひがし茶屋街』散策。明日はどんな景色が待ってるのか、楽しみにしながら眠りについた。

2日目はこちら👇

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