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「誰にも言えない悩み」に寄り添いたい【婦人科形成】@モティーフ銀座クリニック

東京都中央区の【モティーフ銀座クリニック】で総括医師を務めております、外崎麻里と申します。

このアカウントでは「婦人科形成」についてお伝えしていきます。

「誰にも相談できないまま、何年も悩み続けている」
婦人科形成は、そんな方がとても多い領域です。

だからこそ、まずは「こういう医療があること」を知っていただきたい。
その思いで、このnoteアカウントを始めました。


◆デリケートゾーンの「機能」と「見た目」を整える

婦人科形成とは、デリケートゾーンの機能や見た目にかかわるお悩みを「医療」によって改善していく治療です。

デリケートゾーンには、外側から大陰唇、小陰唇、その上にある副皮、陰核包皮といった部位があります。

なかでもご相談が多いのは、小陰唇の大きさや黒ずみに関するお悩みです。

大陰唇であれば、たるみやふくらみといった見た目のお悩み。
陰核包皮であれば、皮が多いことで洗いにくかったり、蒸れやニオイが気になったりというお悩みもあります。

「そんなことで受診していいの?」と思われるかもしれません。
これらはすべて、医療で改善を目指せるお悩みです。

◆「座っているだけで痛い」という日常

たとえば、「小陰唇が大きい」というお悩みは、見た目だけの問題ではありません。日常生活そのものに支障が出ることがあります。

・座っていると、挟まって痛い
・細身のパンツをはくと、擦れて痛い
・自転車に乗るたびに、痛い

自転車を利用する方のなかには、通勤や通学、お子さんの送迎などで、日常的に乗る機会が多い方もいらっしゃいます。つまり、そのたびに痛みを感じてしまうということです。

擦れて炎症が起きると、赤みやかゆみが出て、それを繰り返すうちにさらに悪化していく。
そんな負のスパイラルに入ってしまう方も少なくありません。

また、皮膚が重なっている部分は蒸れやすく、汗もたまりやすいため、ニオイやかゆみにつながることがあります。特に生理中は、つらさが増す方もいらっしゃいます。

◆7割は生まれつき。誰にも言えないまま、大人になる

小陰唇の大きさに悩む方の約7割は、生まれつきのものです。
遺伝的な要因も大きく、そこに日常生活での刺激や炎症が繰り返されることで、症状が強くなることもあります。

早い方では、学生時代からすでに悩み始めています。
そして5年、10年と悩み続け、大人になってようやく治療にたどり着く方も少なくありません。

つまり、婦人科形成のお悩みは、長期間にわたることが多いのです。
デリケートな悩みだからこそ、身近な人にも話しにくいですよね。

また、他の人と比べることができないため、「自分が正常なのかどうか」を確かめる機会もありません。顔や体形とは違い、他の人と比較することはほとんどありません。

「これは異常なのだろうか」
「相談したら、変に思われるのではないか」

そのような不安を抱えたまま、痛みや違和感のある状態が、自分にとっての「当たり前」になってしまうのです。

◆どこに相談すればいいのか、分からない

もうひとつの壁は「どこに相談すればよいのか分からない」ということです。

婦人科検診の際に相談してみても、一般的な婦人科では、子宮や卵巣の病気、感染症などの診療が中心です。小陰唇の大きさや左右差、擦れによる痛みといったお悩みには、対応していない医療機関もあります。

皮膚科や、一般的な保険診療の形成外科でも、対応が難しいことがあります。

こうしたデリケートゾーンの形や、日常生活で生じる痛みや不快感を扱うのが、自由診療の「婦人科形成」という領域です。

日本では、婦人科形成について知る機会が、まだ十分ではないと感じています。

海外では、デリケートゾーンのケアや治療が日本よりも身近に捉えられている地域もあります。一方、日本で婦人科形成が広く知られるようになったのは、比較的最近のことです。

「長く悩んでいたけれど、治療できるとは知らなかった」
そうお話しされる方は、今も少なくありません。

最近では、VIO脱毛をきっかけに、小陰唇の大きさや左右差が気になるようになったというご相談も増えています。

◆「あなたの悩みは、間違っていない」

デリケートゾーンの診察は、顔や手足の診察とはまったく異なる緊張を伴います。

自分の大切な部分を見せることへの抵抗や不安。
「異常だと言われたらどうしよう」という怖さ。
過去にパートナーからの言葉が、心の傷として残っている方もいらっしゃいます。

「診察室に入るまでに、どれほどの勇気が必要だったか」
その勇気に応える診療でなければならないと、いつも自分に言い聞かせています。

落ち着いた声で、ゆっくりとお話しする。
座って目線を合わせ、不安や疑問を一つずつ伺う。
安心して相談していただけるよう、静かな環境で診察を行う。

そして、必ずお伝えしたいことがあります。

形の違いや左右差は、それだけで異常ということではありません。
人によって違いがあるのは自然なことです。それは個性です。

そのうえで、痛みや擦れ、蒸れなどによって日常生活に支障が出ているのであれば、我慢し続ける必要はありません。

「こんなことで悩んでいる自分は、おかしいのだろうか」
そう感じている方にこそ「あなたの悩みは間違っていません」とお伝えしたいと思っています。

まずはそのお悩みを受け止めたうえで、治療が必要なのか、どのような方法が合っているのかを一緒に考えていきます。

◆カウンセリングから治療までの流れ

初めて受診される方にもイメージしていただけるよう、当院での診療の流れをご紹介します。

まず、診察で実際に患部を拝見することについて、必ずご本人の同意を確認します。ご了承いただいたうえで、別室でお着替えをしていただきます。

その後、お悩みや日常生活で困っていることを伺い、診察を行います。

どの部分が痛みや不快感につながっているのか、どこをどのように整えることで改善が期待できるのかを、分かりやすくご説明します。

あわせて、手術の方法、術後のケア、想定されるダウンタイム、リスクについても丁寧にお話しします。

手術は基本的に日帰りで行うことができます。
診察当日に手術を希望される方もいれば、一度ご自宅で検討し、あらためて都合のよい日に受ける方もいらっしゃいます。

費用は、切除する範囲によって異なります。
入浴は、術後1週間以降から可能になることが基本です。

なお、当院で対応しているのは、小陰唇など「外側の形態」に関する治療です。膣のゆるみに対する膣縮小などの治療は行っておりません。

◆ひとりで悩まないでください

座る、歩く、自転車に乗る、衣服を着る、生理期間を過ごす。
婦人科形成のお悩みは、そうした「毎日の生活」に関わる切実なお悩みです。

そして、悩んでいる時間が長くなるほど、つらさを抱えて過ごす時間も長くなります。

早く一歩を踏み出すことができれば、痛みや不安に悩まずに過ごせる時間も長くなります。私はそのように考えています。

「こんなことを相談してもよいのだろうか」
「自分が正常なのかどうかも分からない」
「誰に、どこで聞けばよいのか分からない」

そのような段階でも、大丈夫です。
まずは、今感じていることをそのままお話しください。
治療を受けるかどうかは、そのあとで考えていただけます。

まずはあなたのお悩みを受け止めることから、診療を始めます。

「ひとりで悩まないでください」

このnoteが、長く抱えてきたお悩みと向き合う、最初のきっかけになれば嬉しく思います。

モティーフ銀座クリニック
総括医師 外崎 麻里


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