私を構成する音楽 : File.03 Michael Jackson #115
ーーー私の洋楽の扉を開いた” キング・オブ・ポップ ”
連載「 私を構成する音楽 」3作目。
今回取り上げるのは、私の音楽の世界を大きく広げてくれたアーティスト。
それまでほとんど触れることのなかった「 洋楽 」という未知の世界へ、私を一歩踏み出させてくれたアーティストです。
そのアーティストの名は Michael Jackson。
世界中の誰もが知る King of Pop。
しかし私にとって彼は単なる世界的スターではなく、音楽の楽しさとエンターテインメントの凄さを教えてくれた原点の一人でもあります。
すべては友人から借りた1枚のアルバムから

私が洋楽にのめり込むきっかけは、友人から借りた1枚のアルバムでした。
それがKing of Pop。
タイトルの通り、このアルバムにはマイケルの代表曲が凝縮されています。
当時の私は洋楽に詳しいわけでもなく、英語の歌詞の意味もほとんど理解していませんでした。
それでも、不思議なことに何度も何度も繰り返し聴いてしまう。
CDプレーヤーに入れて再生ボタンを押す。
曲が終わると、また最初から流す。
気づけば、擦り切れるほど聴いたアルバムになっていました。
今振り返ると、あの時間こそが私の洋楽体験のスタート地点だったのです。
① イントロだけでテンションが上がる「 Beat It 」

好きな曲を1つに絞るのは本当に難しいのですが、
あえて選ぶならやはり
Beat It。
あの鋭く始まるイントロ。
アップテンポなリズム。
一瞬で空気を変えるグルーヴ。
イントロが流れた瞬間、自然とテンションが上がるあの感覚は今でも変わりません。
そして何よりマイケルのダンスのキレ。
ミュージックビデオで見せるあの動きは、本当に衝撃的でした。
中学生だった私は当然、部屋でこっそり真似をしてみます。
結果は言うまでもありません。
動きのキレはもちろん、あの身体の使い方は人間離れしていました。
それでもみんなが真似をしたくなる。
それがマイケルの魅力なのだと思います。
② 英語の授業で歌った「 We Are The World 」

マイケルを語るうえで外せないのがWe Are the World。
この曲は、世界的なチャリティーソングとして知られていますが、
私にとっては少し特別な思い出があります。
中学生の頃、英語の授業でこの歌をクラスのみんなで歌いました。
当時は英語の意味を完全に理解していたわけではありません。
それでもクラス全員で何度も歌ったのです。
その歌詞は今でもなんとなく歌えます。
音楽は記憶と結びつくと言いますが、
私にとってはこの曲が「 英語に触れた最初の音楽体験 」だったのかもしれません。
③ 「 ポゥ!」「 ヒッ!」──マイケルだけの音
マイケルの曲を聴いていると、ある特徴に気づきます。
歌詞の合間に入る独特のシャウト。
「 ポゥ!」
「 ヒッ!」
「 アオッ!」
言葉というより、リズムそのもの。
この短い声が入るだけで、曲のグルーヴが一気に引き締まる。
これを真似したことがある人は、きっと多いはずです。
もちろん私も例外ではありません。
気づけば、曲に合わせて「 アオッ!」と声を出している。
これもまた、マイケルの音楽が持つ中毒性の一つだと思います。
④ 人間の常識を覆した「 ゼロ・グラヴィティ 」

マイケルのパフォーマンスといえば” ムーンウィーク ”がありますが、私がパフォーマンス面で最も衝撃を受けたのは、
Smooth Criminal のライブパフォーマンス。
あの有名なゼロ・グラヴィティ(前傾45度)です。
初めて見たとき、中学生の私は思いました。
「 人間ってこんな動きできるの?」
体をまっすぐのまま、重力を無視するかのように前へ倒れる。
当然、真似しました。
当然、できませんでした。
しかしそれ以上に衝撃だったのは、
ステージ上の“ 静けさ ”の演出です。
ライブの冒頭、
マイケルは何もせず、ただ立つだけ。
それだけで会場は大歓声に包まれる。
1分39秒の間、ただの仁王立ち。
それだけで観客を圧倒する。
この瞬間、彼は単なる歌手ではなく、
エンターテインメントそのものになっていました。
私にとってのMichael Jackson

世界には数えきれないほどの名曲があり、
偉大なアーティストが存在します。
その中でもMichael Jacksonは私にとって特別な存在です。
それは単に「 有名な歌手 」だからではありません。
Michael Jacksonの音楽は、
音楽
ダンス
映像
ステージ演出
そのすべてが一体となった総合エンターテインメントでした。
そして何より、
音楽の楽しさを純粋に感じさせてくれた存在でもあります。
友人から借りた1枚のアルバム。
そこから始まった洋楽の世界。
もしあのとき
『 King Of Pop 』を聴いていなかったら、
今の私は違う音楽の聴き方をしていたかもしれません。
そう思うと、Michael Jacksonはやはり
私の音楽人生の原点の一人なのです。
本日もご拝読いただき、ありがとうございました。
・マイケルジャクソン Sony Musicより
https://www.sonymusic.co.jp/artist/MichaelJackson/discography/
・Michael Jackson Xより
https://x.com/michaeljackson
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