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「PTAがあるなんて損!」と言われた日、会長が思うこと

PTA会長をやっていると、
時に心が折れそうになる言葉に
ぶつかることがある。


先日、こんな言葉を聞いた。

「隣の学校はPTAが無くなったって聞いたよ。
 なんでウチの学校はまだPTAがあるの?
 ウチらだけ損だよね~!」

「今どきPTAなんか無くてもやっていけるのに、
 PTAがあるなんて古くない!?」

正直に言うと、
その言葉を聞いた瞬間、
私の胸には複雑な思いが渦巻いた。

キュッと切ない痛みと同時に、
心の中で小さな反論が渦巻いたのも事実。


「PTAがあることって、
 そんなに悪なのかな? 損なのかな?」

「じゃあ、あなたはなぜ今、
 PTAの活動をしているの?
 義務だから? イヤイヤやってる?」

感情的になってはいけない、
と自分を律しつつも、
ついつい頭が熱くなってしまい、
心の中で泣き叫んでいた。



今、世の中にある
「PTA存続派」と「PTA撲滅派」の意見は、
交わることのない平行線をたどっている。

SNSを見れば
「PTAは不要」「強制労働だ」
という過激な言葉が飛び交い、

一方で
「子どものためには必要だ」
という声も根強くある。

でも、
一度冷静になって考えてみたい。

なぜ、これほどまでに「損だ」
と感じてしまう人が多いのか。

それはきっと、
自分の貴重な時間や労力を
「奪われている」と感じるから

だと私は思う。

仕事、家事、育児、様々な問題に向き合う中で
ただでさえ限界な毎日に、
さらに「よく分からない、前例踏襲の作業」
が乗っかってくる。

これでは
「損した」と思うのも無理はないかも。



一方で、
「あって良かった」と思うのはなぜか?

それは、
活動を通じて学校の様子がよく見えたり、
先生方と信頼関係が築けたり、
何より「子どもたちの笑顔や安全」に
直接つながっていると実感できる
温かくなる瞬間があるから

ではないだろうか。

つまり・・・


お互いが見ている「景色」が
全く違う
ということ。

一方が「負担」というマイナス面だけを見つめ、
もう一方が「子どものため」という
プラス面だけを主張しているうちは、
話し合いは一生平行線。


大切なのは、
お互いの背景にある思いを
知ることなのかもしれない。


損か得か、善か悪か。
そんな二極論で語るには、
私たちの生活も、子どもの環境も複雑すぎる。
そう、二極論では語れない!!

まずは、
私の方から、不要論に耳を傾けないとと
冷静さを取り戻す今日この頃。

みなさんのところはどうですか?

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