本年もよろしくお願いいたします/Newsweek日本版に『松本清張の昭和』(講談社現代新書)の記事が掲載されました
本年もよろしくお願いいたします。2026年1月2日のNewsweek日本版に『松本清張の昭和』(講談社現代新書)の記事が掲載されました。表題は、松本清張はなぜ「昭和の国民作家」に上り詰めたのか?...幼少期のエピソード・恋愛関係など、新資料が明かす「本格評伝」です。

『松本清張の昭和』(講談社現代新書)の「はじめに」からの抜粋記事で、書き出しは下の通りです。
「人生には卒業学校欄というものはないのだよ」と、松本清張はエッセイ「学歴の克服」(1958年)で述べている。
清張は高等小学校卒業後、給仕を経て印刷画工として働き、戦前・戦後の困難な時代を生き抜き、41歳で作家としてデビューを果たした。デビュー当時は朝日新聞社に勤務していたが、彼は記者職ではなく、広告の版下を制作する印刷画工として働いていた。
朝日新聞西部本社時代の松本清張を知る元同僚の岡本健資(たけし)は、次のように回想している。
「彼は腰にぶら下げた汗臭いタオルで、汗まみれの顔をさも心地よさそうに拭(ぬぐ)った。/人は、彼のことを、『よごれ松』と呼んだ。小説を書くようになってからは、さすがに聞かれなかったが、ワイシャツの裾がズボンからはみ出していても、兵隊靴の爪先が開きかけていても、彼は平気だった」(「朝日新聞広告部時代 あのころの松本清張」)
清張は高等小学校卒の学歴と「よごれ松」と呼ばれる風貌で、朝日新聞社内でも無視されたり、机を離されるなどして冷遇されていたが、「小説を書く」ことで、一矢(いっし)報いたのである。
『松本清張の昭和』の講談社・現代ビジネスでの紹介記事については、下のリンクでまとめています。
新刊『松本清張の昭和』(講談社現代新書 2025年12月25日発売)を、どうぞよろしくお願いいたします!
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