本音の離職理由は8割が人間関係。モヤモヤを”定着”に変える「社外の相談役」という選択
2026年、新しい年がはじまりました。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「1年のはじまり。気持ちのよいスタートをきりたい」。
そう願うのは、きっと私たちの中に、新しい1年への期待と、ほんの少しの不安が同居しているからかもしれません。
気持ちのよいスタートをきれるとは
これは、一体どのような状態を指すのでしょうか。
これまでの日常生活や仕事の続きの中で、1日1日が、気持ちよくスタートし、気持ちよく夜を迎えられたら…そんな日が多ければ、「気持ちのよい1年だった」と言えるのではないでしょうか。
小さな「できた!」が、明日への活力になる
大きな達成感のある毎日でなくても、
いままで考えていたことを、今日は少し実行に移せてみた。明日はもう一度継続してみよう。
悩んでいたことが、少し、腹落ちできた気がする。
お客さんから、認めてもらえた言葉をいただいた。また声をかけてもらえるように頑張ってみよう。
苦手だった●●さん。実は同じ考えを持っていたなんて知らなかった。もっと相談したり話しかけてみようかな。
など、
こうした、ちょっとした変化や、前に進められる出来事があったとき、人は、何か活力が生まれ、明日を迎えるのが楽しくなるのではと思っています。
負のスパイラルが招く、「建前」の転職活動
でも、その逆の状態にいる方も少なくないのではないでしょうか。
例えば、
昨日の上司との1on1。あの言葉、なんか納得いかないし、ひっかかる。
全社会議で新しい方針が示された。自分のこれまでやってきたことと違うように思えるが…どのように向き合って仕事したらいいんだろう。評価されてないってこと??
最近、同じ部門の●●さんとうまくいっていない。今日も打合せがあるのだが、どのように関わればスムーズに事が運ぶのだろう…。
モヤモヤを抱えているままだと、なんとなく、毎日の仕事が面白くなかったり、ずっと考えてしまって寝付けず朝がしんどかったり、会社にいくのが億劫だったり…。
本来の課題が解決されないまま、『今ここから逃げたい』という気持ちが先行してしまい、転職を選んでしまう……そんな、企業にとっても個人にとっても不幸なすれ違いが起きてしまうことも珍しくありません。
実際に私自身も、
・モヤモヤし、抱え込んでしまう。
・深酒に走ってしまう。
・上手く寝付けない。
・朝がしんどい、会社に行くのがしんどい。
そうした、負のスパイラルに陥ってしまっていた時期もありました。
こういう時期こそ、「転職」が頭のなかにチラついてしまいます。
「今の悩み」の解消を考えて、隣の青い芝生を羨ましく思い、ないものねだりをしてしまう。不満が募っているときこそ、その状況から抜け出したいため、目先の事だけを考えてしまうのです。
転職理由は「キャリアアップ」「これまでの経験を活かして貢献したい」など前向きに転換して話しますが、本音のところでは、人間関係に起因するものが大半だという肌感覚は、多くの現場を見てきた経験から間違っていないと思います。
社内では言えない悩みだからこそ、「利害関係のない第三者」が必要
そういう時こそ、客観的にキャリアを相談し、壁打ちしてくれる相手が必要だと心から思いました。仕事に関する悩みであれば、同じ会社の先輩や後輩など、話を聞いてもらい解決できることも多いのですが、なかなか、社内で相談しにくいのも現実です。
・社内で相談すると評価に響くかも……
・社長に話がまわって、「中村さん、転職しそうだ」と目を付けられるかも……
そういう恐怖があるからです。
そんなときは、前に務めていた会社の先輩(先輩もキャリアコンサルタント)に話を聞いてもらっていました。利害関係のない方に、自分の気持ちを聞いてもらい、「あの時の上司の発言の意味」などを客観的に理解しなおすことで、「そういう考え方もあるのか」と思え、すっきりしてきた経験もあります。
本心では「もう転職する!!」と決めていても、社外の先輩に話を聞いてもらって、転職活動を踏みとどまった経験も0ではありません。私だけでなく、転職活動を志したが、腹落ちできたことで、「転職活動も考えなくなった」そういうことって意外と多いのではないでしょうか。
ガス抜きだけではない。「セルフ・キャリアドック」が組織にもたらす効果
こうした経験から、3年ほど前から、外部キャリアコンサルタントとしての活動を行っています。
正式名称は、「セルフ・キャリアドック」と呼ばれるもので「従業員が主体的なキャリア開発を促進・実現することを目的」としています。
セルフ・キャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。
わかりやすくいえば、外部のキャリアコンサルタントとして、他社社員の方と1on1でお話をお伺いし、モヤモヤや、心配に思っていること、悩んでいることなど、いろんなお話を伺って、モチベーションにつながるような”気付き”をお届けする活動をしています。
全社的に数字として目に見える形として効果が現れるのは先かもしれませんが、面談した方々からは、下記のコメントをいただいています。
「会社に言えなかった悩みがすっきりした」
「なんのしがらみのない第3者に話をし、考えを聞くことで、自分の仕事やプライベートの参考になった」
「いまの仕事に飽きてきていたが、違う目線で取り組んでみようと思った」
「自分の特徴が理解できた。「もっとこうしたら便利になるのに」と気づける点が強みだと思えたので、まわりに提案してみます」
「周囲への関わり方の癖が理解できたので、意識して、関わってみるようにします」
「立ち止まって、自身を見つめなおす時間は有益だった。もっと自主的に行動できる点があると気付けた」
こうした、ちょっとした、肯定感や気付きが、実は定着や毎日の仕事への活力につながっていくのではと思っています。
「キャリア自律を支援すると、社員は転職してやめていくのでは?」といわれることもありますが、結果としては、異なる視点の注入により、以前より仕事への向き合い方、周囲への向き合い方が変わり、定着やモチベーション高く業務に取り組めることにつながっていくことのほうが多いと思います。
現に、私がキャリコンとして関わった方々は、元気に働いていらっしゃいます!
こうした「社外の相談役」としての役割を、マイステラリンクでは「組織開発・キャリア開発支援」として正式にサービス提供しています。
具体的には、
外部キャリアコンサルタントとしての定期的な1on1: 社内では言えない本音を解きほぐし、今の仕事への向き合い方を変える。
オンボーディング支援: 新しく入社された方が、孤独を感じることなくスムーズに組織に馴染める土台を作る。
お客様の状況に合わせて柔軟に組み合わせています。
外からの「採用」と、内側からの「定着」。両輪で強い企業をつくる。
「採用」して終わり、にしない。
外から新しい力を入れる「採用」と、今いる社員の力を最大化する「定着」や「働くモチベーション」。この両輪を回すことで、初めて企業は確固たる「企業力」を築くことができると考えています。
社員一人ひとりが自律し、自分らしく輝き続けられる組織を共に築いていきたい。それがマイステラリンクの願いです。
みなさんの会社では、社員の方々が「明日も頑張ろう」と眠りにつけているでしょうか。 2026年、一人でも多くの働く人が、朝、清々しい気持ちでスタートを切れるよう、私も全力で伴走してまいります。
社外の相談役。社外のメンター。
ご興味をお持ちの会社様はぜひ、お声かけください。
※「何をやっている会社?」は会社紹介noteをご覧ください。
ご相談フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe_b12obIl9lR_aJVLtrWHdVaNf5mAjXOaxaruGMUchxuhXig/viewform
■自己紹介
・広島県呉市出⾝。⼤阪⼤学⼈間科学部卒業。
・国家公務員として厚⽣労働省で医療⾏政業務に従事したのち、⼈材紹介業界へ転⾝。
・東京で、⼤⼿⼈材紹介会社(株式会社リクルートキャリア)、ミドル〜ハイキャリアのサーチ型の⼈材紹介会社の執行役員を経験した後、地元・広島の地⽅活性化に貢献したいと、広島へUターン。
・都心部と地方の採用支援に約8年ほど関わってきました。
・国家資格キャリアコンサルタント。3千⼈のキャリア⽀援の実績あり。
★広島県移住メディアHIROBIROインタビュー記事はこちら
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