VF2.1でレバーレスコントローラーを使ってみる
VF2.1でレバーレスを使ってみての感想およびテクニック。
2026/06/30現在の情報。
きっかけ
仕事が忙しく1年以上全てのゲームから遠ざかっていたが、山形県は東根市の琥珀の湯 欅の宿をほぼ借り切っての1泊2日、VF3tb大会⇒宴会⇒野試合という狂気の(褒め言葉)イベントに参加したのをきっかけに、少しだけまた触るようになった。
会場にはVF3tbが3台とVF2.1が1台あり、実は私は2.1を主に遊んでいた。
ビンボーラウや打撃マン、ウルぴょんとひたすら戦うという贅沢な時間を過ごさせてもらった。戦績は気にしないように。
2.1はPS3版があるので家で気軽にできるため、帰っても少しプレイしていたのだが、実機やアケコンを触るとめちゃめちゃ肩こりになる。どれぐらいかというと朝起きたときに悲鳴を上げるほど。
こりゃイカンということで、2.1をレバーレスでプレイするという対策を思いついた。
しかしこの記事で書いたように2.1はレバーレスに向いていないかもと感じていたが、しっかり検証したわけでも無かったため、ものは試しとやってみた。
現状では「アキラ以外は大丈夫そう」という感覚になっている。そしてレバーレス以外の面でも色々発見があったのでまとめておく。
挑戦したい人へのお勧めレバーレス
トライしようにも、百花繚乱の(しかも高いのが多い)レバーレスからどれを買うべきかは難問だし、PS3対応レバーレスとなるとますます混乱するだろう。ということで私も使っているお勧めレバーレスを紹介しておく。
一部はAmazonアフェリエイトになっているので、良かったらお布施のつもりでこのリンクから買ってもらえると嬉しい。
バランスの良い秀作 HAUTE42 T16 PRO
値段と質感のバランスが非常に良い品。そして標準でPS3に対応。まずはこれで試してみて、物足りなくなったら高級品にトライするのがお勧め。
PS3で使う場合、初回のみ□(Pと同じ)ボタンを押しながら繋げば良い。
またマクロ登録もできるので、研究用アイテムとしても優秀。
変人向け?極めれば最強? HAUTE42 E16 Mirrored
移動ボタンと攻撃ボタンを左右逆転させた意欲作。右手でコマンド入れた方が正確なのは間違いない。いろいろハードルは高いけど、ぜひマスターして欲しい。
私はまだ完全にあきらめた訳ではないけど挫折気味。
基本的な特性や接続方法はT16 PROと同じ。
静音化するならこのスイッチ Kailh Deep Sea
ボタンをカスタマイズして好みに仕上げるのはレバーレスの楽しみのひとつ。その中でも静音化はレバーレスの王道カスタマイズだが、これまたどれを使えば良いか分からないと思う。そこでお勧めなのがKailh Choc V2 Deep Sea Silent Islet ロープロファイル。
押し込みが浅くなるので、素早い入力がしやすくなる。
先にキャラごとの適正
あくまで2026/07/1現在の評価。下に行くほど厳しい。
もちろんプレイヤー次第だが、アキラ・ラウ以外は少し練習したら実戦投入できるレベル。
※ラウは練習すれば立ち斜上掌はなんとかなるレベルっぽい
【ホバースプラを高確率で出せるようになれば】
ジェフリー・ウルフ
【楽になる】
ジャッキー・シュン
【大きなハードルなし】
パイ・カゲ・サラ
【ファジーガードが大変】
リオン
【まずはPからの最速立ち斜上掌を千本ノック】
ラウ
【開発が進まないとキツいか?】
アキラ
レバーレスバーチャの恩恵
これだけでやる価値あり
☆☆☆肩こりが無くなる。マジで無くなる
副次効果だが人によっては重要
☆☆ レバーより明らかに静か。静音ボタンにすればさらに静か
☆ 場所を取らない。キーボードと同じスペースで十分
ひょっとしてデカいのでは
☆☆ 回復のレバガチャのとき、上を使わずに連打ができる。そのため回復は間に合ったのにヘッドスプリングになってしまうことが無い
レバーレスでの入力特性
【正確な入力がしやすい】
↓→K(マシンガンニーリフト)
→↓K(ロードロップキック)
←↓P+G(順歩翻袴・掣燕掛塔)
などが簡単に出る。ロードロップは元々かなり急がないと出ないので、スピードだけ注意。
また出にくい技の代表格とも言える
↓↘→P(挑腕撩拳)
もめっちゃ出る。シュンをサブキャラにしようかなと思うぐらいに出る。
そして忙しい
→→→P(躍歩頂肘)
も簡単。そして早い。
【特殊入力】
左右同時押しや上下同時押しになると相殺してニュートラルになる仕様を使った入力ができる。
一部の技が劇的に出しやすくなるのでレバーレスを使うなら活用したい。
詳しくは後述。
【ややムズ】
←↙↓↘→P(ジャイアントスイング)
半回転系はきっちり意識しないと出ない。逆に言うと意識すれば出る。
私が針鼠弾を出せるぐらいの難易度なので練習すれば問題なさそう。
【ぜひ成功率を上げたい】
↘N↘P+K(ホバースプラッシュ&SSD)
入力のポイントについては後述するが、レバーよりはホバースプラッシュが出やすい。ボタンを押すだけなので、1P側・2P側の得意不得意が無くなるのも大きなポイントか。
【入力特性の理解が必要】
←↘P+K(鷂子穿林)
←N↘P+K にしないと出ないので意識が必要。崩撃雲身双虎掌でも同じ。
白虎も肘に化ける時があるので、何かコツがあるみたい。
↓→K(マシンガンニーリフト)
これも↓N→Kにしないと出ない。
このタイプは結構あるので、狙った技が出ないときは試してみよう。
【最大のテーマ】
しゃがみダッシュが鬼門。これも後述。
入力のコツ(レバーレス以外にも応用可能)
いろいろ試して気づいたことがあった。
サラの各種フラッシュピストンパンチ(コンボ○○)
サラのPPPは3種類の入力方法がある
・フラッシュピストンパンチA:PPP
基本ではあるが使わない。コンボライジングニーを出すときぐらい
・フラッシュピストンパンチB:PP←(or↖)P
3発目のPが前に進むので途中でスカりにくい。サラ使いは手癖にすべき
・フラッシュピストンパンチC:PP↑P
3発目のPの隙が減るため、一部コンボで使用する
注意点①
ABCそれぞれで、派生できる技が違う
Aからの派生
・3種類全てに派生可能
Bからの派生
・コンボサマーのみ
Cからの派生
・コンボライジングキックのみ
注意点②
2発目のPはニュートラルPじゃないと3発目が出ずに2発で止まる
※前入れP始動にする場合は2発目のPの前にニュートラルに戻す
注意点③
BやCを使うとき、3発目のPはレバーを「入れながら」の入力が必要
この辺を注意すれば出るようになるはず。
パイ・サラに入る
ダブルジョイント ⇒ フラッシュピストンパンチC ⇒ サマー
が難しいのはこの辺の特性のせい。要練習。
斜め入力の技
↙P(スラント)や↖K(サマー)は、←からそのまま斜めでOK。
つまりスラント⇒スラントは
↙P ←← N ↙P
ではなく、Nを飛ばして
↙P ←←↙P
で良い。
レバーレスなら左左の2回目の後、左を離さずに下を追加で押せば良い。
これを知ってるだけで出しやすさが全然違う。多分裡門と躍歩以上に違う。
レバー入力でも同じなので、やっていなかった人は試してみて。
スラントの後に左左まで入力しておいて、
・ガードなら下を足してPでスラント
・カウンターなら上を足してKでサマー
とかもできる。
↗K(飛燕単脚)でも同じなので、小ジャンプKに化けることがある人は試してみて欲しい。ただし↑入れっぱで入力すると大ジャンプKになるので注意。
最後のレバーが入った状態じゃないと出ない技
→K(膝)などは、→Kでも→N Kでも出る。
⇩→K(ライジングニー)などは、→が入った状態でKを押さないと出ない
狙った技が出ない時は、これが原因の可能性があるので意識してみよう
最後のレバー入力後の受付猶予
特に投げ技で顕著だが、最後のレバー入力の後のボタンを押すまでの猶予はかなり違いがあるようだ。
フレーム単位の検証はしていないが、最短の投げ~最長の投げで10フレーム以上違いがありそう。
【猶予が短い】レバー1方向 or 同一方向2回や3回
・→P(ボディスラム)
・←P(弧延落)
・↗K+G(フランケンシュタイナー)
・→→P(ネックブリーカー・裡門頂肘)
・→→→P(躍歩頂肘)
など
【猶予長め】レバーが反対方向に入るもの
・←→P(旋風燕陣)
・→←P+K(ニーストライク)
・→←→P+K(大纒崩捶)など
【技によって違う】レバーが縦横混じるもの
・←↓P+G(順歩翻胯・掣燕掛塔・柳手掛塔)
・←↘P+K(鷂子穿林)
・↙→P(心意把)
・→↓K(ロードロップキック)など
心意把やロードロップキックはめっちゃ猶予が短い。出にくかったのはこのせいだったのか!
【猶予が長い】ごく一部の技
・ジャイアントスイング(←↙↓↘→P)
・スプラッシュ・SSD(↘↘P+K)
この2つは明確に長い。当時は難しかったからだろうか。
これを利用した歩きジャイスイやホバースプラッシュは重要テクニック
レバーレスだけの特殊入力
レバーではできない入力法が使えるのはレバーレスの魅力。
主に左右同時押しや上下同時押しでニュートラル扱いになる(両方のボタン入力が相殺して消える)性質を利用している。
他の方向は消えないので、左と下が入った状態で右を追加すると、コマンド的には
↙↓
になる。うまく使うことで一部の技が非常に出しやすくなる。
横下(←↓ or →↓)コマンド
順歩翻袴・掣燕掛塔・柳手掛塔(←↓P+G)やロードロップキック(→↓K)がめちゃくちゃ簡単に出る。
入力は
左 ⇒ 左+下 ⇒ 左+下+右
と押すボタンを増やしていくだけ。最後の右が入った時点で左右が相殺され下だけが残るので、コマンド的には
←↙↓
と認識される。超簡単で、順歩翻袴や掣燕掛塔は全く失敗しない。ロードロップですら9割方出る。下Pから出すのも余裕。
ちなみにロードロップは全体の入力猶予がかなり少ないので、ずらし押しぐらいのスピードで入力、最後のレバーとKは同時押しぐらいを意識すると出やすくなる。
波動拳コマンド(↓↘→)
↓↘→P(挑腕撩拳)はレバーだとかなり出にくい技だが、レバーレスだと意外と簡単に出る。そして特殊入力をすると超簡単になる。
入力は
下 ⇒ 下+右 ⇒ 下+右+上
とボタンを増やしていくだけ。最後に上下が相殺するので、コマンド的には
↓↘→
になる。全然ミスしないレベル。
ちなみにマシンガンニーリフト(↓→K)でこれをやっても出ない。ガンニーは斜め入力が入るとダメなようだ。
この入力を頑張れば、レバーでは人間には不可能に近い下Pからの挑腕撩拳も最速で出せる。下Pの後に急いで→→を入れてからさっきの入力をするだけだが、特殊入力なら間に合う(といってもムズい)。
実戦で使われたことなんか無いのでどれぐらい強いか分からないけど、状況と足位置次第ではヤバイ連携になりそうな気配。そこまで強くなかった。下Pヒット後でも相手の最速ヒジとかに簡単に負ける。反応が遅い前提なら面白いけど、一発ネタの域を出ないか。
しゃがみダッシュ
入力コマンド
VF2.1でしゃがみダッシュと認識してくれる入力方法はふたつ。
①↘N↘
②↘↓↘
VF5 R.E.V.Oなどでは、もっと他の要素が入ってもしゃがみダッシュ認識してくれるが、VF2.1は厳しい。
①↘N↘
これが本来のしゃがみダッシュコマンドだが、非常に難度が高い。というのも、他の要素が入ってしまうとしゃがみダッシュにならないのだ。つまり
・↘N↓↘(2回目が下を通って右下)
・↘N→↘(2回目が下を通って右下)
・↘↓N↘(1回目の戻りに↓を通ってニュートラル)
などではしゃがみダッシュと認識されない。1回目の右下入力からニュートラルに戻る際も他要素が入ってはいけないことに注意。
こんなに難しい入力をなぜ使うかというと、ジェフリーとウルフのホバースプラッシュ。ホバーSSDのためだ。
しゃがみダッシュで上段技をくぐりながら一気に近づき投げる。しかもスタート位置より遠くからでも届く。使いこなせばこのゲーム最強の投げ技の一角に入るだろう。
このホバースプラッシュは↘N↘P+Kで出さないと出ないため、重量級使いはマスターしたい。レバーに比べれば出しやすいはずだし、左右の成功率も(ボタンを押すだけなので)変わらないはずだ。せっかくレバーレスを使うならぜひ取り組んでみて欲しい。
ちなみに揚炮や順歩冲掌などは↓や→があっても大丈夫。ホバーじゃないスプラッシュやSSDも大丈夫。厳しいのはしゃがみダッシュだけ。
②↘↓↘
ほとんどの場合はこっちを使う。難度が全く違う。
↘が入った状態(入れっぱなしでもOK)から↓↘と入力して出す方法。
連続しゃがみダッシュをする場合もこの入力で、Gボタンと組み合わせて使う。
注意点としては、ニュートラルが入ってはいけないこと。
・↘N↓↘
・↘↓N↘
などでは出ないことに注意。
レバーレスでこの方法でしゃがみダッシュをする場合、運指としては
・下+右 ⇒ 下 ⇒ 下+右
※下を押したまま右を2回押す
・下+右 ⇒ 下+右+左 ⇒ 下+右
※下を押したまま右を押し、そのまま左を押して離す
の2種類がある(現状)。
どちらもコマンド的には
↘↓↘
と認識される。
②は左右同時押し相殺のテクニックを使っている。状況にもよるが、基本的に①の方が楽だろう。
②が登場するのは
・2P側の時に左右反転させて使う(薬指の細かい動きが苦手な人用)
・白虎を使う(そのまま←→Pにつなぐ)
ぐらいかもしれない。
先行入力での立ち○○
これが一番厳しい。やることはさっきの簡易入力を立ち技の硬直中に入力するだけだ。ただし硬直が解けるまでに入力を完了するスピードが必要。
硬直の長い技からなら難しくないが、立ちPから出すのは練習が必要だろう。
【ラウの斜上掌とシュンの月牙叉撃】
このふたつはしゃがみダッシュのコマンドを流用できるので実践投入可能なレベル。
立ちPのあとに↘↓↘とすぐに入れ、そのままPを押すだけ。状況を見てから出す出さないを決めるのは難しいが、決め打ちならP後すぐに↘に入れてしまい、あとは↓↘Pと入れれば良いので、練習すれば最速で出せるレベル。
【アキラの白虎双掌打】
さすがにコマンドが忙しい。基本的な入力は
↙↓↙←→P
なので特殊入力を使う前提のボタン操作は
左+下 ⇒ 左+下+右 ⇒ 左+下 ⇒ 左 ⇒ 右
となる。
左下入力を作ったまま右を押して離し、下左の順で離して右とP
という運指だ。
躍歩からなら最速で出せる範疇だが、立ちPからとなると難易度が跳ね上がる。
楽な入力方法が開発されないと厳しそうだ。
ファジーガードをどうするか問題
ある程度全体硬直の長い技ならば、↓↘↓↘で間に合いそうだ。それか下Kキャンセルで代用する方が安定するだろう。リオン?気合いでなんとかしよう。
今後の展望
レバーレスの入力特性を生かした特殊入力で出しやすいものが見つかれば、立ちPからの最速立ち白虎も楽になるかもしれない。ここがクリアされないと、アキラをレバーレスで使うのはためらわれる。
今後の研究に期待したい。私がやることになるんだろうけど。
