創作瞑想 童話絵本&音楽 / わんあいどの物語👁️ 8. ランチボックス
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ひとりじゃないって、こんなに安心するんだ。
あれから菩提目樹の丘で
僕とチューリップさんは色んなお話をしたんだ。

「ねえ、音楽ってどこにあるか知ってる?」
「おんがく?」
「そう。そこはどんな願いも叶って、みんなが楽しく幸せに暮らしている、この世の楽園なんだって。」
「チューリップさんは知ってるの?」
「ううん、知らない。蝶さんにお話を聞いたの。」

「音楽」を見つけたら
チューリップさんは喜んでくれるかなぁ…。
どんな願いも叶うなら、もしかして
お母さんにもう一度会えるかな…。
そう思ったら、僕は「音楽」にとっても行きたくなった。

「僕がその音楽を探してくるよ。」
「え?」
「音楽が見つかったら、僕と一緒に音楽に行こうよ。」
「本当に!?」
「うん。」

「嬉しい!わんあいど君ありがとう!」
「う、うん!」
チューリップさんの笑顔に僕はどきどきした。

「でも一人で待ってるの、寂しくないかな?」
「え?全然!」

「^^?」
「……(ちょっと悲しい…)」

こうして僕は音楽を探しに出かけたんだ。
ランチボックス
すぐ忘れてしまうんだよ
僕たちはこの感動を
時間という魔物に追われて
誰だって、誰にもわかって貰えない苛立ちを
ランチボックスに詰め込んで
丘の上を目指すんだ
僕はこの気持ちに縋り付きたいんだ
僕の生まれた訳を詰め込んできたつもりさ
君とあの海の見える懐かしい風の吹く丘で
もう一度出会う
その時は
僕のランチボックスの中身を
半分分けてあげるよ
だから
君のランチボックスも開けて欲しいんだ
例え何も残ってなくても構わないから
僕はきっと君にだけ、わかってもらいたい苛立ちを
ランチボックスに詰め込んで、丘の上を目指すんだ
僕はこの気持ちを大事に育てたいんだ
僕の生まれた訳もきっと其処にいる気がするんだ
君とあの海の見える懐かしい風の吹く丘で
もう一度出会う
その時は
僕のランチボックスの中身を
半分分けてあげるよ
だから
君のランチボックスも開けて欲しいんだ
例え何が入っていたとしても
受け止めてあげられるから
すぐ忘れてしまうんだよ
僕たちはこの感動を
時間という魔物に追われて
