創作瞑想 童話絵本&音楽 / わんあいどの物語👁️ 9. 終わりの森
前回↓
物語をまとめたマガジン↓

ここは終わりの森、深い樹海だ。
最近、一つ目族の奴らがこの先にある終わりの海を目指して、
ここにやってくるようになった。
「終わりの海で入水自殺すれば、永達の楽園に行くことが出来る」
という、ばかげた教えを信じてやってくるらしい。
本当に世も未だ。
中途半端に脳みそが発達するっていうのは、ろくなもんじゃない。

俺様はなつめとまつめ。
もうずいぶん長いこと生きている。
あいつらは俺様のことを「化け猫」と呼んでいるようだ。

ん?また新入りか?
まだ子供のようだ、迷い込んだのか?
しょうがない、ちょっと脅かして追い返してやろう。
なに俺様の姿を見たら、誰だって怖がって引き返すからな。


終わりの森
さぁもう行こう
無邪気なままの瞳で
あの森へ着く最終便の貨物船
行く先も多分
あなたには分かるはずでしょ?
あの笑い声をもう一度聴けたなら
もう何も怖くないの
あなたと二人でいれば
もう何も怖くないの
