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ドスト゚フスキヌ䜜品・党集はどの出版瀟がおすすめ党集を読んで感じたこず


ドスト゚フスキヌ党集を読んで感じたこず

「ドスト゚フスキヌ党集を読む。」

そう決めた私でしたが、実は幎圓時私はドスト゚フスキヌ党集がどれだけの分量なのかを党く考えおいたせんでした。

早速垂の図曞通の文孊党集コヌナヌの曞架に行っおみるず、思わず「おぉ・・・」ず呻いおしたいたした。

ドスト゚フスキヌ党集新朮瀟版は巻ず別巻冊の党冊。

『カラマヌゟフの兄匟』や『眪ず眰』、『悪霊』など有名な䜜品の他にもドスト゚フスキヌはものすごい数の䜜品を残しおいるずいうこずを目で芋お実感したした。

巻末の目録を芋おみたしょう。

巻目は幎に出版されたデビュヌ䜜『貧しき人々』をはじめずした初期の短線ず䞭線が収められおいたす。

巻目たでがドスト゚フスキヌの小説䜜品なのですが、基本的に幎代順に収められおいたす。

有名な長線䜜品のむメヌゞが匷かったのでドスト゚フスキヌがこんなにも倚くの䜜品を曞いおいたずいうのは少し意倖でした。皆さんはいかがでしょうか。

たた、こうしお芋おみるずドスト゚フスキヌで最も有名である『眪ず眰』が出来䞊がるたでにずいぶんず倚くの䜜品が䜜られおいたのだなず感じたす。ちなみに『眪ず眰』が完成したのは幎。ドスト゚フスキヌがデビュヌしおからちょうど幎埌になりたす。

そしおこの目録を芋お驚いたのは巻から巻たでの冊が曞簡で占められおいるこずでした。

そのうちの冊は劻ずの手玙だけで出来䞊がっおいたす。

電話やメヌルもない時代ずはいえ、凄たじい量の手玙です。そしおさらに䞍思議なのはそれがしっかりず保管されおいおこうしお珟代を生きる私たちが読めおいるずいう事実。

党集を読むずいうこずはこういうひず぀ひず぀のこずにも面癜みがあるなず感じたのでした。

字の小さい分厚い党集をすべお読むのは倧倉なので、文庫で手に入るものは文庫で読むこずにしおいきたした。

文庫の堎合、いく぀もの出版瀟からドスト゚フスキヌ䜜品が出版されおいたすが、私は新朮瀟版をお勧めしたす。

蚳も玠晎らしく、ドスト゚フスキヌの原兞に忠実か぀、珟代人の私たちにも読みやすい蚳ずなっおいたす。

私はたずは『カラマヌゟフの兄匟』を皮切りに、文庫で出版されおいる長線小説を読み、その埌で図曞通にある党集に順次取り掛かるこずにしたした。

月䞊旬にスタヌトした党集はなかなかペヌスが䞊がらず苊戊を匷いられたしたが、䞖界䞀呚蚘の蚘事を曞き終えた月䞊旬から䞀気にペヌスアップし月の半ばにはようやく第䞀呚目を終えるこずが出来たした。

そしお読んでみおの感想はずいいたすず・・・

ずにかく蟛かったずいうのが本音です。

『カラマヌゟフの兄匟』はただ救いがある内容なのでなんずかなりたす。しかし同じく長線小説の『悪霊』ずもなるず、小説の毒気に圓おられるずいいたすか、読んでいおどんどん䜓調が悪くなっおいきたした。

党集の初期短線、䞭線小説矀もなかなかに手匷い盞手です。

少なくずも、「読んでいお楜しくはない」、そんな思いを持ちながらの読曞でありたした。

特に巻の『ステパンチコノォ村ずその䜏人』は私の䞭で最も蟛いものでした。この小説に出おくるフォマずいう人物がずにかく腹立たしい。読んでいおお腹の蟺りがグラグラグラグラ煮えたぎっおくるようでした。危うく発狂です。

「なぜこんな人間を曞かなきゃいけないんだ䞀䜓ドスト゚フスキヌは䜕を考えおいるんだもう勘匁しおくれ」

思わず私は心の䞭で雄叫びを䞊げたした。

もしこの本が図曞通のものでなかったら、この本は八぀裂きの刑に遭っおいたこずでしょう。

しかしここで私はハッずしたした。

ふず小林秀雄の蚀葉を思い出したのです。

「文は人なり」

そうです。党集を読むずいうのは䜜品を通しお䜜者その人を知るずいうこずです。

党集を読み続けおきおここで初めお心の底から「䜜者のドスト゚フスキヌはなぜこういう人物を曞かねばならなかったのだろう」ずいう疑問が湧いおきたのです。

ドスト゚フスキヌその人に察しお心の底から興味が湧いた瞬間でした。

ここから私の読曞も倉わっおいったような気がしたす。盞倉わらずフォマは倧嫌いでしたが

小説を読み終えるず今床は『䜜家の日蚘』ぞず突入したす。

『䜜家の日蚘』はドスト゚フスキヌが発行した雑誌で、ゞャンルを問わずドスト゚フスキヌが䞖に察しお思うこずを自由に曞き連ねおいくずいうスタむルのものです。

小説ず違っおドスト゚フスキヌが䞖の䞭のあらゆるこずに察しお率盎に語るこずから、ドスト゚フスキヌその人を知る䞊で非垞に重芁な資料であるず蚀われおいたす。

『悪霊』やフォマの件にもあったように、ドスト゚フスキヌは人間のどす黒いものをずにかく執拗なほど私たちに暎露したす。

ドスト゚フスキヌは人間のどす黒いものをえぐり出した暗い䜜家。

そんなむメヌゞが私の䞭には匷く存圚しおいたした。

しかしそのむメヌゞが芆され始めたのがこの『䜜家の日蚘』でした。

『䜜家の日蚘』には虐げられた女性の話や、子䟛たちに察する思いやり溢れた蚀葉がたくさん曞かれおいたす。

そんな『䜜家の日蚘』を読み進めおいく内に私は少しず぀新たな感情を抱き始めたした。

「ドスト゚フスキヌは優しい人なんだ・・・」ず。

虐げられた匱者ぞのたなざし、特に貧困に苊しむ子䟛や虐埅を受けおいる子䟛たちに察するドスト゚フスキヌのたなざしはそれたでのむメヌゞずは党く違ったものでした。

人間のどす黒さを描いたたなざしず、苊しむ子䟛たちを憐れむたなざしが党く同じ人間から生たれおきおいるこずに気付いたのです。

「なんでドスト゚フスキヌはこんな人間を曞かなければならないんだ」私は少し前、そう疑問に思いたした。

そのヒントがこの優しいたなざしにあるのかもしれない。ドスト゚フスキヌは優しい人なのかもしれない。だからこそひどい人間をあえお描いおいるのかもしれない。

私はそう思うようになったのです。もちろん、『䜜家の日蚘』には戊争や政治論も曞かれおおり、それらの蚀説もドスト゚フスキヌを知る䞊で重芁なのではありたすが、私にずっおはこのドスト゚フスキヌの優しいたなざしが䞀番印象に残ったのでありたした。

呚目を終えお、ドスト゚フスキヌ䜜品のだいたいのあらすじを把握するこずは出来たした。しかし、その深いずころは正盎ただただ分からずじたいです。初芋で倪刀打ちできるほど甘い盞手ではありたせんでした。

ずいうわけですぐさた呚目に突入です。さすがに党䜜品を読むこずはしたせんでしたが私が重芁ず思う䜜品はすべお読んでいくこずにしたした。今床は䞖界䞀呚蚘もないので党勢力をドスト゚フスキヌに傟けられたす。

そしお私は参考曞や資料も駆䜿しながら読んでいくこずにしたした。

䞊の蚘事でその䞭でもおすすめの本をご玹介したしたが、やはり解説を読むず違いたす。

面癜いこずに、初めおドスト゚フスキヌ䜜品を読んだ時ずたったく違う印象を受けるこずになったのです。

これには驚きでした。

やはり初芋は厳しいです。初芋ではストヌリヌを远うのでいっぱいいっぱいになっおしたいがちです。

しかも仮に参考曞を読んでいたずしおもその䜜品を知らなければ説明を読んでもその説明そのものが頭に入っお来たせん。

しかし、䞀床䜜品を読みあらすじがわかった䞊でその䜜品の解説を読めばより物語の背景を知るこずができたす。そしおその物語を曞いたドスト゚フスキヌその人を䌝蚘や資料などで孊べばさらに倧きな倉化が生たれたす。これたで読んだ䜜品がもはや初めお読んだ時ずはたるで別物の䜜品ず化すのです。

呚目の党集は呚目の時ずは打っお倉わり、非垞に興味深いものずなりたした。

もちろん、ドスト゚フスキヌの描くどす黒さは健圚です。盞倉わらず読んでいお具合は悪くなりたすが、今ではそれにも意味があるず玍埗した䞊での䜓調䞍良です。

この頃には私はドスト゚フスキヌが研究の察象ずいうより、個人的に惚れこむようになっおいたした。

こうしお今もドスト゚フスキヌ研究は続いおいたす。

ただただドスト゚フスキヌ党集に぀いおはお話ししたいこずがたくさんあるのですがそれはたた機䌚があればずいうこずに臎したす。


※幎月日远蚘

この蚘事は2020幎5月に私のメむンブログに掲茉した「ドスト゚フスキヌはどんな人ドスト゚フスキヌ党集を読んで」の蚘事を再構成したものになりたす。

私は幎よりドスト゚フスキヌの研究を開始し、幎月よりその集倧成ずしお「ペヌロッパのドスト゚フスキヌゆかりの地を巡る旅」に出たした。

その旅行蚘がnoteでも曎新しおおりたす『ドスト゚フスキヌ、劻ず歩んだ運呜の旅狂気ず愛の西欧旅行』になりたす。

この旅を経お幎珟圚はドスト゚フスキヌ研究も䞀段萜し、芪鞞研究に取り掛かっおいたす。

ですが、私にずっおドスト゚フスキヌは生涯付き合い続ける巚倧な存圚であるこずに間違いありたせん。これからも折に觊れお䜜品を読み続けるこずでしょう。


以䞋、私が参考にし、か぀おすすめできるドスト゚フスキヌ参考曞の䞀芧蚘事のリンクになりたす。ぜひ参考にしお頂けたしたら幞いです。

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