Epomaker Ajazz AK820Pro|1万円くらいで買える沼への入り口
前回投稿した記事では私がキーボード沼に落ちるキッカケになった話を書いていましたが、こっちではそのキッカケになったキーボードをしっかりとレビューしていきます。
沼の話の方もまだ続いていくので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
前回の記事はコチラ↓
1.三行で結論だけ
1万円前後で買える75%コスパ系メカニカルキーボード
値段の割に安っぽく無いボディと澄み切った打鍵音
けどちょっと飽きやすいかも?
2.キーボード 概要
というわけで改めて、私が初めて買ったキーボードが
Epomaker Ajazz AK820Pro Gift Switch Ver です
値段は私が購入した当時でセール価格で8870円でした。
75%サイズで、Bluetooth接続、2.4Ghz接続、USBタイプCによる有線接続が可能なメカニカルキーボードです。特徴として、本体右上にはロータリーノブを、右下には1UサイズのTFTスクリーンを備えています。
最近はこのノブと小型ディスプレイを搭載したモデルが増えている印象です。流行ってる?
サイズは、横327mm、縦136mm、高さは底面からロータリーノブの一番高いところで42mm
スタンドが2段階あり、低い方のスタンドを出した状態で同じ場所の高さを測定すると48mm、高い方のスタンドを出すと54mmになります。
私は高さ20mmのリストレストを組み合わせて、低い方のスタンドを出して使用しています。リストレストが無いと手首がちょっと痛くなりやすいのは通常プロファイルのメカニカルキーボードあるあるだと思います。
軸はAjazz Gift Switch 45gのリニア軸でホットスワップ対応です。
キーキャップはPBT素材で印字はダブルショット、ライトグレーとグレーのキャップに差し色でマスタードイエローが使われています。
レイアウトはUS配列です。
ロータリーノブは「回す」「押し込む」の2つの動作ができ、デフォルトではそれぞれ音量調整とミュートのオンオフ切り替えに割り当てられています。
ボディはブラックで、樹脂製の筐体になります。そのため重量もサイズの割に軽く、約800gとなっています。
塗装はマットな質感になっており、樹脂製とは思えない印象で黒・ダークブラウン系のデスクには違和感なく溶け込めると思いますが、白やライトブラウン系のデスクだと少し浮いてしまいがちなカラーリングです。
明るい色が欲しい方には「White purple」のカラーリング設定もあるので、そちらがおすすめです。
3.打鍵音、打鍵感
メカニカルキーボードで一番大事だと言っても過言では無いのが打鍵音と打鍵感です。
ネットによくあるレビューでは打鍵音と打鍵感がごちゃ混ぜになってることが多いように感じるので、私のレビューではそこを分けてレビューしていけたらと思います。
打鍵音
まずは打鍵音から。
よくこのキーボードのレビューでは「コトコト系」であるとレビューされていますが、私は「コトコト」とは微妙に違っているように感じました。
このキーボードの打鍵音は「コトコト」ではなく「タコンッ」です。
いいですか?「タコンッ」です
「タコンッ」
「タコンッ」
キーを押すたびにこの澄み切った底打ちの音が響きます。
少し長い文章を書いたりしていると「タコタコタコン…タココッ」と気持ちのいい打鍵音が連続し、それだけで脳汁が溢れ出てきます。
おそらくこの打鍵音は、ガスケット構造とGift軸の組み合わせが効いているんだと思います。
気持ち良すぎて、「寿司打」の1万円コースで18200円分のスコアが取れました。
しかし、良い点ばかりではありません。US配列の特徴でスペースバーが異様に長いのですが、この長いスペースバーによって打鍵音が若干嫌に響く時があります。また、私の個体ではエンターキーだけなのですが、文章の締めに強めに叩くと、スプリングの音が響くことがあります。
この辺は値段相応なのかと思い納得はしていますが、使い続けていると不満が降り積もっていきます…
打鍵感
次に打鍵感に関してです。
まず、キーを押して底打ちした際の反発力をしっかりと感じることができると思います。
私は金属製ボディのキーボードを打ったことが無いので上手く比較ができませんが、樹脂特有の柔らかさとか、しなるような変な感触は一切なく、キーボードを通り越してデスクを直接キーで叩いているような底打ちの硬さがありました。
また、キーの押し心地も初体験です。
私が普段職場で使っているやっすいキーボードだと、「ただただスイッチを押しただけ」のような押し心地ですが、このキーボードは「私は今!文字を!打っている!!!」と強く感じることが出来る底打ちの気持ち良さがありました。
また45gという重すぎず軽すぎずな作動圧とリニア軸の特性のおかげか、とてもスムーズに文字を入力することができます。
このスムーズさと「文字を打ち込んでいる感」を両立しているのは本当にびっくりしました。
4.一ヶ月使ってみて
購入直後の打鍵音、打鍵感の素晴らしさに脳を焼かれ、キーボード沼にズブズブと沈んでいきながら一ヶ月使用してみました。
その結果
リニア軸に飽きちゃった
リニア軸のスムーズな文字入力と45gの作動圧による指の疲れなさに感激しながら一ヶ月間、家に帰っては仕事の手順書を打ち込みデータ化していく、仕事の勉強も全部iPadに打ち込んで出先でも確認出来るようにする、といった作業をひたすら行ってきましたが、ついにその日がやってきます。
いつものように手順書をまとめていたのですが、ふと手を止めて今の自分の頭の中を見てみると、購入時はあれだけ打鍵音と打鍵感に騒いでいたニューロン達が、「ああ、いつものこれね」と言わんばかりに静かにしていました。
飽きてしまったんです
こいつら
一ヶ月ちょっとで
確かにリニア軸の特徴として、引っ掛かりのないスムーズな押し心地があります。購入直後はその異次元の押し心地に感動していましたが、「引っ掛かりがない」「スムーズな」って、「あまり個性が無い」とも言い換えられるなって思ってしまったんですね。
次回、キースイッチ交換に手を出す
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