南関東重賞レース回顧2026・3月
※個人の主観が入っているので、ご了承ください。
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☆重賞レース一覧
3/10 大井・フジノウェーブ記念(1400m)稍重
12.9-11.0-11.0-11.8-12.9-12.6-12.8 1:25.0 上がり38.3
・展開 ティアラフォーカスが逃げ、外2番手にジョージテソーロ、外3番手にイグザルトが取りに行ったが控え、ナスティウェザーが入る。さらに、サトノテンペスト、好スタートのコパノパサディナが行って、早い形に。チカッパは好位のイン、後ろにライラボンド、外にナンセイホワイトが追走。前はかなり早く、ハイペースになった。
1着 ⑧ナンセイホワイト 安藤さん
スタートから中団の外に位置取り、コーナーで一気に外を進出して、直線で外を手応えよく伸びてきて勝利。位置取り、仕掛け、展開がすべて向いたように思える。安藤さんの好騎乗と見ていいのではないか。1400mへの距離短縮は初めてだったが、なんなく対応。距離適性の幅が広く、成長もしており、今後のレース展開の展望も開けたように思える。
2着 ⑨ジョージテソーロ 落合さん
出たなりで2番手を確保し、直線でもしぶとく粘って2着に入線。前受けして、厳しい展開ではあったが、持続力があったので、粘っていた。南関移籍が転機となって、好走しているので、今後のレースは、厳しいレースが続くと思うが、前々でしぶとさを生かせれば、通用できるのではないかと思う。
3着 ⑬ドリームビリーバー 藤田さん
道中は後方から、直線ではナンセイホワイトがコーナーから直線で通ったところの後ろをついていって、直線では伸びてきた。進路が空いた点と展開も向いたことも大きかった。人気サイドの馬ではないが、差し脚は安定しているので、展開が向けば突っ込んでくるという形というのは覚えておきたい。
次点 ⑤ライラボンド 飛田さん
中団の前目からコーナーでロスなく回して伸びてきたが、やや前受けだったせいか、伸びず。評価が難しい馬ではあるが、差し脚はあるので、立ち回りと展開が鍵となりそう。
・まとめ
前受け勢は、ハイペースとなり、ジョージテソーロ以外は全滅。実績あるチカッパも前受けして、直線では止まり、イグザルトも外を回され、ややスムーズに競馬をした組が上位に来たレースでもあった。当然、前受け組は巻き返しの余地はありますし、今後のレースでは面白くなってくるとは思う。
3/11 船橋・ダイオライト記念(2400m)良
12.8-12.6-13.3-13.6-12.8-13.3-13.2-13.2-12.4-12.5-13.9-13.6 2:37.2 上がり40.0
・展開 ジャスパーロブストが逃げ、ナルカミが2番手、デルマソトカゲが3番手、後ろにグランデマーレ、グロリアムンディ、内目にオディロン、セラフィックコールが追走。若干内を空ける形での全体の追走。向正面でペースアップし、ラストは上がりがかかる持続力向きのレースとなった。
1着 ⑨オディロン 吉村さん
スタートから中団の内目に位置取り、向正面のペースアップでも動かず、3コーナーから動き出して、直線では先に抜け出していたセラフィックコールを差せる形で入り、見事差し切った。吉村さんの展開を見ての騎乗の上手さが光ったレースでもあった。中央ではオープンでやや勝ち切れない競馬が多かったが、園田へ移籍してからは、パフォーマンスを上げたのではないかと思われる。
2着 ①セラフィックコール 吉原さん
スタートで出遅れ、ポジションを取りに行き、中団へ。向正面でじょじょに動いていき、4角でナルカミを交わし、先頭で入ったが、突き放せず、伸びあぐねたところをオディロンに差された形。自身の力は出しているようには見えるが、動いたタイミングがちょっと早かった分、差されてしまったようにも感じる。この辺は、展開のアヤのような感じもあるので、次走以降は、船橋以外だと、コース適性の点で苦手の部分があるので、大井や川崎だと、中々厳しいかもしれません。動かずに展開を待つ形の方がいいのかもしれませんね。
3着 ③カズタンジャー 川田さん
最後方から進めて、コーナーでは外を回して伸びていったが、ロスなく進んでいたオディロンとはやや開きがあった。直線では伸びてきたものの、前にいた2頭をかわすまでは至らず。今後に関しては、明確に強い要素が無く、詰めの甘さが課題になってくると思うので、勝ち切れない競馬が続く可能性もあるのではないかと。
次点 ④ナイトオブファイア 石川さん
後方から競馬をして、他馬と動いた形で、展開が向いているが、上位とは末脚も決め手が足りなかった。走ってはいるのだが、南関勢が相手ならと思える走りはしていますので、次走大井の重賞あたりに出てきてくれたらと思います。
・まとめ
インを空けて競馬をしていて、差し馬に優勢な馬場なので、動ける馬に展開が向いた印象が強かった。この中だと、逃げたジャスパーロブスト、外2番手のナルカミあたりは、ややスタミナが問われたので、距離を短縮してどうなるかと。最後に、オディロンは、どこかの番組と被ってしまいますが、あっぱれをあげたいと思います。
3/12 船橋・ネクストスター東日本(1200m)良
12.5-11.5-11.8-12.7-12.9-13.2 1.14.6 上がり38.8
・展開 ベイビークエストが逃げ、バーバリオンが2番手、3番手外にアトレーヴフェイス、好位の内にメイクセンス、外にフークアンビション、デーレーシトロンが追走。やや早めに刻んだ形になったか。
馬場は、外有利で差しが有利。ロスがなければ、内でも。
1着 ②メイクセンス 正重さん
好位のインのポジションからコーナーで押し上げて、ベイビークエストが内を空けたところですくって、直線では先頭に立ち、ラチから1頭分空けて、後続の追撃を抑えきった。ロスない位置取りと仕掛けのタイミングが良かったように思える。ただ、完璧すぎたというのも感じるので、若潮スプリントや優駿スプリントになると枠の差だったり、仕掛けのタイミングで取りこぼす可能性もあると思われる。
2着 ④デンデブリランテ 藤田さん
後方のインを進み、メイクセンスが上がっていった進路をたどって上がっていき、直線では外に出したが、前が壁ではあったが、そこから外に出して伸びてきたが、内をすくったメイクセンスには届かなかった。内外の部分の差や立ち回りの差というのは着差に響いた印象も受ける。船橋コースへの対応もしていて、レースを使うごとに成長を感じる内容で走っているようにも感じる。
3着 ⑥アトレーヴフェイス 昂さん
外の3番手から直線で伸びてきたが、前との差は詰まらず、逆にデンデブリランテに差されてしまった。レース内容としては外追走で伸びてきていたので、馬場傾向に即した形ではあったが、展開が速かった分、伸びあぐねたのではないか。詰めの甘さもあるので、距離感を上手く使うような形であれば、違った形の結果になるのではないかと思います。
・次点 4着 ⑤グルーヴィン 笹川さん
後方の外からコーナーで外を手応えよく上がっていったが、直線では脚色が同じになり、伸びす。やや忙しいかと思えたので、距離延長なら面白いのではないか。
・まとめ
やや早い流れになったので、前々で競馬をした馬には馬場傾向もそうだったが、厳しい結果となった。これが大井になったりすれば、コースが違いますので、結果もがらりと変わったりもするので、優駿スプリントで似たようなメンバーが走ったとすれば、巻き返しをみたいところ。若潮スプリントは、船橋の同条件になるが、馬場傾向が変わった時に、結果が変わる可能性は充分にあり得ると思いますので、メンバーと枠がどうなるかは注目しておきたい。
3/18 浦和・桜花賞(1500m)良
7.2-10.8-12.2-12.7-12.6-12.0-13.2-14.0 1.34.7 上がり39.2
・展開 アンジュルナが逃げ、トリップスが2番手も、少しずつポジションを上げていったブレイズエッジが2番手に浮上、好位内目にナーサリーテイル、外にアヤサンジョリーンと全体がばらけた追走、前半から早めに流れて、ラストはしぶとさ、持続力勝負となったか。
馬場は、内目が有利ではあるが、縦の距離感も強めか。
1着 ④アンジュルナ 野畑さん
好スタートから逃げの手を打ち、ブレイズエッジにマークされる形で4角では前に出られる形ではあったが、直線でも盛り返し、さらに離して勝利。好タイムで、ついてきたブレイズエッジをつぶしたという点でも強さというは盤石なものとなった。後は、距離延長での大井の東京プリンセス賞となるが、先手を奪われる状況だと勝てる可能性が上がりそうではあるが、1800mと外回りが自体は初めてとなるので、その辺がどうか。
2着 ⑪ブレイズエッジ 御神本さん
スタートから少しずつ出していってポジションを上げていき、アンジュルナの2番手を取りに行った。その後は、ずっとマークする形で進んでいき、この2頭でのマッチレースとなり、4角では前に出られる局面もあったが、直線では、逆に突き放された。門別のレースでは少しずつ成長を感じる内容で走っていたので、強くなっているところを見せてくれた印象。この先も面白い存在になっていくのではないか。
3着 ③グッドディーズ 正重さん
中団のインを追走し、向正面からポジションを上げていったが、前の2頭とは遠く、ナーサリーテイルとの3着争いを制して、浮上した。前がやや甘くなったところを差してきたので、展開の恩恵も受けたが、ばらけた展開でスムーズに競馬ができたというのも大きかった。距離に融通を効きそうな走りができているようには見えるので、今後も追いかけていきたい馬でもある。
・次点 4着 ②ナーサリーテイル 矢野さん
好位のインを取りに行って、積極的に前を追いかける形となったが、ラストは甘くなり、グッドディーズに差されてしまった。距離という部分に壁があるような印象を受けるので、母のアンブルサイドもそうだったのですが、距離を短縮した方がいいのかなと思えた。
・まとめ
早い流れで、地力差が直結する流れになったので、強い馬が強い競馬をしたとみていいのではないか。
「アンジュルナ」 >> 他路線 >> ユングフラウ賞の上位組
強さとしては、こういう図式になっているのではないかと思われる。2冠目の東京プリンセス賞では、ここに出てこなかったプリンセスデイジーがどこまでというところ。アンジュルナの1800mへの延長、ブレイズエッジ、グッドディーズの上昇度だったりと、その辺が入り混じって面白くなるレースになってくれるのではないかと思います。後、トリップスは、逃げなかったのが、一つの要因かなと思うので、今後の巻き返しに期待したいところです。
3/25 大井・京浜盃(1700m)稍重※雨
7.0-11.7-12.8-12.7-12.5-12.3-12.5-11.9-12.8 1.46.2 上がり37.2
・展開 アイリーズが逃げ、少し離れてロックターミガンが2番手、カタリテが外の3番手、内目にフィンガー、タマモフリージアがついていき、ゼーロス、最後方にサイカンサンユウが追走。ばらけた隊列だが、そこまで緩んでいる印象はなかったので、スロー気味での上がり勝負と見てよさそうか。
馬場は、内目が有利かなと思われる印象が強い。
1着 ④ロックターミガン 西村さん
スタートはそこまでだったが、押していって、アイリーズを見ながらの2番手を取り、4角で競りかけて直線では先頭に立ち、他の追撃もそこまでで悠々押し切った。初ダートの内容も良く、展開も向いた印象。羽田盃は、雲取賞の上位馬と対戦することになるので、スムーズな競馬ができれば、全然通用してもよさそうかなと思われる走りができていたか。
2着 ①フィンガー 戸崎さん
少しスタートを出負けして、好位の内のポジションを取って、4角では外に出して直線に迎えたが、ロックターミガンとの差は詰まらず、そのままゴール。加速という面では、ちょっと劣っていたのかなと思われる走りではあったし、相手が強かったと思えたなら納得なのかなと。スタートが良くなかったので、外枠だったら、もう少し変わるのかなと思いたいが何とも言えないと思います。
3着 ⑦カタリテ 高杉さん
外の3番手から前を追いかけてはいるが、前とは差が詰まらずそのままの入線に。ブルーバードカップの内容を考えても妥当かなと思われる結果。距離が短い分、好走したが、さらに距離延長だとやはり不安かなと思われる形の走りでもあった。JRAだと短い距離がいいのかなと思われますね。
・次点 4着 ⑥ゼーロス 笹川さん
スタートは良かったが、コーナーでは曲がれず、下げてのインを追走、勝負所では外を回っていったが、伸びはそこまで。もう少しスムーズであれば、また違ったが、さらに距離延長となると不安要素も多く、中々厳しい形になっていくのではないか。
・まとめ
頭数が少なく、隊列もそうそうに決まって、動かない流れだったので、前から強い馬が順当に決まったという形ではあった。羽田盃は、雲取賞の馬も出てくるので、どういうレースになっていくのか面白くなるといいかなと思います。地方勢もメンバーが集まるといいですね。
3/31 船橋・京成盃グランドマイラーズ(1600m)重※雨
12.3-12.4-12.6-12.7-12.2-11.8-13.0-13.4 1.40.4 上がり38.2
・展開 リコースパローが逃げ、少し離れてサントノーレが2番手、3番手外にウィリアムバローズ、内目にジョージテソーロ、外にライラボンドが追走。緩まずに進み、後半は持続力勝負という形になったか。
馬場は、内を空けているが、外差しまではいかず、前の残り目が強い。
1着 ⑧ジョージテソーロ 落合さん
スタートは出ていたが、出しては行かずに、好位のインを追走。後半のペースアップには遅れたが、直線で外に出して、ウィリアムバローズが外に膨れたところを中から手応えよく伸び先頭でゴールした。流れが向いた感じもあるが、好位に控えて、手応えよく伸びてくる芸当は、JRAの走りからすると驚きでもある。落合騎手が自在性があるといっていたが、実際、そうなのだろうなと感じる走りでもあった。南関相手だと展開によりけりな部分はあるが、上位に位置できる実力があると証明される結果となりました。変わったという可能性があるので、かしわ記念でもしかしたらと思わせるのかなと。
2着 ⑬ウィリアムバローズ 笹川さん
スタートから出していって、外の3番手を確保して、手応えよく進出したが、直線は外に膨れる形でやや伸びを欠いたところをジョージテソーロに差される形になった。もまれない条件で走ったので、休み明けの転入初戦ではあったが、及第点の内容ではないか。かしわ記念では、去年ほどのパフォーマンスは難しいかもしれないが、競馬のやり方次第では可能性があるのではないか。
3着 ①リコースパロー 澤田さん
積極的に逃げの手を打ち、自身のペースで進み、直線でも粘っていたが、手応えの差で3着まで。ただ、2番手のサントノーレに先着し、馬場の恩恵は受けていたが、南関の有力勢相手でも通用したのは、今後の展望が開けるのではないか。
・次点 4着 ⑨サントノーレ 石川さん
スタートから外の2番手につけたが、勝負所の手応えが良くなく、直線では伸びず。ちぐはぐな競馬だったようにも思えるが、この内容で走らないのは意外といったところ。騎手が合わなかったのか、ペースが合わなかったのか、不可思議な部分が多く、今後に不安を残す内容にもなった。
・まとめ
やや前残りの競馬になった印象で、後方に待機したキングストンボーイとゴールドレガシーには厳しい形となったので、今後の巻き返しに期待してみたいところ。勝ったジョージテソーロ、3着のリコースパローと新しい風が吹いてきているので、今後の南関の重賞レースが面白くなっていくのではないかと思われます。
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