生まれ変わっても自分がええな
「生まれ変わったら、別の人生を選びたい」
そう思う人もいると思います
もっと恵まれた家に生まれたかった
もっと要領よく生きたかった
もっと違う人生があったんじゃないか
そう思う瞬間は、誰にでもあると思います
私は逆です
生まれ変わっても、たぶんまた自分を選びます
別に、今までの人生に後悔がないわけではありません
むしろ、普通にあります
「あのとき、こうしておけばよかった」と思うことなんて、数えきれないほどあります
それでも、もう一度自分を選ぶと思います
順風満帆だった、わけではありません
振り返ってみると、
自分の人生は別に順風満帆ではありませんでした
小学生の時からほとんど友達はできませんでした
高校生の頃は、アルバイトを3つ掛け持ちしていました
海上自衛隊に10年いました
独立する直前まで、働きながら学校にも通いました
海外に行きたくても、行けない時期が長く続きました
10年間、海外に行けなかった私が、
仕事を辞めた瞬間に何が起きたのか
仕事を辞めました
海外で暮らすようになりました
2拠点生活になりました
ただ、2拠点生活は「海外に住みたい」と思っただけで始められるものではありませんでした
始める前に、自分の中で決めておいたことがあります
今は、働きながら大学にも通っています
たぶん、世間一般でいう「普通の人生」からは、
結構遠くなりました
安定を手放したこともあります
遠回りしたこともあります
思い通りにならなかったこともあります
それでも振り返ると、
面白い人生だったと思います
なぜなら、自分で選んできた人生だからです
「幸せだから自分がいい」だけではありません
ここが一番大事なところです
嫌だったことも、失敗したことも、
遠回りしたことも、全部含めて、
「あれがあったから、今の自分がいる」と思えます
だから、過去を全部消して、
もっと恵まれた人生に交換したいとは思いません
今が完璧だから、ではありません
あの遠回りも、あの失敗も、
あのときの自分なりの選択も、
全部今の自分を作っている材料だからです
なかったことにしたくありません
生まれ変わっても自分がいい理由
誤解してほしくないのは、
「同じ人生を、もう一度やりたい」
という意味ではないことです
同じ仕事をして、同じ場所に住んで、
同じ出来事を経験したいわけではありません
そうではなくて、
また自分で選びたい
また知らない場所に行きたい
また失敗したい
また「こっちじゃない」と思ったら方向を変えたい
また自分の人生を、自分で面白くしたい
同じ道をなぞりたいのではありません
また自分の意思で、選び続けたい
それだけの話です
人生は、もっと自由に選んでいいと思います
決まったレールの上を歩くだけが人生ではありません
安定を選んでもいい
海外に行ってもいい
会社員を続けてもいい
仕事を辞めてもいい
一つの場所に住んでもいい
2拠点で暮らしてもいい
正解は、たぶん人によって違います
だから私は、誰かの「普通」を自分の正解にしなくていいと思っています
最後に
「生まれ変わったら、もっと違う人生がいい」
そう思うことが悪いわけではありません
私だって、もっと楽な人生だったらよかったと思うことはあります
それでも、今の人生が完璧だから、自分がいいのではありません
自分で選び続けてきた人生だから、もう一度この人生を選びたい
生まれ変わっても、自分がええな
