AIへのお願いは、結局3つの定型文に落ち着いた。「確認する側の疲れ」のその後(すきま学習9)
「またゼロから説明してる」と気づいた夜から、AIへのお願いの言い回しをメモ帳にためてきました。気づけば、日常的に使うのはほぼ3つだけになっていました。今日はその3つを公開します。
前回の記事はこちらです。
背景
以前、AIの出力を「確認する側の疲れ」について書いたとき、確認しやすくしてもらうお願いが型になったら公開しようと思います、と書きました。
その後、テンプレート集の記事で「よく使う指示のひな形を2〜3個メモ化した」ところまで書きましたが、使い込むうちに中身が3つに固まったので、今回はその中身の話です。
実際にやったこと(私の3つの定型文)
そのままコピペで使える形で書きます。自分に当てはまりそうか、チェックリストのつもりで見てみてください。
1.「まず要点を3行で。詳しい説明はそのあとに」
長い答えを最初から最後まで読んでいた人向け。要点が先に来ると、続きを読むかどうかを3行で判断できます。私の場合、調べ物を頼むと画面いっぱいの答えが返ってきて、読む前に疲れていたのが、いまは「3行読んで、続きはあとで」ができるようになりました。
2.「全部やらずに、最初のひとつだけやって見せて」
頼んだ作業が方向違いの大作になって返ってきたことがある人向け。以前、記録メモの整理を頼んだら想定と違う分け方で全部整理されて、確認とやり直しで逆に時間がかかったことがありました。最初のひとつを見て軌道修正すれば、やり直しても被害が小さく済みます。
3.「自信がないところは『ここは自信がない』と正直に書いて」
全部を同じ濃さで疑って疲れていた人向け。自己申告が完璧ではないにせよ、確認の力の入れどころに濃淡を付けるきっかけになります。実際に使ってみると、日付や数字が絡む部分に「自信がない」の印が付きやすいので、そこだけ自分で確かめるようにしています。
種明かしをすると、この3つは前回書いた工夫3点(小さく出してもらう・要点先出し・確認の濃度に差をつける)を、そのまま「コピペで使える一文」にしたものです。
気づき
定型文の効果は、AIの答えが良くなることより、自分の疲れ方が変わることでした。私の場合、以前は1日3〜4回あった指示の打ち直しがほぼゼロになり、長い出力を頭から全部読む場面も減りました。確認作業が「全文チェック」から「3行読んで、あやしい所だけ深掘り」に変わった感じです。
※使っているAIやツールによって効き方は違うと思うので、「そのまま効かなかったらごめんなさい」くらいの気持ちで置いておきます。
同じ状況の人へ
AIの答えの確認に疲れている人は、答えの質を上げる工夫より先に、「自分が確認しやすい形で出させる」工夫を試してみてください。上の3つはどれも一文で、覚えるコストがほぼありません。
次に試すこと
4つ目の定型文ができたら、また追記しようと思います。いまのところの候補は「途中で前提が変わったら、変わったと教えて」です。
みなさんがAIによく言う「口癖」があれば、コメントで教えてもらえたらうれしいです。
育児中のITエンジニア会社員。育休を、家族と学びを積み上げる期間にできるか実験中です。
