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AIは速いのに、私が追いつかない。「確認する側の疲れ」との付き合い方(すきま学習7)

寝かしつけ後の30分、AIに頼んでおいた作業の結果を確認していて、ふと気づきました。作る時間より、確認する時間のほうが長い。 AIは数分で成果物を出してくるのに、それを読んで、確かめて、直してもらう私のほうが、完全にボトルネックになっています。

背景

育休中の学習として、AIと一緒に自分用の小さな開発や記録づくりを続けてきました。前回の記事に書いたとおり、AIとの付き合い方は「聞き方の工夫」から「渡す情報の設計」へと変わってきて、任せられる範囲はどんどん広がっています(前回の記事は本文末にリンクを置きます)。

ところが任せる量が増えると、今度は別の問題が出てきました。出てきたものを確認する側の集中力が持たないのです。すきま時間の30分で、AIの成果物を細かく読み続けるのは、正直かなり疲れます。

そういえば先日、海外の開発者コミュニティで「AIのコードレビューが私たちを消耗させている」というエッセイを見かけました。AIが速くなるほど、人間の注意力のほうが希少資源になる、という話です。疲れているのはうちだけではないようです。

実際にやったこと

わが家のすきま時間でも回るように、確認のやり方を3つ変えました。

  • 小さく出してもらう: 「全部できたら見せて」ではなく、区切りごとに見せてもらう。30分で確認しきれない量を受け取らない

  • 要点を先に言ってもらう: 「何を変えたか」「自分で不安な箇所はどこか」を先頭に書いてもらうと、確認の重点が絞れる

  • 確認の濃度に差をつける: 間違っても取り返しがつくもの(自分用のメモや下書き)はさっと読む。取り返しがつきにくいもの(消える・壊れる系の操作)は疲れていない時間に回す

3つ目は、育児でAIを使うときに決めた「間違えたとき取り返しがつくかで線を引く」という考え方と、結局同じところに落ち着きました。

気づき

AIに任せる技術の半分は、「確認を楽にする技術」でした。

  • 速さの恩恵は、確認が追いつく範囲でしか受け取れない

  • 「全部同じ濃度で確認しよう」とすると破綻する。濃淡をつけるのは手抜きではなく設計

  • 疲れているときの確認は精度が落ちる。眠い夜は確認を翌朝に回す勇気も必要でした

同じ状況の人へ

AIを使い始めて「なんだか前より疲れる」と感じている人は、任せ方ではなく受け取り方を見直すといいかもしれません。小さく受け取る、要点から読む、濃淡をつける。すきま時間しかない生活でも、これだけでだいぶ楽になりました。

次に試すこと

「確認しやすい形で出してもらう」ためのお願いの仕方を、少しずつ定型文にしていこうと思います。うまく型になったら、また記事にできたらと思います。

参考

シリーズ前回の記事はこちらです。

みなさんはAIの出てきた結果、どこまで確認していますか。「ここは読み飛ばす」の基準があれば、コメントで教えてもらえたらうれしいです。


育児中のITエンジニア会社員。育休を、家族と学びを積み上げる期間にできるか実験中です。

#AI #学習 #育休 #すきま時間 #AI活用 #子育て

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