「山椒魚」 井伏鱒二
太宰治が井伏鱒二の山椒魚を絶賛していたという記事を読み、興味が出たので読んでみた。
山椒魚は穴の中で成長し、そこから出られなくなってしまう。
その穴の中にたまたま入り込んだ蛙を、穴から出られないようにしてしまう。
しかし蛙は、そんな山椒魚を恨んでいないと言った。
人は傷ついているから人をも傷つけてしまう。
蛙はそこに同情というか共感というか、諦めのようなものを感じたのかもしれない。
ハウルの動く城で、自分に呪いをかけた荒地の魔女の世話をソフィーがしたように。
ソフィーが荒地の魔女の世話をなぜしたのか、ずっと腑に落ちずにいた。
しかし、山椒魚を読んで、何か通ずるものを感じた。
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