🤖大作曲家の忘年会(くだらない話第3弾)
上記シリーズのスピンオフ
忘年会版をAIと一緒に考えてみた。
※くだらなさすぎる話なので、時間を無駄にしないため、閲覧注意です。
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12月。
大作曲家株式会社の社員に、人事部からメールが届いた。
件名:忘年会出欠確認のお願い
今年も忘年会を開催いたします。
今週金曜日までに出欠をご回答ください。
最初に返信してきたのはモーツァルトだった。
「参加します! 二次会ありますか?」
まだ一次会の人数も決まっていない。
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ベートーヴェン。
「出席する。」
人事は少し意外に思った。
「ありがとうございます。お席の希望はありますか?」
「俺の隣にゲーテを座らせろ。」
「ゲーテさん、弊社じゃありません。」
「招待しろ。」
「社員限定です。」
「では俺を一番いい席にしろ。」
「上座ということでしょうか?」
「違う。俺が座ったところが上座だ。」
人事は返信しなかった。
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ブラームス。
「欠席。」
理由欄は空白だった。
人事が確認すると、
「行きたくないからだ。」
とだけ返信が来た。
承知しました。
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チャイコフスキーからは長文だった。
「大変申し訳ないのですが、今回は欠席させていただいてもよろしいでしょうか。私が欠席することで皆様にご不快な思いをさせることがないか――」
人事は、
「もちろん大丈夫です。欠席で承りました」
と返信した。
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ショパン。
「欠席します。」
これは想定内だった。
人事は参加者を増やそうと、余計なことを書いた。
「今年はリストさんも参加されます。久しぶりにお話しされてはいかがでしょうか」
すぐに返信が来た。
「なおさら欠席します。」
人事は、それ以上聞かなかった。
⸻
シューマンも欠席だった。
「ショパン君も行かないそうなので。それに、大人数の宴会は少し苦手です」
人事は出欠表を眺めた。
モーツァルト ○
ベートーヴェン ○
リスト ○
ワーグナー ○
ショパン ×
シューマン ×
ブラームス ×
チャイコフスキー ×
人事は思った。
なんで濃いやつしか来ないんだ。
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忘年会当日。
開始15分。
モーツァルトは、すでに別部署の社員三人と友達になっていた。
そして当然のようにベートーヴェンの隣に座った。
「ベートーヴェン、二次会行こうぜ!」
「行かん。」
「じゃあ三次会は?」
「なぜ二次会を飛ばした。」
「俺たち仲良しだよな!」
「違う。」
「照れんなって!」
「うるさい。」
人事は席順を決めた自分を責めた。
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そのころ、リストが店のピアノを見つけた。
「ところで、フレデリック来ないの?」
人事は一瞬黙った。
「……ショパンさんは欠席です。」
「そうなの? 俺あいつのエチュード弾こうと思ってたのに」
人事は思った。
たぶん、それを本人には言わないほうがいい。
リストがピアノに向かう。
華麗な演奏に、店中から拍手が起きた。
モーツァルトが立ち上がった。
「すげぇ!次、俺!」
ベートーヴェンは腕を組んだ。
「くだらん。」
モーツァルトが振り返った。
「じゃあ、お前は弾かないの?」
「弾く。」
「弾くんじゃん!」
「お前は黙れ。」
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そのころワーグナーは幹事を捕まえていた。
「来年度の忘年会について提案がある。」
「もうですか?」
「まず専用劇場を建設する。」
「忘年会ですよ?」
「客席は二千席程度――」
「社員は二十八人です。」
「資金については国王に――」
「黙って鍋を食べてください。」
⸻
そのころ、ショパンは自宅で静かにピアノを弾いていた。
スマートフォンが鳴った。
《大作曲家株式会社 忘年会》
集合写真が送られてきた。
中央には満面の笑みのリスト。
その横でモーツァルトがピースをしている。
ベートーヴェンはなぜか怒っている。
後ろではワーグナーが何かを演説している。
メッセージが続いた。
リスト:
「フレデリック来ればよかったのに!」
既読 1
しばらくして、画面に表示された。
ショパンがグループを退出しました。
人事は見なかったことにした。
⸻
翌朝。
人事がショパンに声をかけた。
「昨日、楽しかったですよ。来年はぜひ。リストさんも、ショパンさんが来ればよかったのにと――」
ショパンは答えた。
「なおさら欠席します。」
人事は来年から、余計なことを言わないことにした。
(続く‥かも🤭)
