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【子育てに振り回されない私になる30日間】Day20 子育てが苦しいとき「もっと頑張る」は答えじゃない。

子どもがすぐ泣く。
ちょっとしたことで怒る。
何度声をかけても動いてくれない。

そんな毎日が続くと、
「もっと優しく声をかけなきゃ」
「もっと気持ちを受け止めなきゃ」
「もっと上手に関わらなきゃ」

と、私たちはつい頑張ることを増やそうとします。

育児書を読む。
SNSで検索する。
声かけを変えてみる。
褒め方を工夫してみる。

「次こそは、うまくやろう」と思う。

それでも苦しい。
何も変わらない気がする。
そんなことはありませんか?


私は保健師として、そして子育てをしている一人の母として思うことがあります。

子育てが苦しいときに必要なのは、
「もっと頑張ること」ではなく、
「もう十分頑張っていること」に気づくこと
かもしれません。


例えば、子どもがすぐ泣いて怒るとします。

おもちゃが思い通りにならない。
着たい服が洗濯中。
お菓子がもう一つ欲しい。
そんなことで泣き始める。

するとお母さんは、
「どうしたの?」
「大丈夫だよ」
「こっちにしようか」
「泣かないで」
と、一生懸命関わります。

泣き止ませようとする。
気持ちを切り替えさせようとする。
周りに迷惑をかけないようにする。
毎回、何とかしようと頑張るんです。
でも、ここで少しだけ立ち止まってみてほしいんです。

子どもが泣くことと、お母さんが毎回解決しなければならないことは、同じでしょうか。

子どもは悲しいから泣く。
悔しいから怒る。
思い通りにならなくて感情を出す。
それは、その子が今経験している感情です。

もちろん、抱っこが必要なときもあります。
安全を守ることも必要です。
気持ちを受け止めることも大切です。

でも、「泣かせないこと」までがお母さんの仕事ではないと私は思っています。

私も、いまだにこの状態に巻き込まれていることがあります。
それに、気づいて、違う違うとなっていたりします。


以前、私のセッションでこんなお母さんがいました。

最初は、
「子どもがすぐ泣くんです」
「癇癪が多くて困っています」という相談でした。

でも、お話を深めていくと、本当に苦しかったのは、
子どもが泣くことそのものではありませんでした。

「また泣いた……と思う自分が嫌なんです」
「泣き声を聞くと、もう対応できないくらい疲れるんです」
「一日中、子どもの機嫌に振り回されている気がします」

そんな気持ちが出てきたんです。

つまり、悩みは子どもの泣き声だったけれど、
つらさは、お母さんがずっと一人で悩みを抱え続けていたことだったのです。


ここで大切なのは、
「じゃあ頑張らなくていい」という話ではありません。

子どもに必要な手をかけることは大切です。
Day15でも書いたように、子育ては事前投資だと私は思っています。

必要な時期に、
必要なだけ手をかける。
気持ちを受け止める。
生活を整える。
一緒にやってみる。

それが未来につながることは、たくさんあります。

でも同時に、
お母さんが必要以上に背負わなくてもいいものまで抱えていることもあります。


「もっと優しくしなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」と思ったときこそ、

一度、自分に聞いてみてください。

私は、何のためにそんなに頑張っているんだろう?

子どもの機嫌をとるため?
家事をやらないといけないから?
仕事との両立?
夫婦関係?
周りからどう見られるか?

もしかしたら、
子どものために頑張っていると思っていたことの中に、

「失敗しちゃいけない」
「ちゃんとお母さんでいなきゃ」
という自分自身へのプレッシャーがあるかもしれません。

そこに気づくだけでも、子育ての見え方は少し変わるかもしれません。


子どもが泣いたとき、
「どうしたら泣き止むかな?」ではなく、
「私は今、何がつらいんだろう?」と自分にも目を向ける。

朝バタバタするとき、「早くして!」ではなく、
「私は時間に追われて苦しいんだな」と気づく。

それは、自分を甘やかすことではありません。

自分の状態を知ることです。

自分の状態が分かると、
必要な助けや手放せることも見えてきます。


今日の小さな問い

今日、「もっと頑張らなきゃ」と思った場面があったら、

その言葉を少し変えてみてください。

「もっと頑張らなきゃ」ではなく、
「私は今、何が一番しんどいんだろう?」

答えはすぐ出なくても大丈夫です。

「子どもの泣き声」
「朝の時間に助けがないこと」
「一人の時間がないこと」
「全部私がやっている感覚」

どんな答えでもいい。

その答えが、
これからの子育てをラクにするヒントになるかもしれません。


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明日はDay21
子育ての悩みを、「子どもの問題」だけにしなくていい。

子どものことで悩んでいると、
どうしても子どもを中心に考えてしまいます。

でも、その悩みの背景には、
お母さん自身の時間や働き方、家族との関係、生き方までつながっていることがあります。

明日は、そのつながりについて考えていきたいと思います。

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Mami | 保健師×ママ専門伴走者 子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!

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