仕事疲れが続く人へ。4つで整える夜と朝の最低ライン

夜23時、デスクの前で「また今日も何もできなかった」と思いながらスマホを見ていた。

平日が終わるたびにそんな夜が続いていた時期がある。睡眠も食事も、崩れていた。そのとき少しずつ試したものを、ここに書いておく。


1. まず「なぜ眠れないか」を知るところから——書籍『スタンフォード式 最高の睡眠』

知ったきっかけは、同僚が「これ読んでから寝る前の習慣を変えた」と言っていたことだ。

価格は1,500〜2,000円ほど。本を1冊買うだけの話なので、ためらわずに注文した。

読んでみて変わったのは、寝る前90分の過ごし方だった。それまで帰宅してすぐシャワーを浴び、すぐ横になっていた。本の内容を参考に、入浴のタイミングと照明を変えてみた。

3日目あたりから、布団に入ったあとの時間が短くなった気がした。「気がした」どまりで、睡眠計測をしたわけではないが、翌日の頭の重さが少し違った。

欠点を正直に言うと、読み切るのに時間がかかる。疲れている日でも読もうとしたが、結局ページが進まず積まれていた週が何度かあった。

忙しい平日に読み進める本ではなく、週末にまとめて読む使い方が合っている。

他のビジネス書でなくこれを選んだのは、著者が睡眠研究者であるという点だ。体験談ベースの本ではなく、研究をもとに書かれた内容が欲しかった。


2. 合わない人を先に書く——マグネシウムサプリ

まず欠点から伝えておく。量を間違えると、お腹が緩くなる。最初に多めに飲んだ夜、翌日の朝に後悔した。量は最初から少なめに固定するのが正しい使い方だと気づいた。

なぜマグネシウムを選んだかというと、外食が続く平日は食事だけでは補いにくいミネラルだと知ったからだ。コンビニ弁当が続く週は、特に意識して摂るようにしている。

価格は1,500〜3,000円/月の範囲で、毎日続けやすいコスト感だった。

使い始めて変わったのは、寝る前の体の張り感が少し落ち着いたこと。肩まわりのこわばりが「消えた」とは言えないが、布団に入ったときの感覚が以前より静かになった印象がある。

他のミネラル系でなくこれを選んだのは、用途のピントが合っていたからだ。糖質・脂質の代謝にかかわるという点で、食事が乱れがちな自分には理由のある選択だった。

不調が続く場合は、自己判断せず医療機関や専門家に相談することをすすめる。


3. 選んだ理由を先に——書籍『最高の体調』

この本を選んだのは、「眠れない」よりも「なぜいつも疲れているのか」の答えが欲しかったからだ。

睡眠だけを見直しても、食事や運動の習慣が崩れていたら疲れは抜けない。それを整理してくれる本を探していたときに見つけた。

読んで最初に試したのは、会議の前後の食事の取り方を変えることだった。昼食をコンビニで済ませる日でも、選ぶものを少し変えるだけで午後の眠気が変わった感覚があった。

読み終えた後、自分の生活を「睡眠・食事・運動」の3つに分けて見直す習慣ができた。

---3つに分けて見直す、それだけで整理できた---

欠点は、情報量が多く、すぐ実践できるものとそうでないものが混在している点だ。全部やろうとすると続かない。まず1つだけ変えると決めて読むのが正しい使い方だと思う。

価格帯は1,500〜2,000円ほど。


4. デスクに置いておくだけでいい——ミックスナッツ(小袋)

使ってみて変わったのは、15時前後のコンビニ行きがほぼなくなったことだ。

在宅の日も、オフィスの日も、午後になると甘いものが欲しくなる。その流れでコンビニに行くと、必要ないものを買ってしまう。小袋のミックスナッツをデスクに置いておくだけで、その動線が消えた。

1袋食べると、次のメールを処理するくらいの集中は続いた。

なぜ他の間食でなくナッツを選んだかというと、食物繊維・良質な脂質・たんぱく質を一度に補える点で、他の選択肢より理由がはっきりしていたからだ。

プロテインバーも試したが、ナッツのほうが仕事中に食べる動作として自然だった。

欠点は、食べ過ぎると摂取カロリーが想定以上になること。小袋タイプを選ぶのはそのためで、量を固定することが大切だ。

---小袋1袋を、デスクに1つ置く---

買い置きは週末にまとめて用意しておくと、平日の判断が楽になる。


今日やるなら、どれか1つを決める

4つ全部を一気に始めなくていい。

今の自分に一番近い悩みで選ぶといい。「眠れない・疲れが翌日に残る」なら本から。「食事が崩れている・外食が続いている」ならサプリか間食の見直しから始める。

まず1つを2週間続けてみて、それから次を足すかどうかを見る。

疲れている日でも続けられる最低ラインを1つ決めること。それが回復への最初の一歩になる。

なお、慢性的な不調が続く場合は、ここに書いたものでは対処できないこともある。専門家や医療機関への相談を後回しにしないでほしい。

---END---

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