学ぶたび、世界は少し面白くなる。|#この作品に帯をつけるなら
「それを勉強して、何の役に立つの?」
勉強には、つい目的や成果を求めてしまいます。
資格を取るため。
仕事に生かすため。
将来の選択肢を増やすため。
もちろん、それも大切です。
けれど、役に立つかどうかとは関係なく、知らないことを知るのは面白い。
朝霧あきさんのこちらの記事を拝読しました。
勉強が何の役に立つかということよりも、勉強すること自体が面白い。
そんな考え方に、あきさんらしさを感じました。
知らなかったことに出会い、自分の頭で考える。その行為そのものを楽しんでいるのだろうな、と。
近藤康太郎さんの『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』は、私も読んでいます。
文章の技術だけではなく、書くこと、読むこと、学び続けることが、生き方そのものにつながっていくような一冊でした。
少しでも世界を面白くするために、勉強する。
その気持ちが、私にも少しわかる気がします。
私の場合、世界を面白くするための方法は、きっと読書です。
noteを始めたばかりのころ、私は「言葉の数だけ世界が広がる話」という記事を書きました。
そして数年後、同じ思いをあらためて「言葉の数だけ、わたしの世界は広がっていく」という記事に綴りました。
私が本を読むのは、自分の世界を広げたいからです。
知らなければ、ただ通り過ぎてしまうものがあります。
名前を知ることで、見分けられるようになる。
言葉を知ることで、曖昧だった気持ちに輪郭が生まれる。
誰かの人生を読むことで、自分とは違う景色を想像できるようになる。
世界そのものは変わらなくても、学ぶ前とあとでは、見える景色が少し違っています。
わたしたちは、自分の知る世界しか、知ることができないから。
どうせなら、少しでも面白く、豊かな世界にしたいのです。
この作品に帯をつけるなら
役に立つかは、あとでいい。
学ぶたび、世界は少し面白くなる。
知りたいから、知る。
面白いから、学ぶ。
それだけでも、勉強する理由として十分なのかもしれません。
あきさん、世界を面白がるために学ぶ気持ちを思い出させてくださり、ありがとうございます。
喜木 拝
※この記事は、メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」の特典として、メンバーさんの作品に感想と帯コピーをお贈りするものです。

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