「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」をキャリア・人生に当てはめて本気で考えた話
私の好きな言葉に、あいだみつをさんの「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」というフレーズがあります。
これ、一見すると「どんな状況でも前向きに捉えよう」という、ふわっとした綺麗ごとのように聞こえるかもしれません。でも、キャリアや人生の選択に当てはめて考えると、めちゃくちゃ現実的で、ある意味すごく鋭い言葉だなと思うんです。
私にとって、この言葉には2つの解釈があります。
1つは、「不平不満ではなく、起きた出来事の捉え方を変えて、いま自分が満たされているものに光を当てること」。 そしてもう1つは、「世間一般が言う幸せ論ではなく、自分にとっての本当の幸せを見つめること」です。
仕事やキャリアで悩むとき、私たちはつい「世間一般で言われるわかりやすい正解」で自分の幸せを採点してしまいがちです。
「誰もが知る有名企業にいるから優秀」
「周りより評価されているから順調」
「同世代より年収が高いから成功」
世の中にはそういった「一般的に幸せとされる指標や基準」がたくさんあります。
ただ、そうやって世間体や他人の目に「幸せの基準」を委ねていると、どこまで行っても心が休まりません。誰かと比べて勝った負けたと一喜一憂したり、誰かの言葉や置かれた環境ひとつで自分の価値が揺らいでしまったりするからです。
他人の目線で、自分を採点しない生き方
人生の構成要素や、納得できる配分は人それぞれ違って当たり前です。
では、私にとっての「幸せ」とは何なのか。 今の私にとっての軸は、「母業(家族との時間)」と「仕事」。母業では、すべてが完璧ではなくても、自分が「大切にしたい」と思う時間や関わりを守れていること。仕事では、妥協せず期待以上の価値を届け、仲間とともに成長実感を得られていること。
この2つが、自分の中で心地よいバランスで満たされていること。それこそが私にとっての最高の人生であり、最高のキャリアです。
だから、「あの人はあんなに仕事で活躍している」とか、「あの人はあんなに丁寧な子育てをしている」なんて、誰かと比較する必要はどこにもありません。人それぞれ人生の構成要素も、納得できる配分も違うのだから、他人のモノサシで自分を測っても意味がないからです。
誰しも自分の幸せを追求する権利があるはずですし、そうあっていいと私は思っています。だからこそ、世の中の全ての人にとって「仕事に全振りすること」だけが幸せとは限りません。仕事は人生を構成する大きな要素の一つですが、人生の全てではありません。
仕事に情熱を燃やしてガツガツ走りたい時期があれば全力で走ればいいし、家庭や子育て、プライベートの比重が高まったら、しなやかに調整すればいい。私自身、今は仕事に熱中していますが、それも私が自分の意思で選んでいるバランスだからです。
限られた人生において、他人が作った「正解のキャリア像」に流されるのではなく、自分の意思で選び、納得して生きていくことが大切だと考えています。
どんな選択にもトレードオフがある。大切なのは「納得して選んでいるか」
そして、「納得感」を追い求めていく上で、切っても切り離せないのが「選択」と「トレードオフ」です。
何かを変えるという選択だけでなく、変えないという選択にも、すべての選択には必ず「トレードオフ」が存在します。
私が大手生命保険会社からリクルートへ転職し、さらにそこからフリーランスという道を選んだときもそうでした。
定年まで安泰の大手生命保険会社を離れるときは「圧倒的な安定感」を手放しましたし、リクルートを辞めて独立するときは、「大きな看板と守られた環境」を捨てるリスクを自分の意思で選びました。
世間一般の「安定」という基準で見れば、疑問に思う人もいたはずです。ですが、当時の私にとっては、手放すリスクを取ってでも飛び出すことこそが「納得感=自分にとっての正解」でした。
環境を変えることや挑戦することだけが正しいという話ではありません。「周りが転職しているから」と流されるのも違うと思いますし、一つの企業で着実に経験を積むことも、間違いなく素晴らしい選択であり幸せの形です。
どんな選択であれ、すべてを同時に手に入れることはできません。納得感ある選択をする上で私にとって大切だったのは、人と比較することではなく「トレードオフも理解した上で、その道を選択したいと思うかどうか」でした。
選んだ道を、自分の手で「正解」にしていく
「正解の道」が最初からどこかに落ちているわけではありません。あるのは「自分で選んだ道」だけであり、それを「これで良かった」と正解にしていくのは、その後の自分の心と生き方だけだと思っています。
どんな選択をしたとしても、思い通りにいかないことや壁にぶつかる瞬間は必ずあると思います。
ここで思い出したいのが、冒頭でお話しした「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」という言葉です。
起きてしまった出来事やトラブルそのものは変えられなくても、それを「最悪な出来事」にするか、「未来の自分を高めるための糧」にするかは、自分の捉え方ひとつで変えられます。
「この状況をどう意味づけるか」という主導権だけは、人に委ねない。
そうやって自分の人生の正解を、自分の心で決め続けるからこそ、途中で起きる挫折や遠回りすらも、最後はハッピーエンドに繋げるための「最高の伏線」に変換できるのだと思うんです。
「ここで泥臭くもがいた時間も、今後の人生のどこかで絶対に効いてくる」「この失敗・回り道も、後から回収する伏線にすればいい」
起きた出来事に、自分の手で「意味を持たせていく」かどうかは、どこまでいっても自分次第。 何をもって成功とするかも含めて、最後に決めるのは世間の評価ではなく自分自身の心なのだと思っています。
私自身、まだまだ経験不足で、これから先もたくさんの壁や選択の場面にぶつかるのだと思います。でも、何が起こっても誰かの基準ではなく自分が選んだ道を、ひとつずつ自分自身で「これで良かった」にしていきたい。そして、そうやって自分の人生の主導権を握って納得感高く生きていく人を増やしたい。そんな想いを込めて、この記事を書いてみました。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
【ちなみに】株式会社ASISについて
私たちが目指しているのは、単に「年齢・年収・経験スキル」といったデジタルなスペックだけで人を分類し、機械的に当てはめるようなマッチングではありません。
誰かの人生の選択に寄り添うからこそ、その人が積み重ねてきた体験や価値観、そしてこれからどんな納得感を持って生きていきたいかという数値化できない想いまで泥臭く紐解き、介在価値を届けること。
「自分にとっての幸せや納得感って何だろう?」と迷ったり、誰かに話を聞いてほしいと思ったりしたときは、いつでも気軽にお声がけくださいね。
👉 LINEで気軽に相談してみる
👉 株式会社ASISの口コミ・評判を見る
キャリアをテーマに発信しています。 詳しい自己紹介やこれまでの経歴については、ぜひ[こちらの記事]もご覧いただけたら嬉しいです。

