『あなたのフェミはどこから?』安達茉莉子 著 石原真衣 著 上田久美子 著 小川たまか 著 長田杏奈 著 小田原のどか 著 金井冬樹 著 鴻巣麻里香 著 高島鈴 著 武田砂鉄 著 長島有里枝 著 能町みね子 著 野中モモ 著 藤高和輝 著 星野概念 著 松尾亜紀子 著 松橋裕一郎/少年アヤ 著 水上文 著 森山至貴 著を読みました
p74より
それでも、貧困や虐待、性被害、進路選択での理不尽な制限、家庭内で担わされるケア役などに苦しむ少女たちに、女性差別という構造があることを伝えることができる。自分を苦しくさせている型に適応する必要はないのだと、適応せずとも生きられる道があるのだと示すことができる。あなたが苦しいのではない、あなたを苦しめるものがあるのだと、眼差しを重ねることができる。彼女たちが「フェミニストでなくなる」ことを食い止めることはできる。
フェミニズムについて平凡社のウェブ平凡で連載されていたリレーエッセイです。
色々なヒトがエッセイを書いていて、家父長制や男性がパワーを持つことや男尊女卑な世界に傷ついているのがよく分かって、どれもとても良かったです。
みんな傷つくなら、やっぱりそのシステムは減らした方がいいんじゃないかなと思いました。
少し違う、少し同じ話かもしれないのですが、この本は著者順があいうえお順でとても良いです。
なぜか男性が前の本って案外多いので、あいうえお順にしたらいいのになって思ってたのです。
順番に理由があるのは大事。
引用は、女性であることで傷つけられて来たことを言葉にできなかったけど、気づいたら生きられるようになってきたというお話より。
いまだにびっくりするのですが女性であるだけで傷つけてくるやつがいるのです。
道の真ん中をふわっと走っているとふざけんなよババアとか言われたり、エスカレーターに立ってて荷物がはみ出してたら舌打ちされたり。
びっくりするのでジジイ!とか、舌打ちし返したりするのですが、しているヒトはぎょっとした顔するのなんなんでしょう。
やったらやり返されるは世界の理だと思うのですが、そう思ってないヒトもいるみたいで、衝撃を受けます。
なんだっていきなり攻撃してくるのか、そして加害者はなんだって男性ばかりなのか、すごく疑問です。
平凡社に目次があったので、以下目次です。
安達茉莉子「自分の岸辺からはじめる」
松尾亜紀子「やばい間違ったかも、と震えてはじまることもある」
森山至貴「ぬるっと出会って、ずっと繫がって」
高島鈴「生まれ変わり」
石原真衣「先住民フェミニストでございます」
藤高和輝「i am a feminist.」
鴻巣麻里香「脱抑圧の三代記 ─ 私たちはなぜフェミニストでなくなるのか」
上田久美子「私のフェミはどこから。」
小川たまか「風が吹く野原が心の中にある」
星野概念「パワーのこと」
野中モモ「聞こえているから自分も言える」
水上文「BLとフェミニズム(のようなもの)」
金井冬樹「The Powerless Do Have Power.」
長田杏奈「シルバニアで遊べない子」
小田原のどか「受け取って、渡していく」
松橋裕一郎(少年アヤ)「わたし、そしてわたしたち」
能町みね子「神はいないが」
長島有里枝「わたしが千なら、フェミニズムはハク。」
武田砂鉄「ハッキリ答える前に」
元データはこちら。
ウェブ平凡のコーナーはこちら。
