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平尾さんが人を叱るときの心得

 ラグビー・ワールドカップ日本大会で、国じゅうが大盛り上がりしたのが2019年のこと。私も勢いでラグビーボールを買っちゃいましたよ。もう7年前になるんですね。時が過ぎるのは本当に早いものです。そして、その3年前に若くして亡くなった平尾誠二さん。生きていたら日本チームの活躍をどんなに喜んだことか。私は平尾さんの実際のプレーを直に拝見したことはないのですが、ずっと前に講演を伺ったことがあります。男から見ても実にカッコいい、素敵な紳士でした。講演後には一緒に写真も撮ってもらいましたよ。

 その平尾さんのラグビー人生がスタートした京都市陶化中学ラグビー部の当時の監督だった寺本義明さんは、平尾少年を見て「主将は平尾しかいない」と思い、また伏見工業高校ラグビー部の総監督だった山口良治さんも「入学した頃から、この子が3年になったらキャプテンだ」と決めていたといいます。両監督とも、彼の卓抜したプレーの資質もさることながら、彼が「自分で考えられる人間」だと気づいていたというのです。

 むかしは指導者には絶対に従うのが当たり前で、指示されれば歯を食いしばってとことん頑張る、しかし、指示がなければ自ら動けない。自分で考えられるからこそ、自分の言葉にして相手に伝えられる。これが、二人の監督が平尾少年を高く評価した理由だそうです。さすがに人を見る目を持っておられたんですね。彼をリーダーとしたチームが次々に結果を残していったことは、今さら申し上げるまでもありません。

 その平尾さんが、生前語っていたという「人を叱るときの4つの心得」がありますのでご紹介します。

  • プレーは叱っても人格は責めない。

  • あとで必ずフォローする。

  • 他人と比較しない。

  • 長時間叱らない。

だそうです。とてもなるほどですねー。
 

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