日光千人同心街道2 扇町屋宿→松山宿
日光道中の脇往還は数多くあり、例幣使街道・御成道・日光壬生道・日光東往還を歩いてきました。
おそらくこれが最後になると思われる、日光千人同心街道を、甲州道中八王子宿(東京都八王子市)から、日光例幣使街道天明宿(栃木県佐野市)まで、桜の咲く時期に夫婦で歩きます。
2025.04.06
1.スタート地点まで


本日のスタート地点最寄駅の入間市駅までは、直線距離で約25km。同じ埼玉県内ですが3つの路線を乗り継ぎ向かいます。


武蔵野線新秋津駅から西武池袋線秋津駅までの乗換は、商店街を少し歩きます。
仕事で利用していた時は、歩くのが面倒でしたが、そうでない時は同じ景色でも楽しく歩けます。

只今の時刻は05:32。
おにぎり屋秋津ナンバーワンは、もう営業しています。



富士そば。
もう開いてますと言いたいところですが、24時間営業なのでいつも開いてます。
富士そばの歴史を紐解くと、日本で24時間営業を始めた、初の飲食店と言われています。今から半世紀以上前の1972年、24時間営業の1号店は、伊勢丹新宿本店の裏でした。
コンビニエンスストアのセブンイレブンが24時間営業を日本で初めたのが1975年(福島県郡山市虎丸店)なので、その凄さが窺えます。


入間市駅に到着。
西武ライオンズをガッツリ応援しています。

いるまの沼とは、その様な沼があるわけではなく最近流行っている言葉、
沼にはまる
=何かに夢中になり抜け出せなく状態
に掛けています。
私は"時速4kmの沼"にはまって抜け出せなくなっています。ご興味があればこちらをご覧ください↓
2.扇町屋宿





丸仲繁田園。
狭山茶の産地なので、立派な茶葉販売店をよく目にします。茶畑もちらほらと残っており、茶畑の真ん中で飲みたくなってきます。
薩摩街道を歩いた時に、薩摩焼の釜元が集まる、鹿児島県日置市の美山地区で、茶葉の真ん中にポツンと建つ茶屋に入りました。

鹿児島県 日置市
その茶屋は、小さな裏道沿いにある小さな茶畑の中に、忽然と現れます。

鹿児島県 日置市

鹿児島県 日置市
店内のカウンター越しに、小さな茶畑が望めます。景色はこれ以上も以下もない、絶妙な眺めでした。

鹿児島県 日置市
外に出て楽しむことも可能。
鉄道の駅からも離れた場所に、外国人観光客も来るそうです。
薩摩街道、美山の茶屋を訪れた時の記録はこちら↓






郷土料理 ともん。
鮎・岩魚・山女魚・鹿・山菜などのメニューが並んでいます。
美味しそうなオーラが出てますね。



入間川を見ていたら、川越児玉往還を歩いた日の、堤防から拝んだ富士山を思い出しました。

埼玉県川越市
雨上がりの朝から歩き始め、街道沿いは全体的に霧がかかっていました。
入間川の堤防の上を歩いていると、霧の上に秩父連山が綺麗に浮かんでいます。

埼玉県川越市
秩父連山から視線を左にずらすと、富士山がぬう〜っと、音を出して表れたかのように、浮かび出てきました。
立ち止まって眺めてしまいます。
富士山は何度も見ているのですが、いつも感動を与えてくれる不思議な山ですね。
3.根岸宿



感覚的な予測ですが、この付近が根岸宿の中心部の様な感じです。



インターチェンジが近いので、工業団地の中の単調な道を進みます。
道中では、まだ朝の7時前にもかかわらず、Amazonの従業員用の送迎バス3台とすれ違いました。
ロボット化された倉庫のイメージがありますが、まだまだ人が必要なのですね。


朝食は、人気のおにぎり屋"ぼんご"とのコラボ商品を購入。本物を食べてみたくなります。







春の街道は、とても華やか。
どうしてもこの時期に歩きたく、この時期を逃すとこの景色を一年待たないとならないので、慌ただしい時期の週末ですが夫婦で歩いてます。
無理して来て良かったなぁと、思った瞬間でした。
4.高萩宿






木苺の花が咲いています。
街道沿いでよく目にするので、実が美味しそうなときはよく食べてます。
だいたいが酸っぱいのですが、一番美味しかったのが、東海道の脇往還・矢倉沢往還を西に向かった時に、足柄峠を超えた辺りで食べた木苺は美味しかったです。

神奈川県秦野市
大きくてぷりぷり。

神奈川県秦野市
おいし〜い!
この後の道中は、橋が流されていて、丸太を架けて川を渡ったり、ヒルに襲われたり、踏んだり蹴ったりでしたが、楽しい峠道でした。
木苺が美味しい矢倉沢往還を歩いた時の記録はこちら↓










旧高萩郵便局。
様々な郵便局を見てきましたが、一番歴史を感じる事が出来た建物でした。



ホワイト餃子。
千葉県野田市発祥の人気の餃子。
何人かの千葉県民がソウルフードと語っていたので、いつかは食べてみたい餃子。埼玉県にもありました。
5.杉並木

再び杉並木が始まります。
桜の木も入り混ざる贅沢な並木道、この時期に歩く特権ですね。






大根の花を見ると、日光市内の杉並木を思い出します。
2022年4月に日光例幣使街道、2023年4月に日光道中を歩いた時は、どちらの日も大根の花が満開の時期でした。

栃木県日光市

栃木県日光市

栃木県日光市
日光例幣使街道を歩いた時の杉並木の迫力が、日光道中と同じくらいの迫力がありましたので、ご興味がある方はご覧ください↓
https://note.com/sh173/n/n4407e51e87d1%0A







鶴ヶ島さくら並木霊園。
明るく開放的でカフェの様な霊園。
お墓なので中は撮影しておりませんが、草むしりをしなくても良い建て付け、入口がひとつで部外者が入りづらくなっている、墓参りの後に休憩してくつろげるスペースなど、よく考えられている霊園でした。





WASH&WASH。
コインランドリーと洗車が出来る店。
街道を歩いていると多くの居抜き物件を目にします。
コンビニや量販店が姿を変えている物件はよく見るのですが、ガソリンスタンドは希少で、上の画像はその機能をうまく活用できています。
年間2,000km以上を歩いていると、多くの居抜きされた小売店をよく目にしますが、ガソリンスタンドの居抜き物件の数は極端に少なく感じます。ニーズはまだまだあるのでしょう。
脱炭素時代といえ電気自動車は思う様に普及せず、これからのガソリンスタンドはどう姿を変えていくのか、予測が難しいですね。










白鬚神社の由来を読んでいたら、巨大な龍を大勢の人々が担ぐ、不思議な祭りの写真が掲示されています。
脚折雨乞(すねおりあまごい)と呼ばれる雨乞いの祭。龍蛇(りゅうだ)と呼ばれる、竹や麦藁を用いて作られる蛇体は、重さ3t、長さ36mもあり、300人の担ぎ手が神社から約2km離れた、雷電池(かんだちがいけ)までを練り歩きます。
4年に1度の開催で次回は2028年、一見の価値がありそうです。





熊本ラーメン。
先月薩摩街道を歩いていたので、とても気になります。
6.坂戸宿















普段入る大衆的なラーメン屋さんではなく、拘りのラーメン店に入店。
すごく美味しかったのですが黙食なので、二人で黙って食べてました。













7.都幾川


川越児玉往還と合流。
一度歩いた街道の風景は、一目でわかります。懐かしさがこみ上げてきました。
前回歩いた時の記録はこちら↓




この石碑は前回歩いた時に、なかった気がします。






川越児玉往還とはここでお別れ。



8.松山宿



鯉のぼりと桜の組み合わせ、最高の風景です。

街道歩きでこんなに立派な鯉のぼりは、見た事がありません。

利仁神社。
野本将軍塚古墳の上に、神社の社殿があります。










埼玉県は武蔵野うどんと呼ばれる、無骨な硬めのうどんが有名です。上の画像の店はどんなうどんを出すのかわかりませんが、美味しそうなオーラを出していました。








本日はここまで。
これから東松山駅まで向かいます。
みそだれを付けて食べるヤキトンや焼き鳥が有名な街なので、何軒くらいあるか楽しみです





焼き鳥屋が想像以上にたくさんあります。
路地裏にも普通にあるので、これは本物ですね。

こちらのお店で持ち帰りを購入。

東松山駅は立派な駅舎。
三つの路線を乗り継いで帰ります。



今夜のおかずはヤキトン。
美味しくいただきました。
