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双極性障害7年目。普通になれなかった私に届いた、一台のiPadがくれたもの

こんにちは。ゆうです。

このnoteでは、毒親の虐待を生き延びた私が、双極性障害や解離性障害をはじめとする後遺症と共に生きながら、それでも「回復」を探し続ける日々を記録しています。


双極性障害7年目の、2026年7月9日。

普通に生きられなかった私に、

夢傍ファンド代表・やすまさ@パパゲーノさんから、

一台のiPadとApple Pencilが届きました。

でも、このiPadは、やすまささんだけの力では届きませんでした。

この物語には、
どうしても伝えたい、もう一人の方がいます。


採択の、その背景にあった出来事

先日、夢傍チャレンジ2026に採択していただいたことをご報告しました。

その中で私は、


「夢傍チャレンジ2026は、『もう挑戦なんて無理だ』と未来を諦めかけた人でも、心から味方になってくれる人と出会えたなら、もう一度、未来を信じられるのか。その可能性を確かめていく社会実験だと思っています。」

と書きました。

実は、その言葉の背景には、

どうしても書いておきたい出来事がありました。

今日は、このiPadが私のもとへ届くまでにあった、

「眩しすぎるほどの善意の連鎖」

の物語を書こうと思います。


私の知らなかった、もう一つの物語

実は、このプロジェクトでは、

もともと採択予定だった挑戦者は、一人だけだったそうです。

ところが選考を進める中で、

「一人には決めきれない。」

そう感じられた代表のやすまさ@パパゲーノさんは、追加で寄付してくださる方を募られました。


すると、その想いに共感した「こころのnote🐬精神保健福祉士」さんが、新たに寄付を申し出てくださいました。


私は、その一連の出来事を上記の記事で知った時、

夢傍プロジェクトを知ったとき以上の衝撃でした。

なぜなら、まだ始まったばかりのプロジェクトです。

成功する保証なんてありません。


それでも、

代表のやすまささんの想いを信じて、

「挑戦できる人を増やしたい。」

そう手を差し伸べる人が現れました。

その事実だけでも、胸がいっぱいになりました。


善意が、また善意を呼んだ日

でも、私の心を一番動かしたのは、

寄付という事実だけではありませんでした。

代表のやすまささんは、

ご自身が株式投資で積み重ねてこられた利益の中から、

10万円という大切なポケットマネーで、

この夢傍ファンドを始められたそうです。



そして、その想いに共感し、

10万円を寄付してくださった

こころのnote🐬精神保健福祉士」さんもまた、

生きづらさを抱える人に寄り添う発信を続けながら、

noteで積み重ねてこられた収益の中から

そのお金を届けてくださいました。


私は、そのことにも胸を打たれました。

正直、

何億円もの資産を持つ大資産家が10万円を寄付した話だったら、

ここまで感動しなかったかもしれません。


お二人とも、

自分で積み重ね、自分で生み出した大切なお金を、

「生活保護という事情を抱えている人の挑戦のために使おう。」

そう決められたのです。


誰かが積み重ねた努力が、

また別の誰かの挑戦を支える。

誰かが夢を語る。

その夢を、また別の誰かが信じる。


そして、その想いが、

さらに別の誰かの未来へ受け渡されていく。

私は、その記事を読みながら、

「なんて、美しい世界なんだろう。」

そう思いました。


気づけば、涙が頬を伝っていました。

でも、それは嬉し涙というより、

私が今まで流すことのできなかった、

悲しみの涙であり、


「本当は、人を信じたかった」


という涙だったのだと思います。

それでも、人を信じることが怖かった

精神的・性的・身体的虐待という三重苦の世界で育った私にとって、

「人を信じても、どうせ裏切られる。」

ということが、生き延びるための前提でした。

だからこそ、

「誰かを信じる人を、また別の誰かが信じる。」

そんな厚意の連鎖は、

私には、

あまりにも眩しく、

あまりにも優しく映りました。

だから、その先に私がいることが、

どこかまだ信じられませんでした。


嬉しいのに、怖かった

本来なら、

とても嬉しい出来事のはずでした。


でも同時に、

「もし、その期待に応えられなかったら。」

そんな不安も大きくなっていきました。


もし、月に一度の進捗報告ができなかったら。

もし、鬱状態や解離で連絡できなくなったら。

もし、一年間の挑戦を最後まで続けられなかったら。


そんな不安は、

規約について何度も質問したり、

障害への配慮について何度も確認したり、

ときには辞退を考えてしまったりする形で表れていました。


今振り返ると、

傷つかないために、

必死に安全を確かめようとしていたのだと思います。

「石橋を叩いて渡る」どころか、

鉄橋に補強工事をしても、

まだ怖くて渡れない。

正直、そんな自分が嫌になりました。

それでも、

やすまささんは、

一つひとつの質問や提案に、

丁寧に返答してくださいました。


ご自身の経営や家庭の責任がある中で、

無償で時間を割き、

理解を示し続けてくださったこと。

その誠実さに、

私は何度も助けられました。


私が本当に受け取ったもの


私は、上記の採択を公表した記事で、

「制度の内側を知る人が、制度の外側からも味方になってくれたことが嬉しかった。」

と書きました。


でも実は、その裏では、

眩しすぎるほどの善意が、

人から人へ受け継がれ、

最後に、私のもとへ届いていたのです。



そう、私が受け取ったのは、

一台のiPadではありません。

医師から一般就労が不可能と診断され、

生活保護を受けていた私でも、

「挑戦していい。」

そう信じてくれた、たくさんの人たちの想いでした。


だから私は、この一台を使って、

生活保護制度のこと。

精神疾患と共に生きること。

そして、生きづらさを抱えながら挑戦する姿

発信していきたいと思います。


今度は私が、受け取った優しさを、
また次の誰かへ、つないでいける人になれるように。



それが、このプロジェクトで挑戦する私にできる、

一番の恩返しだと思っています。


まとめ


この日届いた一台のiPadとApple Pencilは、

私にとって、ただの端末ではありません。

挑戦をあきらめていた私が、

眩しすぎるほどの善意を受け取り、

「もう一度挑戦しよう。」

そう思えるようになった。

その第一歩を踏み出すための、

私の「はじまりの装備」でした。


次回予告

次回は、なぜ私は、「もう挑戦なんてしたくない。」そう思うようになってしまったのか。夢傍プロジェクトに出会うまでの出来事を、詳しく書こうと思います。


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