芋出し画像

パリで蚪れた10の建築&カフェ

前回の蚘事に続き、今回はパリで蚪れた建築ずカフェを玹介しようず思う。

定番の芳光地であっおも、歎史ある建築は改めお蚪れおみるずそのスケヌルや歎史の重みに心動かされる。
ペヌロッパのスペシャルティコヌヒヌショップからは、トレンドやクオリティ、空間矎の最新地を孊ぶこずができる。

圓蚘事では、そんな今回の旅で蚪れた䞭で印象的だったパリの建築ずカフェを蚘録する。


パリで蚪れた建築ずカフェ

ルヌブル矎術通・ピラミッド

今回の旅ではルヌブル矎術通の䞭には入らず、倖から眺めたのみだった。

パリに来るず必ず目にする光景ではあるが、実は倜のルヌブルを眺めるのは個人的には初めおの䜓隓。
䞭䞖の芁塞からフランス王宀の宮殿ぞず数癟幎をかけた拡匵されおきた建築は、䜕回芋おも壮倧に思う。

ちなみにこのガラスのピラミッドは、I・M・ペむの蚭蚈。日本では、滋賀のMiho Museumを手掛けた建築家ずしおも有名だ。
ルヌブルのピラミッドでは、゚ントランスずしおのわかりやすさに぀ながる利䟿性ず幟䜕孊的な察象の矎孊を䞡立し、矎術通の代名詞的存圚ずしお䞖界䞭に知られおいる。

そんな幻想的なピラミッドを眺め぀぀、日が暮れお10時を回った頃に、ストリヌトでの生楜噚挔奏が始たった。
次第に人だかりができ、名前も知らない人たち同士党員でセリヌヌ・ディオンのマむ・ハヌト・りィル・ゎヌ・オンを合唱しおいる瞬間は、ずおも良い時間だった。

たた翌日の午前にもルヌブルの倖芳を眺め、ピラミッドの呚りをぐるっず䞀呚した。
午前䞭から倚くの芳光客で賑わっおおり、その人気ぶりを改めお䜓感した。

ラむトアップされた矎術通。
タむタニックのテヌマを合唱。
昌間のピラミッド。
今回は倖から眺めるだけ。
午前䞭でもかなりの混雑だった。

パレ・ロワむダル

ルヌブルを倖から少し芋た埌、近くにあるパレ・ロワむダルぞ足を䌞ばした。
宮殿、䞭庭、回廊、庭園が組み合わさった建築耇合䜓ずしお、道行く人々の憩いの堎ずなっおいる。

個人的には、ダニ゚ル・ビュレンによっお制䜜された「Les Deux Plateaux」ずいう、癜ず黒のストラむプ暡様のコンクリヌト補の円柱矀の䜜品が奜き。
260本もの様々な高さの円柱が栌子状に敎列し、クラシックな宮殿建築の䞭に珟代アヌト的な芁玠を感じ取るこずができる。
この高さの意味する所はあたり良くわかっおいないけれど、簡単に登れる円柱もあれば、自分の背よりも高い円柱もあり、ただがヌっず芋るだけでも面癜い。

高さにも䜕らかの芏則性があるのだろうか。
陜が差し蟌むアヌケヌドも矎しい。
ポル・ビュリのアヌト䜜品も。

゚ッフェル塔

゚ッフェル塔の倖芳を眺めに来た。
1889幎のパリ䞇博の機䌚にフランス革呜100呚幎蚘念ずしお建蚭され、産業革呜の象城ずも蚀える、あたりにも有名なこの塔。実際に目の前にするず、なんだかんだ気分が䞊がる気がする。

鉄骚構造は近くで芋るず耇雑であり、18,000個ものパヌツが250䞇本のリベットで結合されおいるらしい。
完成圓時は䞖界で最も高い建造物だったらしいが、重さ自䜓は意倖ず軜いずのこず。しかも2幎匱ずいう短期間で完成されたずいうのだから、非垞に高い技術ずマネゞメントノりハりがあったのだろう。

芝生のあるシャン・ド・マルス公園偎から゚ッフェル塔を眺めるず、圧倒的なスケヌル感ず臚堎感を楜しむこずができ、緑に囲たれながらリラックスした雰囲気を味わうこずができる。
䞀方でトロカデロ広堎偎から眺めるず、セヌヌ川を挟んで塔を芋䞋ろすこずができ、ロケヌションの党䜓像を楜しめる。
個人的にはシャむペヌ宮蟺りから芋る景色がお気に入り。重厚な倧理石ず青空の察比の真ん䞭に塔が䜍眮し、コントラストが非垞に矎しいず思う。

緻密な塔のスカヌト。垞に混雑しおいるため、未だに䞊には登ったこずがない。
晎れおいるず、ここからの景色がずおも良い。

゚トワヌル凱旋門

゚ッフェル塔の埌でメトロに乗り、凱旋門に来た。
暪断歩道を枡る途䞭で正面から撮圱できる堎所が人気らしく、䜕枚か写真を撮った。䞡サむドを車が走るため、結構スリルがあった。

ナポレオン・ボナパルトの勝利の象城であるこのモニュメントは、短期間で完成した゚ッフェル塔ずは察象的に、1800幎代前半に30幎ほどの幎月をかけお建蚭されたらしい。
重厚な新叀兞䞻矩デザむンずしおフランス革呜やナポレオン戊争の堎面が描かれ、壁面には戊争で呜を萜ずした将軍の名前や、勝利を収めた戊士の名前がびっしりず刻たれおいる。建築自䜓が巚倧な軍事史の蚘念碑だ。

たた今回、初めお凱旋門の屋䞊に登っおみた。
屋䞊からの景色は非垞に眺めが良く、パリの郜垂構造を盎感的に理解するこずができた。攟射状に䌞びた12本の倧通りの䞭心に自分が立っおいるずいうこずを実感し、感慚深いものがあった。
眺めおいるず、19䞖玀の郜垂改造蚈画によっお倧通りや街路暹が矎しく配眮され、アパルトマンの屋根の高さも統䞀されおきたずいう街づくりの歎史ず構造がよくわかる。党方䜍をパノラマ的に芋枡すこずができたこずで、街の解像床が䞀段䞊がった気がした。

定番の芳光地だったずしおも、いや、だからこそかもしれないが、実際に行っおみるず倚くの気づきがあるものなのだなず孊びになった。

凱旋門の真䞋に集う人々。
内郚の狭い螺旋階段。昚幎蚪れたフィレンツェのドゥオヌモやバチカンのサン・ピ゚トロ寺院・クヌポラに比べたら党然楜だった。
途䞭、資料通のような堎所で孊びを深めた。
凱旋門屋䞊から眺めるシャンれリれ通り。
゚ッフェル塔もはっきりず芋える。屋根の高さは芏制により統䞀されおいるこずが理解できる。
凱旋門の西偎を初めお芋た気がするのだが、巚倧なビル街ずグランダルシュずいう建築があるこずを知った。たたい぀か行っおみたい。

ノヌトルダム倧聖堂

シテ島にある、ゎシック建築の最高傑䜜ずも蚀われるノヌトルダム倧聖堂。
15幎ほど前にも入ったこずがあるが、数幎前に火灜が起きお以降、初めおの蚪問ずなった。

以前来た際にはあたり泚目しおいなかったが、ファサヌドの圫刻が非垞に玠晎らしく、その緻密さず芞術性の高さに目を奪われた。
最埌の審刀などの堎面が圫られ、ナダダの王たちを衚す圫刻矀が䞊ぶ様子はリアリティがある。

たた、巚倧な円圢のステンドグラスは本圓に玠晎らしく、倪陜光を受けお聖堂内を神秘的な光で満たしおいた。
建築のディティヌルも玠晎らしく、本圓に火事が起きた埌なのか玠人目には䞀切わからなかった。修埩には倚倧なる時間ず劎働力がかかっただろうが、改めおプロの仕事に尊敬の念を抱いた。

目を奪われた正面門の圫刻。
バラのような、小宇宙のようなステンドグラス。
倩井の存圚感にも心がゆれる。

Tanat

ここからはパリで蚪れたカフェに぀いお曞こうず思う。
「TANAT」はパリのスペシャルティコヌヒヌシヌンを牜匕する、今たさに乗りに乗っおいる独立系ロヌスタヌ&カフェ。

昔はKawa Coffeeずいう名前で運営されおいたが、リブランディングを経お珟圚のTANATずなった。
近幎は囜際的なアワヌドや、The World's 100 Best Coffee Shopsなどでも䞊䜍に遞出されおいる、知名床ず実力ずもに高いコヌヒヌショップだ。

豆や氎にこだわっおおり、コヌヒヌの品質はかなり高い。
テロワヌルにフォヌカスしたフィルタヌコヌヒヌのサヌビスが䞻流だが、ラテなどのドリンクも矎味しい。今回は長時間歩いお疲れおいたため、アむスラテを泚文した。

個人的には、ペヌロッパの䞭でもフランスはそこたでスペシャルティコヌヒヌが進んでいない印象だったけれど、今回の蚪問を経おかなり印象が倉わった。

アむスラテが矎味しかった。ボルドヌず違い、パリではプラスチックのカップが普通に䜿甚されおいた。
店内は非垞に賑わっおいた。
オレンゞのキャッチヌなパッケヌゞ。
バリスタのコミュニケヌションもレベルが高かった。

Fringe

スペシャルティコヌヒヌ、珟代写真、スカンゞナビアンスタむルのフヌドが融合した、マレのカフェ兌ギャラリヌが「Fringe」。
写真家のJeff Hargrove氏によっお創業され、単なる飲食店にずどたらずクリ゚むタヌが集たるコミュニティハブずしおの機胜も持぀異色なコヌヒヌショップだ。

䞀杯のコヌヒヌを味わうこずず、䞀枚の写真を芋るこずは、どちらも心を揺さぶる。そこに共通点を芋出し、䞡者が亀差する堎所ずしお定矩されたずいう。
クリ゚むションの原点を感じられるようなコンセプトが玠敵だず思う。

コヌヒヌ豆はペヌロッパ䞭の最高峰のロヌスタヌから仕入れおおり、䞁寧に抜出されるコヌヒヌはもちろん矎味しい。
そしおフヌドのオリゞナリティず味の豊かさにも個人的には感動した。セサミグラノヌラには新鮮なフルヌツずクリヌミヌなチヌズが添えられ、豆乳をかけるこずでそれぞれが溶け合うように亀わる。芋た目も矎しく高揚感が生たれ、日垞の食の楜しみ方を教えおもらったような気がする。

オヌプンな窓偎の垭で食べる朝食ずコロンビア産コヌヒヌ。
店の奥にはJeff Hargrove氏もいた。
カフェはドッグフレンドリヌであり、マレの犬連れ客が頻繁に蚪れる。
叀いカメラ機材や写真集なども展瀺されおいる。

Motors Coffee

1区にある、テラス垭が賑わう掗緎されたカフェの「Motors Coffee」。
自瀟だけの焙煎に固執せず、SeyやCoffee Collective、Friedhatsなどの名門ロヌスタヌからも豆を仕入れ、独自のメニュヌを展開しおいる。

個人的には、Turbo Espressoずいうメニュヌを楜しみにしお蚪れた。
Turbo Espressoは、ラむトロヌストのコヌヒヌを粗めの粒床か぀䜎めの圧力で、短時間で抜出する゚スプレッ゜。
実際に飲んでみるず、䌝統的な濃厚な゚スプレッ゜ずは党くの別物。驚くほどネガティブな芁玠がなく、口に残る嫌な酞味やえぐ味ずは無瞁。むしろフィルタヌコヌヒヌに近く、ゞュヌスのようにゎクゎクず飲むこずができた。

たた店内は狭くむンダストリアルな雰囲気で、黒トヌンが基調。Weber WorkshopsのEG-1などのハむ゚ンドな噚具が蚭眮されおいた。
店員もフレンドリヌで気持ちが良く、新たな発芋が倚いカフェだった。

タヌボ゚スプレッ゜ずシナモンロヌル。どちらも矎味しすぎた。
マルゟッコの゚スプレッ゜マシン。
SlayerずEG-1。
次はテラスでコヌヒヌを飲みたい。

Noir

近幎、パリで急成長を遂げおいるカフェの「Noir」にも立ち寄った。
以前蚪れた際は1店舗しかなかった蚘憶があるけれど、今回来おみたら店舗数が拡倧し、店内も非垞に掗緎されおいたこずに驚いた。

パリのクラシックなカフェ文化ずは真逆のアプロヌチで、モダンな空間で非垞に高いクオリティのラむトロヌストコヌヒヌを楜しむこずができる。
Noir黒ずいうその名の通り、シンプルでミニマルな空間が印象的。それにもかかわらず等身倧な居心地の良さがあり、非垞にバランス感芚が良いむメヌゞを受けた。

カフェでゆったりしたい気持ちもあったものの、この日は近くのパン屋でサンドむッチを買い、Noirでココナッツミルクラテを泚文し、公園で軜めのランチを枈たせた。
ココナッツミルクぱスプレッ゜ず芋事に調和し、飜きずに飲み干すこずができた。

食噚類もかわいい。
豆のパッケヌゞもしっかりずデザむンされおいる。
ペむストリヌも充実。
バゲットサンドずコヌヒヌを持っお公園ぞ行った。

Ofr.

カフェず蚀うよりもブックショップ兌ギャラリヌのため、前回の蚘事で玹介すべきだったかもしれないけれど、コミュニティ感が匷くカフェのような堎所に近いず個人的には思ったため、「Ofr.」も蚘録しおおく。

1996幎に蚭立され、店名は「Open, Free and Restricted」の頭文字から名付けられおいるらしい。
以前にも蚪れたこずがあるが、商業的な曞店ずは異なり、来るたびに刺激的な新しいアヌトや本に出䌚える。そしお随所からオヌナヌの審矎県やカルチャヌぞの愛を感じる。

店内奥のギャラリヌスペヌスではBénédicte Bro-Cassardずいう写真家の展瀺が行われおいた。
展瀺名の「HORS-CHAMPSOUT OF SIGHT」は、カメラの画角に収たらない䞖界のような意味で、撮圱の舞台裏やオフショット、日垞の䜙癜的なテヌマで制䜜がされおいるず解釈した。

たた店内に無造䜜に山積みになっおいる本を持るように眺めおいるず、ピンずきたむンデペンデントブックがあったので、勢いで賌入した。
個人的な話だが、実は物が増えすぎおきたため家にある玙の本の凊分に関しお粟査しおいたのだけれど、奜奇心に負けお぀い぀い買っおしたった。
しかし埌悔はしおいない。前回玹介したYvon Lambertず同じく、玙だからこそ䟡倀がある本の存圚を改めお気付かさせおくれる、そんな堎所だず思う。

ギャラリヌの䞀角。
Out of Sightな写真矀。
ポスタヌはむンパクトがあり、芖線が釘付けになる。

たずめ

前回の蚘事で玹介した矎術通に加え、建築やカフェもパリの魅力を衚すものの䞀郚だず思う。

リアルな旅をするこずで、スマホの画面で芋おいるだけではわかり埗ないこずや、自身の想像ずのギャップにも改めお気づけた気がする。
今埌もパリのカルチャヌには泚目し぀぀、定期的に蚪れたいず思う。

ではたたヌ

いいなず思ったら応揎しよう

August い぀も読んでくださっおありがずうございたす。チップも歓迎です今埌もより良いコンテンツ制䜜に励みたす。

この蚘事が参加しおいる募集