Adobe Stock 7月の実績(全ての項目で過去最高)
7月、全部の記録を更新しました
先に数字を出します。
売上 $26.56(過去最高。前月の1.93倍)
販売枚数 26枚(過去最高。それまでの最高は5月の20枚)
単発の最高単価 $3.30(過去最高。それまでは1月の $1.33)
月別の承認率 69.6%(過去最高。前月は48.3%)
1月にAdobe Stockを始めて、7月で7ヶ月目です。正直、ここまで全部そろって更新された月は初めてでした。
先月の記事では「売上は少し下がった」と書きました。6月は$13.76で、5月の$15.98から落ちています。あのときは正直、頭打ちかもしれないと思っていました。
そこからの $26.56 です。

グラフにすると分かりやすいと思います。7月の棒だけ明らかに突き抜けていて、しかも折れ線(販売枚数)も同時に最高を打っています。売上と枚数がそろって過去最高を更新した形です。
もうひとつ、グラフには出していない数字があります。平均単価です。
2月に$0.50まで落ちてから、3月$0.77・4月$0.59・5月$0.80・6月$0.81と、5ヶ月ずっと0.6〜0.8のレンジで横ばいでした。それが7月は0.6〜0.8のレンジで横ばいでした。それが7月は1.02 です。1ドル台に戻ったのは1月以来でした。
つまり7月は「安いのがたくさん売れた」月ではありません。枚数が増えたうえに、1枚あたりの単価も上がっています。
数字の出どころについて
このグラフは自分で作った管理GUIから出しています。
Adobe Stockの管理画面は、売上の推移を月別で追いかけるのに向いていません。なので売上が立つたびに自分のデータベースへ記録して、ブラウザで見られるようにしています。今回のグラフも、そこに溜めたデータをそのまま集計したものです。
現在の全体像はこうなっています。
承認済み 883枚(このほかにAdobe側のID未登録が34枚あります)
却下 881枚
累計の承認率 50.1%
総売上 $78.20(累計94枚)
累計の承認率はちょうど50%です。作った画像のおよそ半分が落ちている計算になります。
ただ、この数字だけを見て「相変わらず半分落ちている」と考えるのは間違いでした。
承認率も過去最高でした
累計の50.1%は、7ヶ月ぶんをならした数字です。月ごとに切り直すと、まったく違う絵が出てきます。

7月は 承認135枚 / 却下59枚、承認率にして 69.6% でした。前月の48.3%から、21.3ポイント上がっています。
月別で並べるとこうです。
1月 14.6%(承認15 / 却下88)
2月 61.9%(52 / 32)
3月 47.0%(171 / 193)
4月 50.2%(154 / 153)
5月 52.6%(159 / 143)
6月 48.3%(195 / 209)
7月 69.6%(135 / 59)
3月から6月までは、判定される枚数こそ多いものの、承認率は50%前後で完全に横ばいでした。ここが7月に初めて動いています。母数のある月では7月が最高です。
却下枚数そのものも見てください。6月は209枚落ちていたのが、7月は59枚です。4分の1近くまで減っています。
正直に言うと、この改善が何によるものかは断定できません。7月は投稿する枚数自体を絞っていて、判定総数は6月の404枚から194枚へ半分以下になっています。数を減らして選んで出した結果、通る率が上がったという説明が一番自然だとは思いますが、Adobe側の審査基準が動いた可能性も否定できません。
いずれにせよ、「作った画像の半分が落ちる」という前提は、少なくとも7月に関しては当てはまりませんでした。
過去最高の単価$3.30は、何が売れたのか
一番驚いたのがこれです。
7月6日に、1枚で $3.30 の売上が立ちました。それまでの最高は1月の$1.33なので、いきなり2.5倍近い数字です。
売れたのは「Salon booking reception desk with blank appointment book(美容室の受付デスクと、何も書かれていない予約帳)」という画像でした。
正直に言うと、この画像に思い入れはまったくありません。7月にプロンプトをまとめて作った回で、いろいろな業種の受付まわりを機械的に並べたうちの1枚です。狙って作ったものではないんです。
さらに意外だったのが、この$3.30がサブスクリプション扱いだったことです。
Adobe Stockの売上には大きく2種類あって、1枚ずつ買われる「カスタム」と、定額契約者にダウンロードされる「サブスクリプション」があります。私の感覚では、サブスクは1枚$0.33くらいが標準でした。実際7月も$0.33の売上が5件あります。
その同じサブスク枠で$3.30が立った。10倍です。
契約プランによって単価が変わるのだろうとは思いますが、正確なところは分かりません。ここは推測で書かないでおきます。ただ、サブスクだから安いと決めつけるのは違ったというのが、7月に得た一番の発見でした。
もう1件、7月16日にも$2.76が立っています。こちらは「葉脈がデータストリームに変わっていくマクロ写真」で、やはりサブスクリプションでした。
この2件だけで$6.06。7月の売上の約23%を、26枚のうちのたった2枚が稼いだ計算になります。
相変わらず売れているのは風鈴でした
高単価の話とは別に、地道に売れ続けている画像もあります。
先月の記事のタイトルにも入れた風鈴です。「Japanese Glass Wind Chime Furin on Traditional Veranda(伝統的な縁側に吊るされたガラスの風鈴)」という画像で、6月時点では3回売れていました。
7月は4回売れています。金額にして$3.42。累計では8回・$6.74で、いまも売れ筋の1位です。
7月に売れたということは、季節がぴったり合っていたということだと思います。日本の夏の風物詩を、夏の入り口に出しておく。当たり前のようですが、これが効くと数字で確認できたのは大きいです。
売れ筋の上位はこうなっています。
風鈴 — 8回 / $6.74
エコな梱包(段ボール箱とクラフト素材) — 8回 / $6.52
木の根が青い回路に変わっていく図 — 7回 / $5.61
美容室の受付デスク — 1回 / $3.30
雨の日の和室とあじさい — 3回 / $3.13
面白いのは、上位3枚は単価が$0.80前後で回数を稼いでいるのに対して、4位は1回きりで$3.30だということです。稼ぎ方が2種類あるのが、はっきり見えます。
累計は$78.20。出金ラインはとっくに超えました
累計の推移も出しておきます。

赤い破線がAdobe Stockの出金ライン、$25です。ここを最初に超えたのが5月で、そのときの話は別の記事に書きました。
いま累計$78.20なので、出金ラインの3倍を超えたところです。
ただ、グラフの傾きを見てください。5月から6月にかけては、ほとんど直線です。明確に角度が変わるのは7月に入ってからでした。ここでようやく「積み上がっている」という実感が出てきます。
ライセンス種別の全期間の内訳も書いておきます。
カスタム: 56件 / $49.70 / 平均$0.89(売上構成比 63.6%)
サブスクリプション: 38件 / $28.50 / 平均$0.75(同 36.4%)
件数ではカスタムが6割、金額でも6割強。ここの比率は今のところ大きく動いていません。
正直に書いておきたいこと
数字がよかった月なので、都合の悪いところも書いておきます。
平均単価は過去最高ではありません。
7月の平均単価は$1.021でした。実は1月の$1.258のほうが数字としては上です。ただ1月は売れたのが2枚だけなので、平均としての意味がほとんどありません。26枚売れた月と2枚の月を並べても仕方がないので、実質的には7月が最高だと考えています。それでも「全部が過去最高」と書くのは正確ではないので、ここは分けて書きました。
金額そのものは、まだ小さいです。
$26.56は、為替次第ですが日本円で4,000円ほどです。7ヶ月かけて累計$78.20なので、月あたりにならすと1,600円くらいでしょうか。これで生活が変わるわけではありません。
承認率の改善は、1ヶ月ぶんの結果でしかありません。
69.6%は確かに過去最高ですが、判定枚数を194枚まで絞ったうえでの数字です。8月に枚数を戻したときに同じ率が保てるかは、まだ分かりません。ここは来月の数字で答え合わせをします。
8月にやること
7月で分かったことを踏まえると、やるべきことは2つに絞れます。
ひとつは、季節の先回りです。 風鈴が7月に4回売れたのは、夏に夏のものを出していたからでした。ということは、8月にやるべきなのは秋の画像です。実際7月末には紅葉や秋祭りのプロンプトを作り始めています。売れるとしたら9月か10月なので、いま仕込むのが正解のはずです。
もうひとつは、単価の高い題材を意図的に増やすことです。 $3.30が立ったのは美容室の受付デスクでした。予約帳が白紙になっていて、文字を入れる余白がある。こういう「使う側が加工する前提の画像」は、業務用途で高く買われるのかもしれません。仮説の段階ですが、8月は受付・カウンター・掲示板まわりを意識して作ってみます。
7ヶ月やってきて思うのは、当たる画像は自分の思い入れとまったく関係ないということです。今月一番稼いだのは、機械的に並べたうちの1枚でした。だからこそ、量を出しながら数字で判定するしかないんだと思います。
8月もまた月末に書きます。
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