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♯58 【二重あごを消し去る】5秒引き上げ|車の信号待ちや立ち仕事中の「ウーウー鳥のポーズ」

【第58回】8月25日(火)配信分:学習回

今まさに必死で頑張りすぎているあなたへ。

今日も10年先、20年先に若々しく動ける体を作るための、簡単な運動をお届けします。

今日のフォーカスは、「あごの下(たるみ)の崩れ」の解消です。

忙しくてゆっくり鏡を見る時間もない毎日。
「ふと鏡を見たとき、あごの下のラインがぼやけて二重あごに見えた…」「仕事中、下を向く時間が多くてあごの皮膚がたるんできた…」気のせい?と思いながらも気になっている方にお勧めしたいのが今回の運動です。

なぜ「首の前側を伸ばす」だけで、あごの下のたるみ解消が起こるのか?


40代・50代になって急に気になる「あごの下のたるみ(二重あご)」は、実は太ったせいだけではありません。首の前面には「広頸筋(こうけいきん)」という、下顎骨の下縁から頚部・上胸部の皮膚まで広がる、人体最大の"皮筋"があります。皮筋とは、骨と骨をつなぐ通常の筋肉と違い、皮膚に直接付着している珍しいタイプの筋肉のこと。フェイスラインや首元の皮膚を、下からハンモックのように支える役割を担っています。

さらにこの広頸筋は、側頭部から頬にかけて広がる「SMAS(表在性筋膜)」という組織ともつながっています。首の皮筋が衰えて下がると、そこにつながる頬やあご下の皮膚まで一緒に引き下げられてしまう、というのが二重あごが進む仕組みです。

年齢とともにこの広頸筋の弾力が失われると、支えを失った皮膚と脂肪が重力に逆らえなくなり、下へ下へと「雪崩」を起こしてしまうのです。
特にレジ打ち、介護、医療現場、デスクワークなどで下を向いて必死に働くその瞬間こそ、広頸筋が縮こまった状態が続きやすく、この雪崩が最も進みやすい危険なタイミングです。

この雪崩を食い止める鍵は、縮こまった広頸筋を、上に向かってピーンと張り直してあげること。
広頸筋は表情筋と同じで「使えば応える、サボれば衰える」筋肉です。意識的に伸ばす習慣を続けることで、フェイスラインや首元の支えを取り戻す助けになると考えられます。

劇的に何かが数値化されるわけではありませんが、「なんとなく輪郭がぼやけてきた」を放置しないことが、5年後・10年後の横顔を守る一番の近道です。

明日は、車の信号待ち、レジ打ちのちょっとした合間、医療・介護の現場やデスクワークで一息ついた瞬間、立ち止まった一瞬で、周りにバレずに実践できる方法をお伝えします。わざわざつらいトレーニングをしなくても、あごの雪崩は食い止められます。

5分健康室
10年前の自分をイメージして今日もアップデート…

【出典】

  • 獨協医科大学 解剖学(マクロ)講義資料「筋学各論:顔面筋・咀嚼筋・頚筋」:広頸筋(platysma)が下顎骨下縁から頚部・上胸部の皮膚に至る、人体最大の皮筋であることを解説

  • 酒井形成外科・美容外科・美容皮膚科「フェイスリフトを理解するための解剖学」:広頸筋がSMAS(表在性筋膜)と連続する構造であることを解説



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