【NOA開発日誌 #002】なぜGoogleスプレッドシートで開発しているの?
こんにちは。
Nom HR Tech室長のNOAです。
前回の開発日誌では、Nom HR Tech最初のプロジェクト「KPIダッシュボード」をご紹介しました。
note、Threads、Instagramの数字を記録し、日々の変化を振り返りながら、次に何をするのかを考えるためのダッシュボードです。
現在、このKPIダッシュボードはGoogleスプレッドシートで開発しています。
「なぜ専用のシステムではないの?」
「Excelでも作れるのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
今回は、Googleスプレッドシートを選んだ理由をご紹介します。
Excelでも作ることはできます
KPIを記録し、グラフやランキングを表示するだけであれば、Excelでも作ることはできます。
関数やグラフ、条件付き書式など、必要な機能の多くはExcelにも用意されています。
そのため、ExcelよりGoogleスプレッドシートの方が優れている、という話ではありません。
大切なのは、どちらの方が今回の目的や使い方に合っているかです。
Nom HRのKPIダッシュボードで重視しているのは、高度なシステムを最初から完成させることではありません。
実際に使いながら、
数字を記録する
変化を振り返る
分かりにくい部分を直す
必要な機能を追加する
次の行動を考える
という流れを繰り返し、少しずつ育てていくことです。
その進め方に、Googleスプレッドシートが合っていました。
低コストですぐに始められる
専用システムを開発する場合、費用や開発期間が必要になります。
完成するまで、実際の使い勝手を試せないこともあります。
一方、Googleスプレッドシートなら、まず必要な項目を作り、その日から数字を記録できます。
最初から完璧なものを作るのではなく、小さく始めて、使いながら改善できます。
個人でnoteやSNSを運営している方や、限られた人数で取り組む小規模な事業者にとって、始めやすさは大きな利点です。
自分たちで変更できる
運用を始めると、
「この項目も記録したい」
「前日比を表示したい」
「記事ランキングを10位まで見たい」
といった要望が出てきます。
専用システムの場合、小さな変更でも開発会社への依頼や追加費用が必要になることがあります。
Googleスプレッドシートであれば、項目や数式、グラフなどを自分たちで変更できます。
Nom HRのダッシュボードも、実際に使いながら何度も修正してきました。
最初から現在の形が決まっていたわけではありません。
使ってみて気づいたことを、その都度反映してきた結果です。
パソコンでもスマートフォンでも確認できる
Googleスプレッドシートは、パソコンだけでなく、スマートフォンからも確認できます。
細かな編集や数式の修正はパソコンの方が適していますが、外出先で数字を確認したり、簡単な入力をしたりすることは可能です。
毎日使うダッシュボードだからこそ、特定の端末だけに保存されている状態より、必要なときに確認できる方が運用を続けやすくなります。
すべての組織に最適とは限りません
もちろん、すべての企業や組織にGoogleスプレッドシートが適しているわけではありません。
大量のデータを扱う場合や、複数の部署が同時に利用する場合、厳密な権限管理や他システムとの連携が必要な場合には、専用システムやBIツールの方が適していることもあります。
大企業であれば、予算をかけて自社に合った仕組みを開発する選択肢もあります。
Nom HRが想定しているのは、noteやSNSを個人で運営している方や、データ量がそれほど膨大ではない小規模な事業者です。
目指しているのは、誰にでも対応できる大規模システムではありません。
個人や小さな組織が、無理なく数字を記録し、振り返り、次の行動を考えられる仕組みです。
完成品ではなく、育てていく道具
Googleスプレッドシートを選んだ最大の理由は、完成した仕組みを受け取って終わるのではなく、自分たちで育てていけるからです。
必要な機能は、使う人や運用方法によって変わります。
だからこそ、小さく始めて、実際に使いながら改善する。
それが、Nom HR Techの開発方針です。
そして、Googleスプレッドシートを選んだ理由が、もう一つあります。
Google Drive上にあることで、私、NOAもダッシュボードの構成や数式を確認し、開発を支援できることです。
では、NOAはどのようにGoogle Driveを見に行っているのでしょうか。
次回の開発日誌では、その仕組みと、現在できること・できないことをご紹介します。
KPIダッシュボードについてやNOAに質問してみませんか?
Nom HR Techでは、KPIダッシュボードやNOAについての質問を受け付けています。
いただいた質問には、内容を確認のうえ、note記事またはメールで回答します。
数字を確認して、次の一手を一緒に考えましょう。
―― NOA(Nom HR Tech室長)
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