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父親と中三男子の交換日記14

文フリに出たいが
ひとりじゃさみしい父親と
仕方ないから付き合ってやる中三男子の
交換日記


前回


七月二十七日 お祭り 一コロ

結局解体されたんだね笑、力が強くなってきてるから無理やり押し込まれて同居されられるところだったよ。
トイストーリー面白そうだな、世間の評判もかなりいいしマイケル終わったら見に行きたい。

夏祭り

午前中は結構な雨で中止になるかと思いきやまさかの開催ということでせっかくなら行こうと思いばあちゃんに送っていって貰った。
雨は少し降っているので正直人いないかな〜
と思いつつ現地に着くとしっかり賑わっていた、密度で言うと仙台よりあったくらいだ。
約束していた人と合流して回っていく。
屋台は数は結構あった、内容は焼きそば綿あめフルーツ飴と最近じゃよくあるものばかりだった、しいて言うなら遊ぶ系よりも食べ物の方が多い印象だった。
くじとかも最近じゃ当たらないって人の方が多い気がする。
予想していた通り大体の知り合いはここにいたと思う。開催されるってなったらそりゃいっぱい来るだろう。
そうこうしているうちに花火の時間になったので気合いで歩く、着いたらちょうど上がり始めていた。
なんか前よりも迫力が無くなっているような感じがする、雨だから少し数が少ないのかな?写真にとってもあまり面白く無さそうだった。一気には上がらないけど結構長い時間で多くやってた。流石に寒いのでこれくらいにして迎えを呼んだ。

七月二十八日 屋台のカキ氷が食べたい toc

夏祭り良いなぁ。花火の音だけ聞いたよ。家の中でも聞こえて、現地でいっちー数秒前に聞いてるんだなぁって思った。
最近の屋台事情が気になって現場の様子を聞いたが昔と特に変わりないってことだった。昔と変わったなって以前のお祭りで俺が思ったのは、かき氷のかけ放題。真っ白い氷だけ渡されて何色もあるシロップの蛇口から自分で好きなものを好きなだけかけていくタイプの店。小学生くらいの男の子が全色かけていく横で、昔の俺もそうするなって思いながらブルーハワイだけかけて立ち去った。うん、大人になった。
屋台で思い出があるのは「フレンチドッグ」と「焼きまんじゅう」だ。
フレンチドッグはほぼアメリカンドッグ、なんでフレンチ?アメリカンと何が違うの?って屋台のおっちゃんに聞いた思い出がある。この屋台の思い出を飲み屋で話して、「懐かし〜、アメリカンドッグとかけるものが違うんだよね」と意気投合して、話して見たら向こうは砂糖でこっちはソースと青のりで別物だった。
焼きまんじゅうは群馬の名物らしいって噂だけ知っていて、熊谷の祭りで初めて屋台で出会った。名前からあんこの入った饅頭を焼いているって思っていた。店ではかなり大きな饅頭が4つも串に刺さって焼かれていて、しかも団子の砂糖醤油が塗られていた。かなりの大ボリューム。食べられるかなぁって心配しながら買った。食べてみると饅頭は餡子が入ってなくて、肉まんの皮だけみたいなパンみたいなものだった。意外と大きくてもペロリと食べられた。
その後、秩父に移住した際、なぜか秩父にも焼きまんじゅう屋があって、しかもそれが美味しくて何度も通った。今でもやってるのかなぁ、また食べたい。

期待値高めのばあちゃん

昼に上がってきて、いっちーが起きていたので感心していたら、朝から畑仕事でどろどろになったばあちゃんが浴室から出てきて、「忙しい、忙しい、手が回らない。好きな時間に起きて、ゲームやって、携帯見て……」いっちーに嫌味を言っていた。こっちはカップラーメンの味もわからなくなるくらい緊張したのに、いっちーは平然と携帯を見続けている。鉄のハートだなぁ。

ふるさとの味

昼飯の後アイスを食べようと思ったら買い置きがなかったので、買い足しに行く。もちろんシャトレーゼ。山ほど買って2000円。助かる。基本はシャーベット系が安くて冷たくて美味い。以前畑に持っていたもののすっかり忘れてて、甘い冷たい水として飲んだ事があったが、思っていたよりもちょっとの色水で驚いた。凍っている時よりも甘く感じた。
シャトレーゼのアイスに表示された白州は地元だ。八ヶ岳を挟んで山梨側が白州、長野側が諏訪。俺は諏訪出身、今年の春から教頭になった友達が白州。
山梨にはお世話になっている。シャトレーゼにも、信玄餅にも、スリダネにも。あんまり長野のものはこっちに流れてこないけど、山梨のものは結構手に入る。少し嬉しい。

マイクラ

いっちーがキーボードとマウスでマイクラをやっていた。N中関連らしい。ゴマが窓辺で見守っていた。平和だ。

低速

携帯が低速になった。久しぶりだ。今月何にそんなに使ったかなぁって振り返る。多分将棋のタイトル戦中継ときいちさんとのコラボzineの編集だ。
今、将棋界が熱い。藤井聡太竜王名人が去年七冠から六冠になった。奪ったのは伊藤匠叡王で二冠になった。今はこの二人の独占状態。で、この二人が王位というタイトル戦で戦っている。同時に、去年取られた王座を取り返そうと藤井聡太は勝ち上がって来た。竜王戦の決勝トーナメントもかなり低い位置から柵木幹太が駆け上がって来た。もう、ワクワクが止まらない。しばらく課金をやめてたAbemaも課金を再開しちゃったよ。これを作業しながら耳だけで聞いてる。
zineも原稿作りが終盤で、これまでの軽いデータじゃなくてきいちさんのスケッチのスキャンデータを扱ってるので重たい。これをチャットGPTに編集させながら農作業してるので、出来上がって来たデータの確認やアップロードで通信量を消費してる。
トドメは今回の雨だね。やばい感じがしたので排水棟に泊まり込んだ。そこでスマホで漫画読んだり動画見てたりしてたのでついに低速になったみたいだ。
不思議なのは低速になると通信使わなそうなアプリや作業も遅く不安定になる事だ。気づかないうちに通信してたのかな?

七月二十九日 順調 一コロ

目指す場所

ITパスポートの勉強を初めて4日ほど、10月24日に受付をして逃げ道は無くなった。あとはやるだけ。午前1時間、午後1時間の毎日2時間で勉強している最初の1ヶ月は参考書を読み切る所から初めている。問題演習は読み終わったあとから過去問を繰り返しながら理解が足りない所を重点的に進める。
将来役に立つと信じて少しづつ進めていく

七月三十日 楽しい勉強 toc

資格試験、懐かしいなぁ。俺の初めては何だったんだろう?いっちーと同じような時期だった気はする。
多分英検4級かハム4級のどっちかだ。英検は取ったものの持ってると履歴書に書くとむしろ恥ずかしいという資格、書いていいのは2級からでしょ?4級?ププッってされるやつ。ハムはアマチュア無線の資格。取った頃にはポケベルが広まり始め、大学に入ったら携帯持ってたし、使うことが無くなった資格。
別に取って損したって話じゃないよ、取るの楽しかったなぁって話。英検は正直あんまり楽しくなかったけど。授業の内容で取れそうだったから勉強もあんまりしなかったし、でもハムは面白かった。AMとFMの違いとか、テレビは映像はAMで音声はFMとか、スポラディックE層とか、知らない事を知るのは楽しい。役に立つかどうかはあんまり関係ない。
いっちーも資格試験楽しんで!社会人になって仕事に必要だからという理由で勉強したのは割と辛かったし退屈だった。取りたいからって理由で資格に挑める今が楽しむチャンス。

歯のクリーニング

3ヶ月に一度の歯のクリーニングに行く。クリーニングの前に歯ぐきの状態をチェックされるのだけれど、これが微妙に苦痛。痛いとかそういうのじゃなくて、通い始めてすぐの頃はあまり良くない状態だったので教わった事をすると、次回行った時には「こんなに良くなりました」って褒められたんだよ。それが、最近は平行線で、かと言って最高の状態じゃなくて大体2箇所があんまり良くなくて、そこについて指導をされる。褒められずに自覚してる弱点についてブチブチ言われるのは苦痛だ。自分が悪いんだけどさ。
何かに似てるなぁと思ったら、予備校時代のセンター模試。最初半年は今までやってなかった勉強をし始めたから急上昇よ、現役生は範囲もまだ終わってなかったり、部活やってて受験モードじゃなかったりするから全国ランキングとかに載ったりして、「勉強始めて数ヶ月でこれか、楽勝じゃん」なんて思ってた。そしたらすぐに平行線、別に悪くはないんだけど一定量は取りこぼすし、取りこぼす位置は似たような場所で自覚してる弱点なんだけどなかなか改善しないし、現役生が勉強を始めて追いついてきて相対的に順位は落ちていくし、苦痛だった。
人によるかもしれないけど、自分は知らない事を知るまでが楽しいね。最後詰めていくのはあんまり好きじゃない。

畑の出会い

まさかの伏線回収。前に言ってた塚地似の畑で作業の邪魔だったおんちゃんの伏線が回収された。日常の伏線なんて回収されないことのほうが多いのに、カレーを箸で食べている人とかいたら、ドラマならそれが解決への糸口だったりするけど日常ではその意味はわからないまま終わることが多いのに。
塚地似のおんちゃんが、この前の雨で水没して大変そうだって言ってた川の向こうの町でやってるネギ農家が、畑でネギを抜いてたら声をかけてきた。ネギを抜く手は止めず作業しながら、品種は?定植の時期は?薬の使い方は?などネギ農家同士の会話をする。会話する内に水没して大変だったとか、お風呂の北あたりで田んぼの転作でやってるなどの情報が出てきて、「あ、この人この前のおんちゃんが話してた人だ!」ってなった。
そういえば前日には同じ畑で仕事してたら、トラックが止まって中から白い宇宙服みたいな姿で人が降りてきて「ヤキトリヤデス、ネギヲクダサイ」って言ってきた。ネギマのネギが不足していて困っているらしい。確かにこの地域、この時期ネギはまだ出てこないからね。みんなだいたい秋になってから、初夏〜夏の出荷は少ない。話がまとまる。
畑で二日連続で声をかけられた。ひとりで黙々とラジオ聴きながら作業するのが好きなのに。

田んぼの色

田んぼの色が変わってきた。穂が出始めたから濃い緑色から黄緑色になった。これが黄色くなったら今年も終わりだ。早いもんだね。

靴の増殖

今日は雨だったのでちぃは長靴を履いて登園。勝手口にいつもの靴は置いてきた。
園の下駄箱に長靴をしまうとそこには「ちぃ」と書かれたいつもの靴。増えました。
昨日違う子の同じ靴履いて帰っちゃったみたい。ごめんね。

手入れは必要

ちぃの通う園の園長は割と自然派、園庭に果樹とか植えるのが好き。自然派の人はなぜか農薬が嫌い。園長がそういう人かは知らないけれど、園庭の姫りんごの木にカミキリムシの穴。ちゃんと手入れしてないなぁと思う。

七月三十一日 休み 一コロ

八月一日 苦しさが気持ちいい人々 toc

だから、徹夜をするんじゃない。しても昼には起きろって。いっちーは生活リズムが崩れやすい自分の体を理解して上手く付き合えよ。
それともあれか?夏休みで知り合いがみんな夜生活なのか?それならわからなくはない。この夏の暑さはひどい。人が生活する時間は昼じゃなくて夜がいいかもしれない。
みんな一斉に夏は夜活動するってしてもいいかもね。店も会社も12時間ズレ、畑仕事はそうもいかんけどね。

食べ物としての人間

最近、ちぃが裸族である。
気温が高いせいか寝室で脱ぎたがるのだ。朝起きるとまずは脱ぐ。寝る前も脱ぎたがるけれど、下着ぐらいは着ていてくれとお願いする。クーラーはつけている。
そんな状況で部屋には蚊取り器具がなかったため、ちぃが朝起きていて4カ所も喰われていた。蚊に喰われると、我々が一方的に植物や動物を食べる気でいるが、我々も食べ物であることに気がつく。
ゆきさんがさっそく「シンカトリ」を買ってくる。真蚊取りで神蚊取りで新蚊取りで進化蚊取りも掛けてある商品名。商品名を決める会議は楽しかったであろう。そんなことないのかな?
しかし、効いているって実感が薄い。一番効果を感じるのは蚊取り線香の森林用である。煙がたくさん出るし、何より臭い。「良薬口に苦し」とかいうけれど、確かに効いてる感じはまずい薬の方がする。
努力とかもそうで、苦しいトレーニングの方が効いた気がする。効果がある気がする。けれど、効果と苦しさは別に比例はしていない。まぁ、苦しさに耐える訓練もあるかもしれないけれど。

コスパ

マラソンバカはついに走って富士山の登頂をしたらしい。歩いて登ったって大変なのになぜ走る?もう意味がわからない。苦しさが気持ちいいタイプの人間なのかもしれない。
しかも、本当は2往復、3往復すると入山料4000円に対してコスパが良いのだという。昔の入れ替えなしの映画館じゃないんだから。

同時上映

昔の映画館は今みたいに一回の上映ごとに客は総入れ替えではなかった。何回見ても良いのだ。同時上映って言葉があって、交互に同じスクリーンで映画が2本とか3本とかが流されていて、それを客は自分のタイミングで好きに見るシステムだった。
目当てにして行った映画はつまらなかったが、同時上映してた方の映画が面白くて、案外得をした気分で帰るとかもあった。どっちも面白いと最高である。
同時上映じゃなかったら見なかったなぁって映画もある。記憶に残ってるのはバック・トゥ・ザ・フューチャー3を観に行って同時上映されていた警察犬の映画だ。父が殉職した息子が父のバディだった警察犬と共にその犯人を追う。みたいな話だったはず。面白かった。が、同時上映じゃなかったら観なかっただろう。もうタイトルも思い出せないので、二度と見ることはない映画だ。
そうそう、火垂るの墓とトトロも同時上映だった。落差がひどい。

ハーフマラソン

そういえば一度だけハーフマラソンに出たことがあった。東北の震災の年だ。仕事をしている工場の稼働が止まり、暇になってしまって、しばらく走っていた。
その頃は静岡にいたので地震の被害はなかったが、東北の工場が被害を受けてしまったためにそこで作っている部品が手に入らなくなり、静岡の工場も止まったりしていたのだ。
今回の熊本の地震の影響で工場が止まった、なんてニュースを見ると当時のことを思い出す。思った以上に遠くの人とつながっているんだと思った。

落語

そういえば落語に深くハマったのもあの時期だ。掛川の海辺をよく走っていたのだが、その時に落語を聴いていた。
特に立川談志をよく聴いた。当時、焼津の製薬会社でも仕事があり週に一回二回行くことがあった。時間が空いた時に図書館に寄ったら立川談志の談志百席がそろっていて、これを全部聞こうと突然思ったのだ。
当時はiPod shuffleってクリップみたいな音楽プレーヤーがあって、それに落語をいくつか入れて走っていた。予定の距離を走っても、落語の方が終わってないとロスタイムで追加でオチまで聴いたりも結構した。
談志師匠の弟子の立川談笑と音楽雑誌編集長の広瀬和生とおはやしの恩田えりの落語研究室って有料のPodcastもよく聴いていた。
今でも落語が好きで機会があると聴くのは当時の経験があったからだ。
何か好きなものとの出会いっていうのは偶然だったりする。

八月二日 休み 一コロ


まとめ


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