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マッカウス洞窟のヒカリゴケ@羅臼町 2006年8月

 北海道各地を巡る旅を始めてから25年以上が経過しました。2000年代には自由に立ち入ることができた場所も、現在では安全上の理由から立ち入り禁止となっている場所が少なくありません。

 今回はそんな場所のひとつである知床・羅臼のマッカウス洞窟を紹介します。探訪は2006年8月上旬で、2014年11月に他社旧ブログへ投稿した記事の再掲です。


TITLE: マッカウス洞窟のヒカリゴケ@羅臼町 2006年8月
DATE: 2014年11月23日

 知床半島東側の町、羅臼町の市街地から知床岬方面へ向かう道道沿いにあるマッカウス洞窟。ここには北海道指定天然記念物のヒカリゴケが生育しています。2006年8月上旬に訪れた当時のマッカウス洞窟の様子を紹介します。

 2006年訪問時には洞窟内へ自由に立ち入ることができました。しかし、その後再び訪れた2011年秋には、落石の危険があるとして見学者は防護された狭い通路のみを通行できる状態になっていました。

 さらに崩落の危険性が高まったため、今年2014年3月からは全面的に立ち入り禁止となり、現在も立ち入り再開の目途は立っていないということです。

 マッカウス洞窟内部の様子。奥行きはそれほど深いわけではなく、一般的な洞窟というよりは大きな窪みといった感じです。この洞窟は、海岸の岩盤が波の浸食を受けて形成された海食洞(海蝕洞)という地形ということです。

 洞窟内部は自由に歩き回れますが、ヒカリゴケが生育するゾーンは鉄柵によって保護されています。

 人と比較すると洞窟の規模がなんとなく想像できるでしょうか。夏休みシーズンのため多くの観光客が訪れていました。

 この洞窟には、幕末から明治にかけての探検家で「北海道」の名付け親でもある松浦武四郎も野宿したと伝わります。

洞窟内部の岩壁にびっしりと生えていたシダのような植物

 松浦武四郎を紹介する看板。解説によると松浦武四郎がマッカウス洞窟で野宿したのは5月5日のことだったそうです。

 しかし羅臼の5月上旬はまだ残雪が見られる寒い時期です。イワスゲ(岩菅)やハマナスの花の記載に少し違和感を感じます。

 もっともこの「5月5日」は旧暦の日付を指しているのかもしれません。幕末当時に用いられていた旧暦5月5日は現在の暦では概ね6月中旬頃にあたり、イワスゲやハマナスが見られる時期かと思われます。

(羅臼町 2006年8月)


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