青木理×武田砂鉄「3.11から15年 わすれることの暴力性について」(動画)

ジャーナリスト青木理さんの書き下ろしルポルタージュ『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』(集英社)が2026年1月26日発売に。
今回の出版を記念し、著者の青木理さんと、作家・評論家として言葉やメディア、社会の「当たり前」を問い続けてきた武田砂鉄さんをお迎えして、トークイベントを開催します。
東日本大震災、福島第一原子力発電所事故から15年。
私たちはこの出来事を、どこまで「覚えている」と言えるのでしょうか。
2011年4月11日深夜、東北の小さな村で、102歳の古老が自ら命を絶ちました。
その死の背景を追うことで見えてきたのは、「国策」という巨大な力に翻弄される人々の姿、戦争の記憶、そして現代日本に横たわる痛みと喪失でした。
本書は、3.11を「過去の出来事」として風化させることへの静かな抵抗であり、人間の尊厳からこの国のあり方を問い直すルポルタージュでもあります。
時間の経過とともに薄れていく記憶のなかで、何が見えなくなってきたのか。
「忘却」は誰にとって、どんな意味を持つのか。
現場を歩き続けてきたジャーナリストの視点と、しなやかな視点で社会を読み解いてきた武田さんの視点が交差することで、3・11以後の日本社会をあらためて見つめ直す時間にしたいと思います。
ぜひご参加ください。
★青木理さんの新刊★

青木理 著
2026年1月26日発売
四六判/224ページ
2,200円(税込)
★出演者プロフィール★

●青木理(あおき・おさむ)
1966年生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクションライター。慶應義塾大学文学部卒業後、共同通信社に入社し、社会部で警視庁などを担当、その後は外信部に移ってソウル特派員などを歴任。2006年に退社後はフリーランスとして独立し、各種の事件や事故、災害、刑事司法、朝鮮半島、メディアなど多岐にわたるテーマの取材・執筆を続けている。主な著書に『安倍三代』(朝日新聞出版)、『日本会議の正体』(平凡社新書)、『絞首刑』(講談社)、『日本の公安警察』(講談社現代新書)等、共著に『スノーデン 日本への警告』(集英社新書)等多数。

●武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。出版社勤務を経て、2014年からフリーライターに。著書に『紋切型社会』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、19年に新潮社で文庫化)、『コンプレックス文化論』(文藝春秋、2017年、21年に文庫化)、『わかりやすさの罪』(小社、2020年、24年に文庫化)、『偉い人ほどすぐ逃げる』(文藝春秋、2021年)、『マチズモを削り取れ』(集英社、2021年、24年に文庫化)、『べつに怒ってない』(筑摩書房、2022年)、『今日拾った言葉たち』(暮しの手帖社、2022年)、『父ではありませんが 第三者として考える』(集英社、2023年)、『なんかいやな感じ』(講談社、2023年)、『テレビ磁石』(光文社、2024年)など多数。新聞への寄稿や、週刊誌、文芸誌、ファッション誌など幅広いメディアで連載を多数執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。
(本イベントは2026年1月26日(月)に隣町珈琲にて行われました。)

※こちらの動画コンテンツは「隣町珈琲の本棚」の有料プランに入るとご覧いただけます。
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