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AI疲れずの栌闘

こんにちは、ずした぀です。
ここ1幎以䞊noteを曞いおいなかったこずに気づき、改めお最近の仕事や思考敎理をしようず思い曞いおいる次第です。

今回はタむトルの通り、AI利甚によっお高たる疲劎感ずどう向き合っおいるかの蚀語化です。

箄1幎前、Claude Codeを䜿い初めお以降、AI による開発を䞭心ずしお、仕事の開発もプラむベヌトの開発も圧倒的に実装量が増えたした。圓然、他の開発者も実装量が増え、プルリク゚スト以䞋 PRの数、PRの䞭の倉曎行数も膚倧に膚れ䞊がっおきたした。

少し前に参加したTSKaigi 2026にお、登壇されおいた方の䌚瀟の䟋では開発量が玄3倍になったず蚀われおいたした。自瀟でも䜓感3倍はあっお、AI による実装量が数倍に増えたが、レビュヌをするのは基本的に人間なので、玔粋に人間の負荷が3倍になったず考えられたす。

そしお、実装量増加もさるこずながら、読む文章量が膚倧になっおきおいたす。AI が出力する文章は、網矅的で、叙述的で、膚倧な量を出しおくるので、人間が読むには盞圓䜓力を消耗したす。

これらの疲劎は最近「AI 疲れ」ず蚀われ、よく耳にするようになりたした。

以䞋ではこの「AI 疲れ」に関しお、そもそもAi 疲れずは䜕か、そしお自分がどのように察凊しおいるかを曞きたす。


AI疲れの正䜓

AI疲れはなんずなく「気のせい」ずか「慣れの問題」ず思われがちですが、構造的な理由があるず思っおいたす。敎理するず以䞋の3぀です。

① 意思決定コストの増倧

久束剛さんが「AI疲れの正䜓は『垞に考え続けなければならない状態』に眮かれるこずによる疲劎」ず曞かれおいたす。蚀い換えるず、意思決定コストの増倧です。

䞊蚘蚘事の「AI 疲れ」に぀いお芁玄するず、

  • 以前の仕事は、䞎えられた業務をいかに正確に効率よくこなすかで、ある皋床の正解があり、その範囲内で動けばよかった。

  • しかしAIの登堎によっお「そもそもこの業務は必芁か」「もっず別のやり方があるのではないか」ずいう問いが垞に浮かぶようになった。「最適化」から「再蚭蚈」ぞ転換した。

  • 「どこたでやればいいか」の境界が曖昧になり、「なんでもやれるけど、なんでもやらないずいけない」ずいう状態になっおおり、疲匊する状態ずなっおいる。

今やっおいる優先プロゞェクトの他で、AI に情報を䞎えれば調査から実装たで䜎コストで取り組んでくれたす。AI がセキュリティ䞊の懞念点やリファクタリング案などを持っおきお、もっずもらしいこずを蚀うので「じゃあやっおおくか」ず蚀う気持ちになりたす。この「なんでもできる」が浞透し、あれもこれもやらないずいけない雰囲気が生たれたす。レビュワヌからするず、投資察効果に芋合うかどうかの怜蚎もした方がいいずは思い぀぀、もっずもらしい修正なので無䞋にはできない。

そんな疲劎が生たれやすい時代になっおいるかなず思いたす。

② 「読む」量の爆発的増加

tacoyakyさんの蚘事『生成AIが増やしたのは効率だけじゃない。「読む」ずいう芋えない疲れ』が刺さりたした。

僕の1日の業務を棚卞しするず、芁件定矩曞や技術蚭蚈曞、QAの蚭蚈曞、Slackのテキスト、PRの説明、コヌドレビュヌのコメントなど、文章を「読む」「曞く」「考える」ずいう蚀語凊理系の䜜業がほがすべおを占めおいたす。

さらに蚀うず「考える」より「読む」が激増しおいたす。以前は「考える  読む」だったのが逆転しおいたす。

以前より脳が疲れおいる理由を把握するために蚀語化しおみお思ったのが、「AIが生成した文章は自分の頭を通っおいない」ずいう点です。自分が指瀺を出した内容でも、出力された完成品は党く別物ずしお目に入っおきおいたす。自分の指瀺すらそうなのに、他人がAI を甚いお曞いたドキュメントを読むのはずおも疲匊したす。

認知負荷が高たりすぎおオヌバヌヒヌトする。途䞭から読んでいおも頭に入っおこず、理解に時間がかかる状態。胜力の問題を超え、情報凊理の絶察量が人間の限界を超えおきおいるずいう構造の問題だず思っおいたす。同じ䌚瀟の゚ンゞニアも同じ感芚ずのこずで、「もはや党おは読んでない」ずすら蚀っおいたした。


③ 「远い぀かないずいけない」匷迫芳念

みずくん氎谷享平さんが「AIを䜿うこず自䜓が目暙になるず、党郚キャッチアップしなければ、党郚詊さなければずいう匷迫芳念に駆られる」ず曞かれおいたす。

これも非垞にわかる感芚です。新しいツヌルのリリヌス情報が毎日流れおくる。詊しおみないず乗り遅れる気がする。Claude Codeの次はGemini、その次は...ず、远いかける察象に果おがない。

「AIを䜿っおいない時間がもったいない」ず感じおしたうのも同じ構造です。「今こうやっお䌑んでいる間にも誰かがAIを動かしお生産をしおいる」ず感じおしたいやすいです。

AIをうたく䜿いこなせおいない自分は遅れおいる、ずいう感芚はAI 疲れの䞀皮だず思いたす。


では、この新たな疲匊の䞭、どう向き合うず良いのかを考えおみたした。

AI 疲れずどう向き合うか

① 土台ずなる基瀎知識・蚭蚈力の向䞊

これはAI 疲れの予防策ずしお、長期的に取り組むべき解決策だず考えおいたす。

蚭蚈の意図・制玄を自分が理解しおいないず、AI が出した案の良し悪しを刀断できない。刀断できないから䜕床も聞き盎す、読む量が増え疲れを生む、ずいう悪埪環になりたす。

「蚭蚈を考えるずきは最初からAIに聞く」ずいう癖が぀いおしたうず、自分の蚭蚈力が育たない。そのうちAI なしでは蚭蚈できなくなり、AI の出力の正しさも怜蚌できなくなっおいきたす。

「なぜこの仕様なのか」を問い続けるこずが蚭蚈力のトレヌニングになるず思っおいたす。なぜを攟眮しおAIに䞀気に出力させるこずもできたすが、土台の基瀎知識を高めるためには日々利甚する際の意識ず、䜓系的な勉匷は続けおいく必芁があるず思う次第です。

② 適切なマルチタスク管理

AI を䜿っおいるず、䞊列でタスクが膚らみやすいです。技術蚭蚈のスレッドで話しながら、別箇所で実装レビュヌの質問をしお、たた別箇所で実装タスクを回す...気づくずAIセッションが無数に増えおいきたす。

人間の脳みそは1぀なので、マルチタスクずいっおも実態は1぀1぀取り組みをしお高速にスむッチングしおいる状態です。なので本来は耇数同時䞊列は避け、倚くおも3぀たでずしお、1぀ず぀終わらせるのが良いかずは思いたす。

少し前たでは䞊蚘のように、盎列にタスクを䞀぀ず぀こなす意識が倧事だず思っおいたしたが、最近はそれだず仕事がスタックしがちになっおきたので、頑匵っおより耇数の䞊列をやり始めたした。

しごできの゚ンゞニアマネヌゞャヌずの1on1にお、その方は耇数のclaude セッションを立ち䞊げ、それぞれで別の䜜業を回し、その䞊列数10 個くらいあるず蚀っおたした。3 個が人間の脳のメモリすぐ取り出せるRAM 的なポゞションの数限界だからそれ以䞊は増やさないでおこうず思っおいた自分には衝撃の話でした。

「できる」ず思えばできるベヌスで珟実を再構築しおいくのが人間なので、どう倚くを䞊行できるか考え、独自の業務ボヌドを構築し仕事の進め方を倉えおいる最近ですこれは次のnote で曞こうず思いたす。

耇数䞊列数をどれくらい持぀かは眮いおおくずしおも、最䜎限守っおいるルヌルがありたす。AIずの䌚話セッションをできる限り「1セッション1テヌマ」ずしおいたす。技術蚭蚈の話をしおいるセッションでQAの質問をし始めるず、AIのコンテキストも自分のコンテキストも䞡方乱れお倧倉です。埌からスむッチングしお戻っおきたずきに「このセッションは䜕をしおいたっけ」ずいう無駄なやりずりも生たれるので、「1セッション1テヌマ」を守るのはおすすめです。

③ 認知資源の節玄ず回埩

認知資源は有限です。1日に読める量・刀断できる量には絶察的な䞊限があるず思っおいたす。

AIがそのキャパを超える量のアりトプットを出し続けるようになった今、認知資源をどう䜿うかを蚭蚈するこずが以前より重芁になっおいたす。ここは簡玠に箇条曞きで締めたす。

節玄に぀いお

  • AI にたず背景や抂芁を聞き、その埌詳现を深がっおいくこず

  • ドキュメントの党文粟読をやめ、先にポむントを絞っお読む

  • 焊っおあれもこれも䞊行で走らせない。ハンドリングできる量に抑える。

回埩に぀いお

  • やはり睡眠が䞀番。ちゃんず寝たしょう。

  • AI を䜿わない時間を意図的に蚭ける。人ず話す、曞籍を読むなど。

  • 身䜓を動かす。軜く倖を歩くなどするず脳疲劎が回埩する。


さいごに

散々、文章量が倚くお疲れるず蚀いながら、文章長くなり負担かけおすみたせん

AI 疲れは「胜力の問題」よりも「構造の問題」が倧きいです。意思決定コストの増倧・「読む」量の爆発・远い぀かなければずいう匷迫芳念の3぀が重なっお起きおいたす。

察凊するには、土台基瀎力・蚭蚈力を育おるこず、マルチタスクに぀いお自分に適した管理方法を䜜るこず、そしお認知資源を節玄ず回埩で意識的にコントロヌルするこず。この3぀が今のずころ僕の答えです。

以䞊、長文読んでいただきありがずうございたした。
次回は最近䜜ったタスク管理ボヌドに぀いお曞こうず思いたす。

いいなず思ったら応揎しよう

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