「私の教育答え合わせ」をしてみたよ。note原稿をchatGPTに分析させてみたら、私には東大生にありがちな「あるもの」が無かった件
先日、私が寄稿した下記のnoteが公開されました。
今回、カラシカシさんにお誘いいただいて、寄稿することとなりました。私自身を総合的に振り返る機会になり、大変面白かったです。
私は東京大学に入学してから、ずっと小さな違和感を抱えていました。
「なんか、東大生の過半数の人とメンタルモデルが違う気がする」という感覚です。
成績優秀で、努力家で、競争を勝ち抜いてきた人たちに囲まれているのに、会話の端々で微妙なズレを感じる。
当時は言語化できませんでしたが、社会人になってからもその違和感は消えませんでした。在学中から、いわゆる「東大本」読んでも全然ピンとこないんですよ。誰の話をしているの? って感じで。
そこで今回、自分が書いてきた「私の教育答え合わせ」noteを生成AI(chatGPT)に食べさせて、他の「私の教育答え合わせ」との違いを分析してもらいました。
目的はシンプルで、「どこが、どう違うのか」を構造的に見てみたかったからです。
どういうChatGPTプロンプトを書いたの?

こういう広範囲な分析をする時は、私はDeepResearchを使います。
「過去の全記事」との比較を依頼しているので、分析対象が「下位ディレクトリ」に影響します。また、私自身が生成AIでありがちな「反射神経で答える」やつがとっっっっっても大嫌いなので、できるだけ広範囲にサーチし、分析できるモードで出してもらっています。
公開済みの記事のシェア文を書いてもらったり、1記事だけ分析依頼かけるケースとかだと「web検索」オプション付けるだけでも、ちゃんとURL先の内容を読んで答えをくれるようになるので便利です。
▼私の寄稿と他の方の内容を分析してもらった結果▼
DeepResearchの結果は例によって超こってりなので、以下は私がリサーチ結果を読んで感じたことをもとに振り返っています。
東大受験のモチベーションに「競争欲」がほぼなかった
生成AIの分析で、最もはっきり指摘されたのは「競争欲がない」ということでした。
競争欲求がほぼない
承認欲求もかなり弱い
主なドライブは内発的動機づけ
正直、「ですよね」という感想でした。
私は受験期、細かい順位にほとんど興味がありませんでした。
全国何位か、校内で何番か、という話題にまったく心が動かなかったのです。
ただし、大まかな位置取りは知りたかったです。
「今の実力で、この志望校レンジにいるかどうか」くらいの把握は必要でした。でも、それ以上の競争には関心がありませんでした。
一般に語られる東大受験のモチベーションは「競争」「勝利」「選ばれること」「承認」になりがちです。
私の場合、そのどれもが主軸ではありませんでした。
やる気スイッチはZ会の添削だった
では、何に対してモチベーションが上がっていたのか。
一番わかりやすい例が、Z会の数学の添削です。
自分なりに考え抜いた証明が「筋がいい」「この発想は良い」と評価される。その瞬間だけ、静かに嬉しかったのを覚えています。
誰かに勝ったから嬉しいのではありません。
正解だったからでもありません。
「自分の思考が、筋の通ったものとして成立した」ことが快感でした。
また、現役時代は精神状態のアップダウンが激しかった一方で、浪人時代は驚くほど淡々としていました。結果としてその時期の方が、学習成果は安定していました。
モチベーションは「上げなくていい」タイプもいる
この「淡々としている方がうまくいく」特性は、その後のキャリアでも強く現れています。
私は、気合や熱量が高い時よりも、淡々としている時の方が、実際にはうまくいっています。
大きく燃え上がるより、静かに継続できる状態の方が成果が出ます。
また、東大受験そのものも、自分で強く志望したというより、先生に薦められて進路変更した側面が大きいです。
この「他人から薦められたものに乗る方がうまくいく」という傾向は、その後の進学や仕事選びにも明確に表れています。
ここで大事なのは、モチベーションを無理に高めようとしないことです。
世の中には、
競争・承認などの外発的動機づけで伸びる人
内発的動機づけで淡々と積み上げる人
がいます。
後者の場合、周囲から煽られるとむしろ調子を崩します。
内発的動機づけの兆候が見えたら、放っておく
もし今、
「この子、やる気があるのかわからない」
「受験に向いていないのでは」
と悩んでいる親御さんがいたら、これだけ伝えたいです。
内発的動機づけの兆候が見えたら、放っておいてください。
その方が、長期的には確実に伸びます。
派手なモチベーションはありません。
ドラマも少ないです。
でも、静かに、確実に積み上がっていきます。
生成AIに分析させたことで、私はようやく自分の違和感を「欠点」ではなく
「設計思想の違い」として捉え直すことができました。
教育もキャリアも、正解は1つではありません。
合わない燃料を無理に注がないこと。
それが、今回の私の教育答え合わせでした。
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