潰瘍性大腸炎の入院中の食事|「え、これ食べていいの?」と驚いた私のリアル体験
病院食と聞くと、なんとなく
「体に良さそう」「優しい食事が出るのかな」
とイメージする方も多いと思います。
でも実際に入院してみると、
私の場合は驚きの連続でした。
この記事では、潰瘍性大腸炎の入院中の食事の流れと、
私が感じたリアルなギャップについて書きます。
入院直後は、基本「絶食」から始まる
潰瘍性大腸炎がひどくなったときの入院は、
絶食から始まりました。
つまり、
食事は一切なし。点滴のみ。

腸の炎症が強いときは、食べ物を入れること自体が負担になり、
腸を休ませることが最優先になります。
ちなみに、私の場合、この体験は、
のちにファスティング(断食)など、
家に帰ってからも役に立つ経験となっています。
話を戻しまして、、
入院してすぐは、
「入院したら食事が出る」という状態ではなく、
ただ点滴だけで数日過ごしていました。
初めて経験したその期間は、体力が落ちるだけでなく、
気持ちの面でもかなりしんどかったです。
「いつになったら普通に食べられるんだろう」
「このまま戻れないんじゃないか」
そんな不安が頭の中をぐるぐる回っていました。
特に食べることが大好きだった私には、過酷すぎる経験でした。
気を紛らわすため、
それまで見たこともなかった「大食い系youtuber」を狂ったように見漁って食べた気持ちになっていました(笑)
少し落ち着くと、エレンタールが処方される
症状が少し落ち着いてくると、
私の場合、次に出てきたのが エレンタール です。

エレンタールは、簡単に言うと
栄養補給のための粉末状の栄養剤で、
水に溶かして飲むタイプのものです。
フレーバーで味変できます。(何種類かあります)


私は、このころ、生物学的製剤を拒み(病院側からしたら問題児w)
少しでも副作用の少ない手段を主治医に模索していただいてました。
その間も、炎症がおさまらず、体力的に落ちていくばかり。
絶食も1週間が過ぎていて、
体重が落ちる
栄養が吸収できない
血液検査の数値が悪化する
という状態に陥いっていました。
病院としては「栄養状態を戻す」ことを重要視しようとされていましたが、
私の頑なな気持ちがそれを拒み、先生方を困らせていたと思います(=゚ω゚)ノ
エレンタールは、
「飲むのがしんどい」
「味がつらい」
「胃が気持ち悪い」
と感じる人も多い聞きます。
私も、
“回復のために必要”だと分かっていても、
最初のころは、味になれることができず、
飲んだ後は、ぐったりしていたことを今でも覚えています。
炎症が落ち着いたら、重湯から食事スタート
色んな治療がすすみ、炎症の症状が見られなくなると、
いよいよ口からの食事が始まります。
そのスタートは、
重湯(おもゆ)
です。

おかゆよりもさらに薄い、
お米の上澄みのような食事。

そこから段階的に、
3分粥
5分粥
全粥
に合わせて、おかずが少しづつ、ついてきます。
私は、重湯を卒業しだすと、
「やっと食事が食べられる…!」と
希望を感じることができました。

おかずが出たときは
涙が出そうなほど嬉しかったのを覚えています。

ただ…ここから私が感じた「病院食への違和感」
私が入院中、驚いたことがあります。
それは、病院の食事が
私が実践していた東洋医学の食事療法とは、
かなり違っていたことです。
私は自宅で、
体を冷やさない
消化に負担をかけない
腸を整える
グルテン、乳製品、添加物を避ける
という視点で食事を選んできました。
いわゆる「養生」の感覚です。
でも入院中の病院食は、
その感覚とは別世界でした。
病院は「栄養学」を最優先している
病院の食事は、良くも悪くも
栄養学が中心です。
私が感じたのは、
「腸に優しいか」より
「カロリーが取れるか」が優先されている
という印象でした。
特に驚いたのは、炭水化物の量です。
ごはん、おかゆ、麺類…。
とにかく、炭水化物が多い。
もちろん、体重が落ちている患者にとって
炭水化物が重要なのは分かります。
でも当時の私は、
「え、こんなに炭水化物でいいの?」
「腸は大丈夫なの?」
と正直、戸惑いました。
添加物への配慮は、ほとんど感じなかった
もう一つ、私が衝撃だったのは、
添加物に対する考え方です。
私は普段、できるだけ
保存料
着色料
加工食品
を避ける生活をしていました。
でも病院食は、
そういう視点で作られているわけではありませんでした。
「病院食=安心」
と思っていた私にとって、
“治療の場でも、添加物は普通に出る”
という現実は意外でした。
病院食は悪ではない。でもギャップは起きる
ここで誤解してほしくないのは、
病院食が悪いという話ではありません。
病院には病院の考え方があります。
潰瘍性大腸炎で入院する人は、
食べられない
栄養不足
貧血
低アルブミン
体重減少
という状態になりやすく、
命を守るために「栄養を入れる」ことが最優先になります。
そのため病院は、
「まず体を回復させる」
という目的で食事を設計しています。
それは合理的ですし、医学的にも理解できます。
ただ、患者側が
「普段の養生」「自然派の食事」を大切にしている場合、
その差に驚いたり、戸惑ったりするのは自然なことです。
私は「入院中は割り切る」と決めた
私が最終的に落ち着いた答えは、これでした。
入院中の食事は、
“自分の理想の食事”ではなく
“治療のための食事”
そう割り切ること。
もちろん、どうしても不安なときは
医師や栄養士さんに相談するのも大事です。
私の場合、
何も言わなければ、乳製品や小麦粉料理も出てきたので、
過去に悪化した乳製品だけはやめてもらったり、
どうしても味が合わないものは、
違う食べ物に変えてもらうこともできました。
入院中は心も弱りやすいので、
「全部完璧にしよう」とすると
逆に疲れてしまうことがあります。
だから私は、基本委ねることにしました。
「今は回復のために必要なステップ」
「退院したらまた自分の食事に戻せばいい」
そう考えるようにしました。
退院後に大切なのは「自分の体で確認すること」
潰瘍性大腸炎は、
本当に人によって合う食事が違います。
同じ病名でも、
合うもの
合わないもの
悪化するもの
回復を助けるもの
が人によって変わります。
ですが、
病院側も個人個人の難病の症状を全て把握しているとは限りません。
なので、気になる食事が出てきたら、
看護師さんやお医者さんに必ず相談するべきだと思います。
自分の体の状態は、結局自分しかわかりません。
言葉にすることがとても大事だなと私は思っています。
入院中の食事で感じたことは「退院後のヒント」になる
入院中の食事は、
正直、理想通りにはいきません。
でも、だからこそ学べたこともありました。

栄養が落ちると回復しない
腸は休ませる時間が必要
体重や血液データが回復の指標になる
食事は“思想”より“現実”が優先されることがある
これは、退院後の生活を考えるうえで
大きなヒントになりました。
視野が広がり、根詰めないように意識し始めたのも
入院の経験がきっかけの一つになりました。
「こんなに頑張ってたんだな」って、自分を認めてあげてほしい
潰瘍性大腸炎で入院するということは、
そこまで体が限界だったということです。
本当は、ずっと前から
体はサインを出していたのかもしれません。
でも
家のこと
子どものこと
仕事のこと
日常のこと
全部抱えながら、ここまで頑張っていたのです。
入院して、絶食して、点滴して、
やっと重湯を食べられるようになるまで耐えて…。
それって、
当たり前のことじゃないです。
「私、よく頑張ったね」
「ここまで耐えた自分、すごいよ」
この記事を書きながら
あのときの自分にそう声をかけたくなりました。
そして、完璧じゃなくてもいいから、
少しずつ、回復の道を歩いていけばいい。
諦めなければ、
きっとまた体は応えてくれる。
私はそう信じて、
今日も自分の体を労わりながら生きています。
🌱同じ人とつながりたい
このnoteは、
潰瘍性大腸炎と向き合っている方が
「自分だけじゃない」と思える場所になればいいなと思っています。
入院中の食事で困ったこと、
驚いたこと、
「これが合わなかった」という体験があれば、
ぜひコメントで教えてくださいね。
今日は、ここまでにしたいと思います。
私は、youtuberとして、体に優しい食事のことや生活習慣など、
自分が興味をもったことを動画にしています。
(111) しあわせのおすそ分け(うたうたいkey) - YouTube
また、私が普段使っている自然食品などは、こちらの楽天ROOMにまとめています。良かったら覗いてみてくださいね。
しあわせのおすそ分け のROOM - 欲しい! に出会える。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
