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​【インタビュー】元メンバーが語る「東大国語研究会」の実態と裏側

SNSや受験界隈で話題となる「東大国語研究会」。今回は、過去に同会で教材制作に携わっていた元メンバーのM氏に、当時の活動内容や内部の様子、近年の批判に対する見解についてお話を伺いました。

Q1. M氏は研究会でどのような活動をされていたのですか?
​A. 自分は主に、整数問題を攻略するためのテキストを作成していました。

​Q2. それは委託を受けて作成されていたのでしょうか?
A. そうですね、その認識で間違いありません。当時、「時給5000円以上」を謳う募集があり、家庭教師用に作成していたプリントを二次利用して効率よく稼ごうと考えて東大国語研究会に参加しました。その後、「整数問題についての教材を作りたい」と依頼を受けて作成に取り組みました。

​Q3. 実際に受け取られた金額はどのくらいだったのでしょうか?
A. ゼロですね。実際に教材が売り出される前に自分のアカウントが凍結してしまい、音信不通になってしまったためです。

​Q4. 運営メンバーの人数や、東大関係の有無などを教えていただけますか?
​A. 運営メンバーはごくわずかです。東大生の有無についてですが、少なくとも自分は「東大生」という立場で参加しました。なお、主宰者は男性で、大学生ではありません。出身大学までは分かりませんが、法学系の方だと思います。

​Q5. 「メンバー偏差値80超」という表記がありましたが、具体的にどのような基準で選ばれていたのでしょうか?
ここだけの話、あれは言っているだけというのが実態です。基本的には「東大生であれば参加できる」という基準だったかと思います。​ただ、フォローのために補足しておくと、私自身は駿台ベネッセ模試で偏差値80を超えた実績はあります。

​Q6. 購入者からのクレームがあった事はありますか?
A. 私たちメンバー側に直接クレームの連絡が来ることはありませんでした。そのため、実際にクレームが存在したかどうかについては「不明」というのが正直なところです。

​Q7. 最近の批判や「炎上」について、元メンバーとしてどのように感じていますか?
A. 最近になって急に炎上しているように見えている方も多いかもしれませんが、当時から批判自体は多かったです。そのため、元メンバーだからといって特別に強く感じていることはなく、「懐かしいな」と思う程度です。
​元々、私の東大現代文に対する考え方(MECEの法則に基づき各設問で文章の骨子を捉え、120字要約は骨格を捉える)と彼らの国語教材は方針が異なっていたため、私自身は国語教材には一切ノータッチでした。
ただ、今回転載された内容に対するネット上の批判には、少し的外れな部分もあると感じています。受注型の受験教材には「情報商材」的な側面が強く、「値段と情報の質」や「値段とレイアウト」が必ずしも比例するとは限りません。内容が薄いのに高額であることに対して批判したくなる気持ちも分かりますが、内容が分からない怪しいものに手を出す側(購入者側)にも一定の自己責任はあると考えています。

​Q8. 公式が主張する合格実績は、実際にどの程度正確だったと思いますか?
A. 合格実績の集計作業には関わっていませんでしたが、客観的に見ても「極めて怪しいもの」だと感じていました。

​Q9. 他に公開しても差し支えないメンバーや、ご存知のメンバーはいらっしゃいますか?
​A. 一人知っている例を挙げると、東大文系数学で満点を獲得し、東大地理で57点を取得して上位合格した、元鉄緑会講師がいました。

Q10. この「東大国語研究会」をどのように評価していますか?
​A. 正直に申し上げると、極めて怪しい集団であると同時に、マーケティングがあまり上手ではないなと感じています。販売する商品に一貫性がなく、現在はLaTeX(TikZ)などを扱える人材も内部にいないようですので、組織としての内部体制はほぼ崩壊しているのではないかと推測しています。

Q11. 高額な価格設定について、内部ではどのように議論されていましたか?
​A. 価格については、主宰者側が大まかな金額を提案し、こちらが納得したら販売を開始する流れでした。報酬としては、売上の「50%バック」が基本ルールとなっていました。

​インタビューを終えて

​現在、ネット上には手抜きで粗悪なAI生成教材があふれています。その中で、自分自身もTikZなどを勉強しながら何かしら質の高い教材を作れたらと考えてはいるものの、「購入希望者がいないのではないか」となかなか行動に移せていないのが現状です。

​そういった点において、賛否はあるものの「東大国語研究会」の持つ圧倒的な行動力については、心から尊敬しています。

​そして、今回取材に応じてくださった東大数学研究会のあなたにも、深く感謝申し上げます。今後のご活躍を応援しております。



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