子連れワンオペ・サバティカル(7)最初の数日、とりあえず図書館
※この記事を書いている今はサバティカルでアーバイン(カリフォルニア州)に4か月目です。この記事では3か月前の話を書いています。
前回の記事ではアーバインに到着した日のことを書いた。その翌日以降、普通だったらまず生活のセットアップというところなのかもしれないけれど、大学宿舎へ入居できるのは2週以上先。では何をしたかというのが今回の話だ。
大学へ
お世話になる大学、UC Irvineに行った。まずは受け入れてくださった先生に挨拶に。ホテルからはライドシェアで20分ぐらいかかった。子どもたち二人と一緒。まだ小学校にいつから行けるかもわからない状態なので、とりあえずどこに行くにも一緒に行くしかない。
以下,日記風に。
Googleマップを見ながら,その先生の研究室のある建物に向かった。緑の豊かなキャンパスで,子どもたちは遠足気分だが,私は建物が近づくほどに緊張してきた。その先生とはそれまでメールでしかやり取りしたことがなく,会うのは初めてなのだ。
建物の場所には迷うことなく辿り着いたけれど,建物の中は迷路のようで迷っていたら,その先生が廊下に出てきて,会うことができた。子どもたちが一緒で少し驚いたようだった。
研究室で少しお話しし,キャンパスを案内していただいた。良い方でよかったと思った。

私も個室の研究室を使わせてもらえることになり(その先生の研究室とは別の建物にある),後日鍵を受け取った。
公立図書館
上にも書いたように,子どもたちがいつから小学校に通えるのかまだわからない。とりあえず公立図書館を探し,行ってみた。前に別の記事に書いたことがあるけれど,我が家は図書館好きなのだ。それに,子どもたちは日本でインターナショナルスクールに通っていたから,英語の本は読み慣れている。
アーバインの図書館は小さかった。教育熱心な街と聞いていたので,意外だった。英語の本のほかに中国語や韓国語の本もけっこうおいてあり,日本語の本のコーナーもあった。閲覧席で東アジア人っぽいおじさんが韓国語の本を何冊か積んで読んでいた。たぶん韓国人なのだろうと思った。


アーバインに来た最初の一週間に,結局3か所も公立図書館に行った。2か所はアーバインで,もう一か所は隣のニューポートビーチという海沿いの市にある図書館。ニューポートビーチの図書館のほうが大きくて新しくて立派な建物だった。
ちなみに移動はやはりライドシェア。どこに行くにも車で20分から30分ぐらいかかった。
弦楽器の工房を訪問
日本にいた時からアーバインに韓国人の弦楽器工房があることを見つけていたので,訪ねてみた。
親切な方で,楽器の話のほかにもいろいろとうかがった。例えばこんな話。
「アーバイン」というのはもともとこの土地の所有者の姓であり,経営する会社の名前である。カリフォルニア大学が土地を購入してアーバイン校を作り,アーバイン社が街を開発した。
そんなアーバインには今,アジア人が多い。特に中国人と韓国人とインド人。子どもの教育のために移住してくるのだ。彼らは多くの場合,音楽やスポーツに力を入れている。学業の成績だけでは良い大学に入れないので,プラスになるよう,大会での表彰をねらっている。表面的にはのどかな街だけど,子どもとその親たちは熾烈な競争を繰り広げている。
そんな話を聞いた。噂には聞いていたアメリカの大学の受験競争。
車はどうするのか
渡米前から想像してはいたけれど,アーバインは想像以上に車社会だった。来て数日でよくわかった。この街には街の中心・ダウンタウンというものが存在しない。住居エリアやオフィスエリアが市内に点在し,また,ショッピングモールのエリアも市内に点在している。そしてどこに行くにも車なのだ。
例えば図書館に行った帰りに少しお腹がすいたからパンやスナックを買おうと思っても,周囲には公園と道路と家しかない。Googleマップで探すと,いちばん近いところでも車で5分とか10分とかだったりする。どこに行ってもそんな感じなのだ。街が車での移動を前提として設計されている。
車を買うか借りるかするということは渡米前から考えていて,渡米直前にアーバインのカーブローカーを調べ,メールで問い合わせていた。アーバインに来てから,その会社の担当の人に電話で相談をした。
担当の人の話をまとめるとこんな感じだった。
中古車:帰国時に売る手間があるし,売買の際には税金がかかる。
レンタカー:週末だけ借りるならまだしも,ずっと借りるとなると高くつく。
カーリース:多くの自動車会社は2年のリースだが,フォルクスワーゲンが1年のリースプランをやっている。
ということで,フォルクスワーゲンのリースがおすすめとのことだった。それで話を進め始めた。
(ところが後になって問題が生じたのだけど,それはまた別の記事で。)
[子連れワンオペ・サバティカル 次の記事]
