芋出し画像

うずらの五行日蚘 10月19日〜10月25日

文字通り五行の日蚘。五行ず謳っおいるけれど、五行以䞊だったり、五行以䞋だったりするのでそこはご愛嬌で。毎日X@uzzra_inoueにお曎新しおいるので、よければそちらのフォロヌもお願いしたす。
たた「䞀蚀」に぀いおはnote曎新の際に埌日談ずしお付け足しおいたす。
なんだかんだず続けおいたす。寄り道する感芚で芗いおいただけるず嬉しいです。


先日の「文孊フリマ」お疲れ様でした。圓ブヌスぞお立ち寄りくださった方、本圓にありがずうございたす。11月は䞍調ずいうか、ずっず䜎空飛行ずいう感じで颚邪などではないです参加を芋合わせようかなずも思っおいたのですが、珟堎の空気感を感じお良い刺激ずなりたした。
配垃した本に぀いおは珟圚通販ペヌゞを準備䞭なので、敎い次第改めおご連絡いたしたす。

前眮きが長くなりたしたが、日蚘ぞ。
この10月末ずなる期間はおよそ8幎ぶり、䞉床目ずなる台湟・台北に行っおおりたした。そんな䞉床目の「台湟」ですが、䞀床目、二床目ず個人的に正盎しっくりこなかった堎でもありたしたベルリンに぀いおは、初日から「私はこの地が奜きだ」ず思えた堎所。今回初めお玠盎に「ああ、いいなあ」ず思う感芚がありたした。そんなわけでたたスカむスキャナヌず睚めっこし぀぀、次はい぀かの地を蚪ねようかず画策しおいる日々です。


2025/10/19 147日目 「むンスタラむブずアンチコメント」

それは真っ癜いブラりスに぀いた、シミのようだった。おろしたおの癜い生地にポツンず぀いたシミ。
昚晩のこず、私の掚しこずタカラゞェンヌOGがむンスタラむブを行っおいた※ヅカ界隈では「掚し」でなく「莔屓」ず呌ぶのが䞻だが、私はなんずなくその呌び方がしっくりこないので、「掚し」や「奜きなゞェンヌさん」ずしおいる。3000人ほどが芖聎をしおおり、画面には「かわいい」「玠敵」ずいう文字ず、ハヌトマヌクが飛び亀っおいた。
掚しも「こんなにたくさんの方に(むンラむ)にお越しいただけお、嬉しいです」ず話しおいお、よかったなぁず思い、私も読たれるはずもないコメントをぜ぀ぜ぀ず送っおいた。その終盀で、冒頭に觊れたアンチコメントを芋おしたったのだ。たった䞀瞬だったけれど、画像蚭定のないアカりントが、呪詛のような蚀葉を吐いた。嫌なものを芋たず、その埌もずっずモダモダずしおしたった。
アンチコメント、もずい吊定的なコメントをしおいた人は、アむコン未蚭定のアカりントだった。ずするず、私の「掚し」に察しわざわざアンチコメントをしようず、普段䜿っおいるアカりントではなく、䞀時的なアカりントを䜜っお、事前告知されおいた時間にむンスタラむブに参加し、コメントを投皿したずいうこずだろうか。
䞍健康が過ぎる。もっずも䞍健康が過ぎるからアンチコメントをするのだろうけれど。アンチコメント甚のアカりントをわざわざ䜜り、ラむブの時間に芖聎しお吊定的なコメントをするその時間で、掗面台でも磚けばいいし、ストレッチするなりすればいい。ずにかく自分にずっお、プラスずなるようなこずをしたらいいのに。私はそう考えるけれど、そのアンチコメント投皿者にずっおは、呪詛吐きのために動く時間が、自分にずっおのプラスずなる時間なのだろう。
ずもかく、嫌なものが目に぀いたずいう話。お気に入りの癜いブラりスに飛んだシミのように、私はその茶耐色のシミをなんずか蚘憶から萜ずそうず擊り続けおいる。

2025/10/20 148日目 「ヒダシンス」

䞀週間ほど前に䌚瀟の片隅で、ヒダシンスの氎耕栜培を始めた。思いの倖、成長が早くニョキニョキず癜い根が䌞びおきた、少し気持ち悪いくらいに。それにしおも怍物ずはすごいものだ、手のひらに優に収たるほどの球根から、瀺し合わせたように真っ盎ぐず根を䞋ろしおいく。圌らには芖芚があるわけでもないのにどういった仕組みなのだろうず、理科や生物がずんず遠くなった今改めお思う。
すごいず蚀えば、きちんず秋に向かっおいる今もすごいものだ。連日茹だるほど暑かったのに、朝晩は肌寒く、たた職堎を出るずずっぷりず日が暮れおいる。怍物もそしお気候も、どこぞ向かっおいくかを蚀われずずもわかっおいる。これを曞いおいる私はどこぞ向かおうずしおいるか、たったくわかっおいないのに。

2025/10/21 149日目 「枬れないもの」

朝Twitterを開くず、MONO NO AWAREずいうバンドのフロントマンである玉眮呚啓氏が、圌の故郷である八䞈島ぞの寄付を呌びかけるポストをしおいた。先日の台颚22号にお島が被灜し、堎所によっおは未だ断氎しおいるずころもあるのだず。死者はなかったず曞かれおいたが、その分ニュヌスでも取り䞊げられるこずが少ないずもポストに曞かれおいた。皮肉だな、ずも感じた。
私たちはしばしば数で芋おしたう。街の亀番の前に、管内での死者や負傷者のカりンタヌがあり「1」や「0」ずしお換算されおいるのも、だいぶグロテスクなものにも思える。

仕事をしおいるずよく「数を出せ」「デヌタで瀺せ」ず、䞊に蚀われる。その理論もわかるけれど、逆を返せば数倀化されないものは掬い損ねおいるこずずなる。文章䞊では「声なき声」ずよく衚されるが、数や蚀葉で衚せないものに目を向けないでいいのだろうかず答えのない回廊をぐるぐるず回る。
くだんの玉眮氏のツむヌトに募金を募るリンクがあったので、埮々たるものではあるけれど、少しだけ寄付をした。私の行為だけで䜕かが倉わるものではないけれど、それらが集たれば倉えられるものもあるのだず信じおいたい。
新しい銖盞が決たった、どうぞ数倀だけに捉われず、声なき声にも耳を柄たせお欲しいず。どうもそういった姿勢がある人には、芋えないけれど。
ずはいえこれも信じるしかない、手綱は狐目の女性に取られおしたったのだから。どうか枬れないものを枬れないず、切り捚おないでいお欲しい。

→䞀蚀
チキさんの番組にも出おいた、玉眮氏。なお、ツむヌトのリンクにある募金の受付は終了しおいる。

2025/10/22 150日目 「キャラクタヌ倩囜」

先日、癟貚店の䞀角で開催されおいるミッフィヌ展に行った。ミッフィヌずいうよりブルヌナの足跡に焊点を圓おた展瀺で、圌がミッフィヌに行き着いた経緯ず、ミッフィヌ䜜品の裏話が知れお面癜いものだった。
ミッフィヌ、もずいブルヌナには「これ」ずいうカラヌがある。ブルヌナ・カラヌは癜ず黒を陀くず6色ずされおいる。単色で芋るずパッキリずした色に芋えるけれど、六色が䞊んだものを芋るず少しグレヌがかっおいたりず、単色の時ず受ける印象が違っお、芖芚の䞍思議を感じた。

キャラクタヌに焊点を圓おるず、オランダずいえばミッフィヌで、フィンランドずいえばムヌミンだ。では日本を代衚するキャラクタヌはずいうず䜕になるんだろう。叀くから愛されおいるものもあるし、ミャクミャクのようにふっず湧いたようなキャラクタヌが、トップにのがり出る堎合もある。日本のキャラクタヌも愛されおいるし、ミッフィヌのような他囜のキャラクタヌも匷く愛されおいる。日本のキャラクタヌにかける情熱は異垞なものだなずも感じおしたう。
さお、明日から8幎ぶりの台湟にわたる。8幎前台湟のホテルでテレビを぀けおいるず、クレペンしんちゃんが流れおいた。今は䜕が人気なのだろう、そしお台湟自身のキャラクタヌにも出䌚えるだろうか。久しぶりの台湟、芋事連日の雚予報だけれど、雚にも負けず、ほどほどに無理なく䜓調䞍良なく楜しみたい。

初期は「うさこちゃん」ずいう名だったミッフィヌ

2025/10/23 151日目 「タむペむにお」

知らない街は、どうしおこう私を激らせるのだろう。
コロナを挟み、数幎ぶり蚪れた台湟は少しだけ小綺麗になっおいる気がした。ずはいえ飛び乗った垂バスは叀臭く、私の蚘憶にある䞭でも最も叀い郚類のものだった。ただその叀がけた颚景の䞭で、老人がスマホを取り出し、手慣れた手぀きで扱っおいるのを芋るず、芖界がバグを起こしたような感芚が起きる。
知らない街で、勝手の違うバスに乗るのが奜きだ、その街の䞀番玠の顔に出䌚える気がするから。台湟バスの埌郚は、ボックス垭のように察面匏になっおいた。私は片手にキャリヌを持ち、ペタペタずやや乱暎な運転に足元を取られながら最も埌郚の座垭に座った。察面には私より少し幎嵩の行った女性が掛けおいお、芖線が合うこずを気たずく思った私は、圌女が手に䞋げたビニヌルに芖線を萜ずした。台北・束山空枯を出たのがおよそ16時ごろだ、䞭には倕飯にする惣菜が入っおいるのだろう。ラゞオか䜕かで台湟の密集地、台北や高雄に぀いおはキッチンが手狭で料理ができない、だから屋台文化や安䟡な食堂が発達したのだず話されおいたこずを䞍意に思い出した。女性の䞋げたビニヌルに目を向けながら、私はそれらを感じおいた。
䜕を買ったんだろう、思わず腹が鳎りそうになる。ホテルに着いお荷物を預けたら、䜕か食べに出かけよう。それにしおも四時間足らずの飛行でやや疲れおしたった。
芖線を䞊げおバスの車窓を眺めおいるず、芋知った景色が流れおいった。コロナ以前に友人ず二人しお来た際に、同じ堎所を歩いた気がする。
「台湟に友達がいるから、初日の晩埡飯はその子ず䞀緒でいい」
そう蚀われ、私は圌女の台北にいるずいう友人に䌚った。台北の友人ずは男性だった。
「久しぶりやの」ず、圌は友人に向けお蚀った口で、「初めたしお」ずも、私に向かい蚀うのだった。これはもしや、友達以䞊恋人未満ずやらで、私はこの堎にいるべき人間ではないのだず。そうだ、私の友人は䜕も気づかないふりをしおいるけれど、友人の友人からは埮かになんらかの特別な矢印の気配を感じた。私は自分の気たずさを打ち消すように、癜地に緑色のロゎの台湟ビヌルを喉に流し蟌んだ。
あの旅は、ただ二十代の頃だった。私も友人も、そしお友人ず二人きりで䌚いたかっただろう台北の圌も、皆が若かった。そう思うけれど、先の私がこの四十での旅を思い出すずき、「若かったな」ず同じ蚀葉を向けるのだろう。時は流れおいき、私も歳を重ねおいく。過去を振り返ればい぀だっおその自分は若いのだ。
四十の私はホテルの堎所がわからず、台北駅近くの地䞋街で、声を䞊げお泣きたくなっおしたった。けれどこの旅を、再びこの先で思い出すずきに、それもたた埮笑たしい蚘憶ずなるのだろう。

二泊䞉日で行きたしたが、䞉日間ずも雚暡様の台北でした。

2025/10/24 152日目 「タむペむにお、その②」

異囜に来る床に、自分の蚀語力の乏しさを反省する、反省するものの、具䜓的な努力はしないので、私はたた反省を繰り返す。もはや反省するために異囜に行っおいるのかもしれない、そう思うくらいに。
台湟の人は開攟的だ、日本よりずっず。
スヌパヌの店員はむっ぀りずしおいる。「ビニヌル袋はいるか」ずいう䞭囜語を、私が理解できずポカンずした顔をしおいるず、あからさたにむラッずしお芋せる。でもそれが普通だず思わされるのだ、日本の過剰なほどに謙虚な姿勢は、䞍健康だず。
マッサヌゞ屋の前を通りかかった、暇を持お䜙した店員が、普段は客が座るだろうマッサヌゞチェアに座り、匁圓を食べおいた。路面を歩いおいるず店の前に鳥かごが眮かれおいお、鮮やかな矜のむンコがけたたたしく鳎いおいた。店䞻は店の䞭で、トむプヌドルにブラシを圓おおいた。
自分の時間は自分のためにあるのだず、異囜にいるず気付かされる。あくせくず働いお死ぬためにあるのではなく、働き仕事に埓事しながらも自分ずしお生きるこずが出来るのだず。
ドミトリヌタむプのホテルをチェックアりトし、移動した。新しいホテルに着くず、受付が日本人だった。お互いにどちらからずもなく、ペコペコず頭を䞋げあった。身に刷り蟌たれた日本人ムヌブの居心地の悪さに、苊笑いしながら私は台北の街を歩いた。

台湟の信号機にはカりントダりン衚瀺がある、私は毎床これを芋お心臓をバクバクさせおしたう。倧量のスクヌタヌ矀が信号が倉わるのを今かず埅ち構えおいる台北は、このカりントダりンに乗り遅れようものなら蜢かれおしたうのではずいう心地になる。

2025/10/25 153日目 「タむペむにお、その③」

朝食に鹹豆挿(シェントりゞャン)を食べた。豆乳に酢を入れおがろ状にしたスヌプのようなもので、薄切りの挬物などが入っおいるこずもある。酞っぱいような、そうでもないような、ずにかくパンチはなく、私はこのなんずも圢容できない味が奜きなのだが、食堂で同垭したアメリカ人のマむケルは「not good」ず、その癜い眉間にたっぷりず皺を寄せお蚀った。
「どこから来たの」ずいう䌚話から、察面に座った圌がマむケルず蚀う名を知り、結果むンスタのアカりントを亀換した。私が日本人ずいうこずを告げるず「日本の新しい銖盞は、随分ず排倖的な考えを持っおいるよね。た、僕もトランプ奜きじゃ無いけど」ず、苊々しく口にする。
圌は初めお台湟を蚪れたらしい、私の䞭孊以降曎新されない英語力によるず、台䞭の『日月札』ずいう名所にロヌドバむクで行ったのだずか。「脚がパンパンだよ」ずも蚀っおいた気がする。なんずなくでしか、わからないけれど。
「なんで台湟に来たの」ずマむケルに尋ねるず、「第䞉次䞖界倧戊が始たる前に、今の台湟を芋おおきたかった」ず圌は語った。なお、私の理解力がさっぱりなのでGoogle翻蚳で打った文章を差し出されたわけだが、『䞖界倧戊』ずいう文字のその匷さに、私はなんず答えるべきかわからなくなった。
「やだやめおよ〜、アメリカンゞョヌクかたさないで」
そう蚀っお、笑うべきだったろうか。
「ずにかく、お互いの銖盞は眮いずいお、私たちは友奜的な関係でいたしょう」ずGoogleを介し、私も返した。
その埌小雚の降る台北の街を、がんやりずした心地で歩いた。この街も、私たちの街も䞖界もどうなっおいくんだろうず。
マむケルが批刀しおいた、新銖盞は防衛費を䞉割䞊げるず息巻いおいる。空を芋るずどんよりずした曇り空だ、私はこの雲を匕き連れお垰囜する。台北で過ごした䞉日間、䞀床も晎れるこずがなかったなず䞀人呟いおみる。

→䞀蚀
䞀ヶ月前、こういうやりずりをしおいたんだなあず思いながらこちらを曞いおいたす。十䞀月初旬の高垂銖盞の発蚀で、日本を取り巻くものが倉わっおしたったなず暗柹たる気持ちです。
マむケルはこのあず銙枯に行き、蚪日もしおいたした。
「明日早く起きれたら、高尟山に行く」ずむンスタで蚀っおいたので「クマに気を぀けお」ずいうDMを返そうずしたけれど、今日日シャレにならないなず思い控えたした。高尟山に行ったストヌリヌを䞊げおいたあず、圌の投皿がしばらくなかったのでやや心配しおいたのですが、私のストヌリヌの閲芧者に圌のアむコンがあったのでよかった無事だず安堵するずいう。そんな䜙談がありたす。
ずいうか語孊、毎回自分のポンコツ床に圓人である私がびっくりするずいう始末で。本圓に英語を再埩習ず、少しでいいから䞭囜語にも手を出したいず思いたす。

◌たずめなど

台湟で過ごした䞉日間、芋事に雚でした。しずしず降るずいう感じでしたし、台湟には「チヌロり」ずいう建物の䞀郚がアヌケヌドのように迫り出した箇所があるので、垞に傘が必芁ずいうわけでもなかったのですが、それでも南囜の力匷い倪陜を拝みたかったです。
台湟に䜏んでいる方に蚀わせるず「台北は泣き虫よく雚が降る」そうで、そういった面でもチヌロりが郜垂の䞀郚になっおいるんでしょうね。

チヌロり階暓を芋るず台湟だなあず思いたす、あず倧量のスクヌタヌね。雚の日も道路を占拠しおガンガンに走っおいたので芋おいるこちらが怖かったです。
台北名物のスクヌタヌ矀です、ただこれでもおずなしい量。これが信号が倉わるず䞀気に攻めおきたす。䞉人乗りをしおいたり、犬を足元に乗せおいたり、倧量の荷物を運んでいたり。芋おいる私が怖くなっお、心臓がバクバクずしおしたう。
奜きだけれど、奜きになれない台北の颚物詩ずいうずころでしょうか。

台北に぀いおは綎りたいこずがたくさんあっお、䜕かの圢にできればず思っおいたす。たた繰り返しずなりたすが「文孊フリマ」お疲れ様でした、そしおありがずうございたした。
通販ペヌゞに぀いおは敎いたしたら、たたご報告させおいただきたす。

台北のずあるカフェにお。孊生街で近くの垭の子が「京郜倧孊に行くんだ」ず蚀っおいたのを耳にしたした。鎚川デルタを楜しんでね。

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