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多くのリーダーは目標(旗)の立て方を間違えている

愛知県でチューニングメカニックをしている高西です。
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多くのリーダーは「目標の旗の立て方」を間違えている

今回は「目標、つまり旗の立て方を間違えている人が多い」というテーマで話してみたい。

先日の記事で、リーダーの器について触れた。
私はカリスマ性も無ければリーダーでも無いので、今自分が考えていることや研究していることの途中経過のような話になるが、その中で一つ印象的な出来事があった。

知り合いの経営者の方から、「現場と自分の間で、目標に対する熱量が大きくズレていてうまくいかない」という相談を受けたのだ。

話を詳しく聞くと、その経営者はあえて高い目標を掲げることで、会社全体が一丸となってそこに向かっていく組織を作りたいと考えていた。
経営者としては非常に前向きで、立派な考え方だと思う。

ただ、従業員目線を持っている私からすると、少しズレている部分もあるように感じた。

売上目標では従業員は熱くなれない

その経営者が掲げていた目標は「年間売上○億円を目指す」というものだった。

もちろん、この目標自体は素晴らしいものだし、経営者として会社を成長させようとする姿勢は尊敬できる。
ただ、従業員の立場で考えてみると、この旗の立て方では正直あまり熱くなれないというのが本音ではないだろうか。

なぜなら、会社の売上が何億円になったとしても、それが自分に直接どのようなメリットがあるのかが見えにくいからだ。

実際、過去に別の会社の従業員と話をしたときにも、似たような意見を聞いたことがある。
その会社も売上目標を大きく掲げていたのだが、従業員の反応はむしろ冷めていった。

「会社の売上が上がっても得するのは社長だけでしょう」
「頑張って売上を作っても、社長や会社が儲かるだけではないか」

さらにその会社は家族経営で社長の身内を見ている従業員側は「自分たちが頑張って稼いだ利益は、社長と身内が贅沢をするだけだろ」という声も出ていた。

もちろん経営者にそういう意図があるわけではない。
ただ、従業員側はそう感じてしまうこともあるということだ。

従業員が動く旗の立て方

一方で、別の会社では目標(旗)でうまくいっていた例もある。

そこでは「数字」を旗にするのではなく、「俺たちのサービスで世界を便利にしてやろう」といった目標を掲げていた。
他にも「他社がついて来れないほど圧倒的な技術を育てよう」といった形だ。

つまり、従業員にとって夢がある目標を掲げていた。

こういう旗の立て方をしている会社では、従業員も自分ごととして目標を捉えやすく、結果として組織全体が同じ方向を向いて頑張っている印象があった。

目標そのものが間違っているわけではない。
問題は、その目標が誰にとって意味のある旗になっているかという点だと思う。

もしこれを読んでいる方の中に、リーダーの立場にいる人がいるなら、一度「その目標は従業員目線で見たときに魅力的な旗になっているか」という視点で考えてみると、組織の動き方が変わるかもしれない。

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