睡眠不足になると、食欲を増すグレリンというホルモンが多く分泌されるようになり、飢餓感が増す
睡眠不足になると、食欲を増すグレリンというホルモンが多く分泌されるようになり、飢餓感が増す


わずか5日間の睡眠不足でうつ病と同じ不安定な状態に陥る(中略)ぐっすり眠れば、ホルモンの分泌によって血管のメンテナンス(再生)も(中略)睡眠不足のマウスだと、免疫細胞ががんの増殖を手助けする場合が(中略)グレリンが増えると、脳が高カロリーなものを食べるよう指令



眠らないと空腹ホルモンが混乱してしまう(中略)脳への空腹信号を高めるグレリンというホルモンは睡眠不足だと増加します。さらに、満腹ホルモンのレプチンが減少するので、私たちは空腹を感じるけれど食べてもなかなか満腹になりません。肥満はそれ自体が慢性炎症状態ですが、これは脂肪細胞がアディポカインと呼ばれる独自の炎症性化学物質群を分泌するからです。


ダイエットによって体脂肪が減ると、レプチンの分泌量が減少する。レプチンの分泌量の減少は、食後でも空腹感を覚えるようになることを意味する。「満腹ホルモン」レプチンの分泌量の減少とともに、胃から多量のグレリンが分泌されるようになる。すると空腹感が余計に増し、もっと食べたくなるのだ。それに加えて、身体が体脂肪の減少を検知すると、甲状腺が刺激され、サイロキシンの分泌量が減って代謝率が低下し、そのせいで睡眠中にカロリーの燃焼が抑制される(中略)睡眠不足は胃からの「飢餓ホルモン」グレリンの分泌の増大と、脂肪組織からの「満腹ホルモン」レプチンの分泌の減少につながる。その結果食欲が増進し、糖分に富む食品の消費が増える


睡眠中に肉体の成長・回復に必要な様々なホルモンを分泌しますが、それらは副交感神経によって拡張された血管を通って全身に運ばれますので、副交感神経がうまく働かなければ、当然それらは阻害されます


睡眠の質が悪くなると、本来、優位になるべき副交感神経ではなく、交感神経が働いてしまいがち。こうしたとき、インスリンの働きを悪くする「コルチゾール」や、体を戦闘モードにする「アドレナリン」などのホルモンが分泌される



寝つきが悪いのは、皮膚の血液循環が悪く、深部体温が外に逃げにくく熱放散効率が悪いので、深部体温を下げることができず、入眠しづらくなる(中略)睡眠不足では、交感神経が活発になってしまい、細い血管が収縮してさらに細くなってしまう(中略)レプチンはダイエットだけでなく、骨も強くしている(中略)「レプチン」が、睡眠中の骨の強化に関わっている(中略)胃から分泌されるグレリンも、成長ホルモンの分泌を刺激するホルモン

何よりも重要となるのが栄養素を探知する機能だ(中略)レプチンが満腹チームのキャプテンだとするなら、空腹チームのキャプテンは間違いなく「グレリン」と呼ばれるホルモンだ(中略)グレリンは同じ町に暮らすレプチンと好敵手の関係(中略)グレリンを単なる空腹ホルモンと侮ってはいけない。いまでは、熱産生や筋肉の発達をはじめ、骨の形成にも関与することがわかっている


水素水を飲むと水素は胃に入ります。すると、胃からはグレリンというホルモンが分泌され、このグレリンは血流に乗って脳へ到達し、脳を守るということになります(中略)水素水を4週間飲むことによって、疲労が軽減し、気持ちが楽になり、同時に不安感なども少なくなります。自律神経の副交感神経系が優位になったからです。




(※水素は)胃壁のグレリン受容体を刺激して、成長ホルモンの分泌を促すという作用もあります。成長ホルモンを意識する場合には、水素水(中略)水素は、副交感神経を優位にして自律神経を整えることにも役立ちます(中略)水素水を飲むと胃壁のグレリン受容体が活性化され、成長ホルモンの分泌を促進し、神経保護効果を発揮(中略)水素水で胃壁に働きかけるということが重要(中略)水素水を飲むとグレリン受容体の活性化により、脳の視床下部が刺激されて、食欲を増したり、成長ホルモンの分泌を促す(中略)水素がβ1アドレナリン受容体刺激を介して食欲ホルモンといわれるグレリンの産生、放出を誘導し、グレリンが体内を巡って血液脳関門を通過し、脳の下垂体で成長ホルモン分泌を促進する受容体を活性化する(中略)胃にあるグレリン受容体を活性化して脳下垂体から成長ホルモンの分泌を促すのは、水素水が持つ優れた効果(中略)また、グレリンは消化管の運動を促進し、亢心不全効果、抗炎症効果、交感神経抑制効果(中略)水素水を飲むと便秘が解消する、というのもグレリンを介した効果だと思われます。 ※引用者加筆.



睡眠不足は自律神経の最大の敵(中略)食事や運動を含め、どんなに体にいいことをしていても、質のいい睡眠がとれないと、その瞬間に、自律神経のバランスは崩れてしまいます(中略)自律神経が始終乱れていると、体のあちこちに不具合が生じます(中略)「外関のツボを押す」だけで副交感神経のレベルが上がり、やがて穏やかな眠りが訪れる



よく眠れないと、脳の炎症が大幅に増える。逆によく眠れば炎症が減り、脳の病気にもかかりにくくなる




自らの力で自律神経系に影響を与えることは、理論的には誰にでも可能だ(中略)「自律神経は操れる」(中略)息を吐いてから止めることで、副交感神経による、身体を休ませリラックスさせるような反応が引き起こされる(中略)健康な心身を手にするために他人に「頼る」のではなく、身体に備わった能力を活用すべき


十分な睡眠をとったあとに撮った写真は、健康的で魅力的になる。さらには、より知的に見える(中略)睡眠不足の人々は、睡眠が足りているときより、健康、魅力、知能が劣っているように受け取られる


生体リズムは、自律神経である交感神経系(正確には、上頸神経節という部位)を伝わって、「副腎」という臓器に達します。このようにして、朝に光を浴びると、活動のアクセル役である交感神経が活発になる(中略)視交叉上核が体内時計を司る中枢。光を浴びることで、視交叉上核で発生した「覚醒」のリズムは、自律神経である交感神経系を介して、体中の細胞に伝わる


うつの初期症状として、まだそれほど気分が落ち込まないうちに現れるのは睡眠障害だ。なかなか起きられなかったり、寝つけなかったり、その両方の症状が出ることもある(中略)そうなったら、すぐに動き始めることが大切だ。

【体の声を聴く】あなた自身の「優秀な分析官」になろう!〜心と免疫の深い関係〜
「お腹が空いたから、とりあえず何か食べよう」 私たちは普段、そんなふうに無意識に行動してしまいがちです。
でも、ちょっと待ってください。もしかすると、胃が荒れているために起こる「偽腹(ぎふく)」の症状かもしれません。あるいは、体の中でミトコンドリアや腸内細菌が一生懸命働いてくれている結果なのかもしれません。
私たちの体は、常に何らかのサインを発しています。それを正しく受け取るためには、「知識」という名のフィルターが必要不可欠なのです。

知識が「痛み」や「不安」の感じ方を変える
よく言われる「好転反応(体が良くなる過程で一時的に起こる不調)」も同じです。
知識がないと、痛みや不快感が出た瞬間に焦ってしまい、「すぐに痛み止めを飲まなくては!」と慌ててしまいます。しかし、「この症状は体が回復に向かっているサインで、あと5分やり過ごせば落ち着く」という知識があれば、人は我慢することができます。
逆に、「この痛みが永遠に続くのではないか」と思ってしまえば、たった2分でも耐えられないのが人間です。知識があるかないかで、不安の大きさも、治療への向き合い方も全く変わってくるのです。

感情をコントロールする魔法のタンパク質「POMC」
心と体は、私たちが想像している以上に密接に繋がっています。その鍵を握るのが、脳の視床下部(間脳)で作られる「POMC(プロオピオメラノコルチン)」というタンパク質です。
私たちが何かを経験して感情が動いたとき、間脳が刺激を受けてこのPOMCを作り出します。実はここまでは、楽しいことがあった時も、悲しいことがあった時も同じです。
重要なのは、その出来事を「好き(楽しい)」「嫌い(悲しい)」のどちらで判断したかによって、体内のホルモン分泌のルートが大きく変わることです。

「好き!」「楽しい!(プラス思考)」と判断したとき このPOMCが分解されて、身体的ストレスの緩和剤となる「副腎皮質ホルモン」や、精神的ストレスの緩和剤となる「β-エンドルフィン(至福物質)」といった、いわゆる“善玉物質”が合成されます。
「嫌い」「悲しい(マイナス思考)」と判断したとき POMCからの恩恵(β-エンドルフィンなどの合成)は十分に得られません。その代わりに、体は強いストレス状態や危機を感じ取り、別の経路から「ノルアドレナリン」や「アドレナリン」といった“悪玉”になりうるストレスホルモンを大量に作り出します。
マイナス思考が免疫力を下げるメカニズム
ストレスを感じて分泌された過剰なアドレナリンなどは、体内に「活性酸素」を発生させます。
この活性酸素は、脂質やタンパク質を変性させたり、DNAに損傷を引き起こしたりする厄介な存在です。動脈硬化や老化の原因になるだけでなく、がんの発生を促す要因にもなります。
そして何より恐ろしいのは、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性を低下させてしまうことです。
NK細胞は、体の中をパトロールしてガン細胞などを攻撃してくれる、マクロファージと並ぶ免疫の要。NK細胞にとって、悲しみや過度なストレスは大敵なのです。
まとめ:体の信号を解読する「分析官」になろう
結局のところ、健康を守るために一番大切なのは何でしょうか?
それは、体が発している信号をキャッチし、あなた自身が「優秀な分析官」としてその暗号を解読できるか・できないかにかかっています。
「やろうとするか、しないか」
「治療を始めるか、しないか」
「予防をするか、しないか」
すべては、自分自身の体を知り、正しい知識を持つことから始まります。

