月の障りのこと
閉経に向かっている。この時期のことを誰かのために書き記しておかなければ。という衝動に駆られる。
閉経、更年期まわりの事を同じような体質である母にきいたら「もう忘れたわ」と一言。母は80。さもありなん。
今はこんなに生理に振り回されていても、きっと私もすぐに忘れてしまうだろう。
20代でスペインのカミーノを巡礼した時、1ヶ月歩いたので、どこかで生理だったはずだが、その「生理」の記憶はスッポリ抜け落ちていて、何も覚えていない。タンポンを使ったのか、どうしていたのだろう。そんなこと、その頃は日常すぎて日記にさえ書かない。だから忘れてしまう。
今回の生理も、大量の出血をしていて、「ああ。赤ちゃんを授かったら、その子のお布団になるはずだった壁(血)が剥がれ落ちている。。。」と毎回寝床を排出する清潔感といったらたまらない。ところで、この経血。友人にほんの少ししか出ない人がいて、彼女はトイレットペーパーをパンツに挟んでおけば用が足りていた、と言った。そんな彼女は2人の元気な赤ちゃんを産んだ。羨ましい限り。
私なぞ、量が最も多い2日目の夜は介護用のオムツを履く。布団を汚さないための知恵だ。このシステムを導入してから安眠できるようになった。
こんな苦労話を書きたかったのではない。いや、でも書いておこう。被災地、特に先日の熊本の地震で落ち着かない被災地の方々の半分は女性として、その半分は生理があるとすると、震災の大変さに加えてダブルパンチだ。彼女たちのことが気になる。ナプキンは十分に足りているのか、体液が出ていくから水分も意識してとらないといけない。
もちろん、持病を持っている人やそれぞれに不自由さを抱えている人たちがいるので、不自由なのは生理だけではない。でも月経はデフォルト。毎月、血の壁が剥がれ落ちる運命に。
話を戻そう。生理周期が乱れてきている。これまではきっかり24日周期だった。その前は何十年もきっかり28日周期だったので、予定が立てやすかった。だけど今はどうだ。21日の時があれば、60日以上空く時があり、先の予定を恐る恐る立てる。かなりのストレス。
でもこれも、あと1年ほどで引退するはず。引退したら寂しく思うのだろうか。毎月当然のようにしていた「浄化」。代わりに何で浄化するのだろうか?未知だ。
私は間違いなく貧血が消える。ただでさえ血の気が多いタイプなのに、本当に血液fullになって、どうなっちゃうのかな。待ち遠しい。
なので、あと短いお付き合いを愛でて、感謝して幕を閉じたい。
