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個人的な超読書術

記事概要


朝霧あきが実践する読書術をまとめた記事。本の探し方から収納方法まで、一連のプロセスにおける、独自の読書ハックを紹介する。気になる本は、書店やインターネットを駆使して常に探している。紙書籍と電子書籍を使い分けつつ、独自に編み出した判断フローに沿って本を購入する。本を読む際は、書き込み、AI、単語帳アプリ、SNSを活用しつつ、様々なジャンルの本を横断的に読む。紙書籍の蔵書は自宅の本棚に収納している。


私が鬱を患ったとき、動画も、音楽も、ダメになった。本だけは読めた。死にたくて、死にたくて、仕方なかったが、本があったから、死なずに済んだ。

希死念慮に覆われた頭では、本の内容なんて全く理解できなかったが、本を読んでいる間だけは、息ができた。

私が今生きているのは、本のおかげだ。

鬱が多少マシになってからも、本を読んだ。自分が鬱になったのは、認知が歪んでいるせいだと思った。自分の思考を再構築すべく、色々な本を読んだ。自分の思考を根本から覆すことは未だにできていないが、それでもかなりの部分を壊すことができた。

ただ、本だけでは鬱を完全に乗り越えることはできない。それはまた別の話。



この記事は、本によって生かされている私が編み出してきた、読書の方法論を紹介するものである。

本の読み方に正解は無い。自分に合いそうな部分だけでも、真似してくれたら嬉しく思う。



本の探し方


私は様々な方法で、日々本に関する情報を収集しています。本を探す方法は、主に以下の6種類です。

  1. 本屋に行く

  2. 図書館に行く

  3. 本の参考文献を読む

  4. 人から教えてもらう

  5. 新聞の書評欄を読む

  6. SNSで知る


本屋に行く


私はよく本屋に行きます。最寄り駅にある本屋には、ほぼ毎日訪れています。

小さな本屋なので、毎日訪れても大して品揃えは変わりません。それでも、その時々で考えていることが異なっているため、目につく本も変わります。

本屋に足を運ぶ最大の魅力は、インターネット検索にはない「圧倒的な情報量」と「偶然の出会い」です。

Amazonなどのオンラインストアでは、スマートフォンの小さな画面をちまちまとスクロールして本を探すことになります。

一方、本屋では、無数の背表紙が一瞬にして視界に飛び込んできます。デジタル空間よりも、本屋というリアルな空間の方が、圧倒的に効率よく、多くの本の存在を知ることができます。

また、オンラインストアでレコメンドされる本は、既に購入している本の情報を基にして勧められているものです。レコメンドに沿って本を購入することもありますが、それでは偶然の出会いは生まれません。

本屋は、私のこれまでの読書遍歴などお構いなしに、多種多様な本の存在を知らせてくれます。ここに、偶然の出会いがあると思うのです。


図書館に行く


本屋と同様に、図書館も本と出会う場として重要です。

本屋と異なり、図書館は古い本も所蔵されているのが大きな特徴です。本屋では、ロングセラーの本なら置いてますが、そうではない本は中々取り扱っていないですからね……。

私は居住地の市立図書館と県立図書館で本を借りており、それぞれ貸出上限近くの8~10冊を借りています。

「最寄りの図書館は小さいしな……」と思う人もいるでしょう。そんな人に朗報です。自治体の図書館は、最寄りの図書館では所蔵していない本でも、他の図書館から取り寄せることができます。送料は自治体によって異なりますが、市内の別の図書館から取り寄せる場合は、無料であることが多いです。

最寄りの図書館の蔵書が少なくとも、他の図書館を駆使すれば、色々な本を読むことができます。自治体によっては、新刊本も所蔵している場合もあります(大抵の場合、予約が殺到しますが……)。


本の参考文献を読む


本の中で紹介されている本や、参考文献から、気になる本を見つけることも多いです。

本というものは、著者の頭だけで書かれているものではありません。著者が本を執筆する際に影響を受けた本が、必ず存在します。また、著者に影響を及ぼした本も、別の本から影響を受けています。このように、本というものは、それ単体で成立するものではなく、無数の本と関連し合うことで、成立しているのです。

一冊の本を読むと、それにより多くの本の存在を知ることになります。だからこそ、本をどれだけ読んでも、気になる本が尽きることが無いのです。これは幸せなことです。死ぬ瞬間まで読書を楽しむことができるのですから(死ぬ間際は本を読める状態ではないでしょうが)。



ブックガイドの要素がある本を読むのもオススメです。私がこれまで読んできた「読書」に関する本で、オススメの本は以下の6冊です。それぞれの本について、詳しく紹介します。

  1. 『人生を狂わす名著50』

  2. 『人生の土台となる読書』

  3. 『読書の技法』

  4. 『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』

  5. 『読書大全』

  6. 『立花隆の書棚』


①『人生を狂わす名著50』


文芸評論家の三宅香帆さんによるブックガイド。主に文学作品を紹介しています。平易な語り口で読みやすいが、本に対する熱量がひしひしと感じられます。

まえがきに「私にとって、読書は、戦いです。」という一節が登場します。「読書」と「戦い」がどう繋がるか、想像できますでしょうか?

とにかく、これだけ本に対して情熱を持っている人が書いた本です。

ちなみに、三宅さんとは少しだけ会話を交わしたことがあります。凛とした佇まいで、語り口からは聡明さを感じました。母校が同じということもあり、親近感を抱くとともに、尊敬している人物の一人です。


②『人生の土台となる読書』


元「日本一のニート」であるphaさんによるブックガイド。小説やノンフィクション、学術書を紹介しています。

この本のキーワードは「ゆっくり効く読書」です。

世の中で本を読む人は少数派だし、本を読む人も大半はビジネス書や実用書といった、「すぐに役立ちそうな」本を読んでいるものです。

本書で紹介されている本は、すぐに効果は出ないものの、ゆっくり、じわじわと人生を変える。本気で人生を変えたいなら、そのような本を読むべきでしょう。


③『読書の技法』


作家の佐藤優さんによる、ビジネスパーソン向けの読書の指南本。ブックガイドというより、読書の方法論が主な内容であるものの、多くの書籍が紹介されています。

この本では「高校レベルの基礎知識をしっかり習得すること」を読書における基本と主張しており、学び直しに最適な教科書・参考書を紹介しています。

仕事に活きる読書がしたい人にオススメの本です。ただし、実践のハードルはそれなりに高いです。

この本は私の読書観を変えた一冊です。この本を読むまでは、そんなに本を読んでいませんでした。せいぜい、ベストセラーのビジネス書くらい。

この本を読んで、人文系分野の知識を習得する意義と、興味を持ちました。そこから、小説や学術書も読むようになり、気がつけば読書が私の生活に根付いていました。


④『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』


ライターの近藤康太郎さんによる、読書の指南本。最初は読書術を紹介するが、段々と筆者の妄想が語られる。読書について語った本なのに、最終的には本などいらないと言い出す。だから、この本は面白い。

この本の主張として「自分の好きな本ばかり読んでいたら思考が偏るから、古典を読め」というものがあります。「気に入ろうが、気に入らなかろうが、先人たちが作った必読書リストにある本を全部読め」と、まあまあ過激なことを言ってます。

古典は時の洗練を受けてもなお読み継がれている本であり、良書であることは間違いない。ストイックな読書を求める人にオススメの一冊。

この本で紹介されている読書術を、私も取り入れています。後の章で紹介します。


⑤『読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』


堀内勉さんは、証券会社や不動産会社での勤務を経て、多摩大学の教授を務める方です。この本は、経済・哲学・歴史・科学の分野において読むべき本を紹介しています。

この本の特徴は、本の紹介にとどまらず、宗教・哲学・経済の分野において、学問がどのように発展してきたかを概説している点です。この本を一通り読んで、学問の流れ、及び名著の概要を知っておくだけでも、非常に有意義でしょう。

この本を初めて読んだのは、社会人一年目の頃でした。この本で紹介されている200冊の本を読み通すぞ!と思ったものの、未だに全然読めていません。

この本で紹介されている本はどれも骨太なものばかりです。速読したところで意味などありません。一生をかけて読むつもりで臨むべきでしょう。


⑥『立花隆の書棚』


ジャーナリスト・作家の立花隆さんによるブックガイド。彼の書棚の写真とともに、書棚にある本について語っています。

書棚を埋め尽くす圧倒的な数の蔵書には圧巻されます。彼の書棚にある蔵書は、科学・宗教・政治・哲学・文学と幅広い分野が揃っています。この世界には自分が知らないことがまだまだあると気付かされる一冊です。

この本は尋常ではない量の蔵書が並ぶ書棚の写真を眺めるのも楽しいものです。


人からオススメ


自分の興味関心という狭い枠を飛び越えるためには、信頼できる友人や知人から直接オススメされた本を読んでみることも大切です。

読書は本来「孤独」な活動です。他者とのやり取りは、本を通して行われるべきものです。

しかし、孤独は時に毒にもなります。偏愛は視野を狭めます。だからこそ、自分の精神世界に、時々新しい風を吹かせる必要があります。

私は、人から直接薦められた本は、なるべく読んで感想を伝えることを心掛けています。自分に合った本でも、そうでなくとも、一言感想を伝えることにしています。

本を通した人との繋がりは、貴重なものです。そもそも、本を読む人は少ないし、同じ本を読んでいることは、もっと少ないです。だからこそ、この貴重な繋がりを大事にしたいと思います。


日経新聞の書評欄


新聞には、プロによる書評が掲載されています。書籍の情報源として、これは欠かせません。

先に紹介した『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』において、新聞社に勤める筆者が、新聞の書評に関する裏情報を書いています。どうやら、新聞の書評欄には多額の経費が使用されているらしいです。

金を費やしたからと言って、書評の質が必ずしも担保されるわけではないものの、新聞社は書評欄をテキトーに作ってはいないことが窺えます。

私は、日経新聞の書評欄をチェックしています。

新聞を購読すると費用がかかりますが、楽天証券の口座を開設していれば、アプリを通じて日経新聞の記事(テレコン)を無料で閲覧できます。直近3日間の記事しか閲覧できないという制約がありますが、書評を読むだけなら十分かと思います。

もう少し経済的に余裕が出てきたら、他の新聞の書評欄もチェックしたいと思っています。


SNS


SNSも情報源のひとつですが、SNSで情報を収集するのは注意が必要です。SNSに溢れる情報は玉石混交と言いますが、正直なところ、ほぼ石です。

極まれに「玉」となる情報を提供してくださる方々がいます。そのような方々を見つけたら、TLを眺めるのではなく、その方々の発信に絞って情報を収集するのが良いでしょう。

ここで、私がフォローしているnoteクリエイターで、オススメ本の情報をチェックしている方々を紹介します。


雨宮仁美さん


雨宮さんは「本読みゾンビ」と自称し、月30冊ものペースで本を読んでいるそうです。選書は小説やエッセイが多め。


冬木糸一さん


書評家の冬木糸一さん。SFやノンフィクションを多く紹介しています。


本の買い方


私なりの本の買い方


購入判断


気になった本との距離感に応じて、段階的な購入判断を下しています。

例えば、好きな著者の新刊や、今すぐ読みたいと強く惹かれる本は、迷わず即座に購入します。

一方で「ちょっと気になる」程度であれば、即購入はしません。まずは図書館で取り扱っていないか確認します。図書館で借りて読んでみて、面白いと思ったら買うことが多いです。また、予約が殺到しているような本も、順番が来るのを待たずに、購入することもあります。

紙の本で買うか、電子書籍で買うかは、ジャンルごとにある程度区分をしているものの、基本的にはケースバイケースです。使い分けについては、後の章で説明します。

電子書籍を購入するプラットフォームは、殆どがKindleです。たまに、hontoで購入することもあります。


紙 or 電子


理想を言えば、お気に入りの本は紙と電子の両方で買いたい。しかし、当然ながら、予算と収納スペースの制約があるため、明確に使い分けています。

紙の本と電子書籍のメリットとデメリットは、以下のものがあると考えています。

紙の本のメリット

  • 本に書き込みができる。

  • 本の手触りやページをめくる音など、五感を使って読書を楽しむことができる。

  • 人に貸し借りや、シェアができる。

  • 古本で安く手に入る。

  • 速読に向いている。

紙の本のデメリット

  • 嵩張る(収納・外出時の荷物両方)。

  • 検索性が低い。

  • 経年劣化する。

電子書籍のメリット

  • 嵩張らない。

  • 文字の大きさを調整できる。

  • 複数の媒体で読むことができる。進捗状況の同期が可能。

  • コピペやスクショが容易である(※個人利用に限る)。

電子書籍のデメリット

  • 実質的には永久レンタルである(電子書籍サービスの停止リスク)。

  • 所有していることを忘れがちである(個人差あり)。



紙の本のメリット及びデメリットの殆どは、本が物体として存在していることに起因します。物体であることによる利点と不便は表裏一体です。物体として存在するからこそ、五感を使って読書することができるし、収納方法に頭を悩まされる。

紙の本が物体であることによる利点として、多くの人が見過ごしがちな点がひとつあります。それは、速読は電子書籍よりも紙の本の方が向いていることです。

電子書籍は、実は速読に向かない媒体です。理由は、ページを移動する際に、タップする必要があるからです。

紙の本の場合、本を手に取って、ページをパラパラとめくるだけで、速読することが可能です。このような読み方だと、細かな文章の内容は理解できませんが、キーワードを拾い読みすることは可能です。キーワードの拾い読みをすれば、速読の目的を達成できることは多々あります。どのような本か知りたい場合や、情報を探す場合などです。

また、速読に関連する話ですが、検索という面でも、電子書籍よりも紙の本の方が優れている場合があります。

電子書籍は、特定のキーワードを検索する場合には便利です。しかし、曖昧な情報を検索する際は、電子書籍は不便です。電子書籍の検索は、一致するキーワードしか探せないからです。

例えば、世界史の本があるとします。特定のキーワード(「フランス」や「条約」など)を検索する際は、電子書籍の方が便利です。

一方、曖昧な検索、例えば「複数の国が戦った戦争・紛争」のような情報を探す場合、電子書籍では探しにくいです。この文字列をそのまま検索欄に入力しても、目当ての情報は得られないでしょう。

紙の本であれば、ページをパラパラとめくれば、知りたい情報を探すことができます。

このように、紙の本は、好みだけでなく、機能性においても、電子書籍に勝る点があるのです。



紙の本と電子書籍の使い分けについては、自分の中でジャンルごとにある程度分けています。

紙の本

  • 人文書

  • エッセイ

  • 画集・写真集

  • 学術書

電子書籍

  • 漫画

  • ビジネス書

  • 小説

  • ノンフィクション

  • 新書

  • 資格試験テキスト


新品 or 中古


本を買う際、私の中には常に「新品か、古本か」という葛藤があります。

著者や出版社へ利益を還元するためには新品で買うべきだと頭では分かっていますが、読みたい本をすべて新品で買うほどの経済的な余裕はありません。そのため、まずはメルカリや楽天ブックスの古本コーナーなどで安く手に入れる手段を探してしまいます。

そのことに対する後ろめたさや罪滅ぼしとして、面白かった本についてはnoteやXで積極的にポジティブな感想を発信し、少しでもその本の売上や著者の活動に貢献できるよう努めています。

批判にさらされやすい時代だからこそ、ポジティブな声を届けることが読者が著者に対してできる応援だと思っています。


▼私の発信をキッカケに、本を手に取る方がいて、嬉しい限りです。

本の読み方

いつ・どこで読むか


「毎日〇時から本を読む」といった厳密なルールは設けていません。気が向いた時に本を開くという、ゆるいスタンスで読書と付き合っています。

外出する際は、隙間時間に本を読むことが多いです。電車で移動する場合は、必ず本(Kindle)を開きます。また、人と待ち合わせする5分の間にも、Kindleを開くことが多いです。

隙間時間をかき集めれば、案外本を読む時間を確保できるものです。



自宅では、主に自室とリビングで本を読んでいます。自室には本棚を置いています。

自室には「電子デバイスを持ち込まない」というルールを設けています。なので、自室で本を読む際は、PCやスマホを一切触りません。スマホを持ち込まないので、辞書を置いている徹底ぶりです。

電子デバイスを持ち込まない理由は、読書に集中するためです。近くに電子デバイスがあると、どうしても気を取られてしまいます。現代人の集中力が欠如している原因は、スマホの登場だと思っています。

ただ、私は読書とITの組み合わせを完全に否定してはいません。むしろ、読書の質を上げるために、AIや各種アプリをフル活用しています。これらのツールを使う場合は、リビングに移動しています。

リビングでは、紙の本を読むこともありますし、電子書籍を読むこともあります。一番自由に本を読んでいる場所だと思います。

要は、場所によって役割を決めているのです。

自室の様子



外出時に本を読むのは、デジタルデトックスのためでもあります。

私はかつては、スマホ依存に両足を突っ込んでいたような人間ですが、最近はスマホの使用時間を減らすように意識しています。

その一環として、外出時はスマホの用途を制限しています。その代わりとして、本を読んでいるというわけです。

電子書籍をスマホではなくKindleデバイスで読む理由も、ここにあります。スマホで電子書籍を読もうとすると、つい他のアプリを開いてしまいます。本を読みながら。AIへの質問やメモができるという利点はありますが、私は本から逸れてしまう可能性を考慮して、Kindleデバイスで本を読んでいます。


課題読書


自分の好きなジャンルばかり読んでいると、どうしても思想や知識が偏ってしまう危険性があります。

そこで、『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』及び『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』で提唱されていた「課題読書」という仕組みを取り入れています。

具体的には、以下の5つのジャンルを毎日並行して読み進めています。

  • 日本文学

  • 海外文学

  • 自然科学

  • 社会科学

  • 詩集

これらのジャンルを推奨している理由については、ぜひ本を読んでみてほしいのですが、私なりの理解で整理すると、以下のとおりです。

日本文学
⇒日本語の語彙・情緒・リズムに触れて、表現の引き出しを増やすため
海外文学
⇒母国とは異なる論理・思想・表現に触れるため
自然科学
⇒視点の物差しを増やすため(数学の観点)
社会科学
⇒視点の物差しを増やすため(社会の観点)
詩集
⇒論理の飛躍に触れるため

参考:『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』
『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』

本書では、これらの本を、書くジャンルごとに最低15分読むことを推奨しています。ただ、あまりハードルを高くすると続かないため、私は最低1秒読めばOKとハードルをかなり低くしています。気が乗らない日は、本当に1秒しか読まないこともありますが、途中で挫折するよりかは、遥かにマシだと考えています。



各ジャンルで課題読書として読んでいる本を紹介します。

日本文学

日本文学のジャンルは『日本文学史序説』を読んでいます。この本は、日本文学史を概説しています。この本自体は文学ではないですが、多くの文学作品が示されています。この本をリストと捉えて、作品を順番に読んでいきたいと思っています(おそらく死ぬまでに読み切れない)。



海外文学

海外文学として「聖書」を読んでいます。海外文学だけでなく、西洋で発展した学問は全て、聖書が下敷きになっています。私は神の存在を一切信じていませんが、基礎知識ということで、渋々読んでいます。



自然科学

自然科学の本は色々な分野の本を読んでいます。量子力学からAI、数学、複雑系と多岐に渡ります。何冊か、読んだ本を示します。



社会科学

社会科学のジャンルは、長らく『21世紀の資本』と格闘しています。全然読み進めることができない……。r > gという式だけが有名な本書ですが、かなり精緻な分析と考察を行っている本です。



詩集

「詩集」と銘打っていますが、このジャンルは詩集だけでなく、短歌集や歌詞集も読んでいます。時間がない日は、インターネットで好きな楽曲の歌詞を検索して、それを読んで済ませることもあります。何冊か、読んだ本を示します。


並行読書


私は一冊の本を最初から最後まで順番に通読するような、行儀の良い読み方はしません。複数の本を同時並行で読み進めています。

前述した「課題読書」を実践しているので、最低でも毎日5冊の本を読んでいます。

その日の気分や、自宅にいるか外出先かといったシチュエーションに合わせて、読む本をコロコロと変えるのが私流の読書スタイルです。ADHDの特性が顕著に表れている事例と言えそうです。

ここまで極端な読み方をする必要は無いとは思いますが、読書は行儀よく行う必要も無いと思います。読書に関する固定観念を取っ払って、自由に本を読むと、読書が楽しくなるでしょう。

ここで、私が2026年1月24日に読んだ本を紹介します。私がいかに変な読書を行っているかが垣間見えるかと思います。

1冊目:『日本文学史序説(上)』

課題読書の「日本文学」ジャンルとして。


2冊目:『聖書 新共同訳 旧約聖書』

課題読書の「海外文学」ジャンルとして。


3冊目:『数学的な宇宙』

課題読書の「自然科学」ジャンルとして。


4冊目:『21世紀の資本』

課題読書の「社会科学」ジャンルとして。


5冊目:『短歌のガチャポン』

課題読書の「詩集」ジャンルとして。


6冊目:『「偶然」はどのようにあなたをつくるのか』

面白い本だった。


7冊目:『「確率思考」で市場を制する最強の投資術』

個別株の購入を検討していたので読んだ。


8冊目:『少女終末旅行』

終末世界を描いた漫画。


9冊目:『ごまかさない仏教:仏・法・僧から問い直す』

この時期は仏教がブームだった。


10冊目:『季刊日記 創刊号』

他人の日記を読むのが結構好き。


速読


特定の目的があって本を読むときや、本の内容を大まかに掴みたいときは、速読することもあります。

速読術は巷に溢れていますが、殆どのコツは意味が無いと思っています。眼球を早く動かすとか、本当に意味が無いです。

そもそも、本を読むという行為は、文字列を素早く見ることではなく、テキストの内容を理解することです。身体の運動ではなく、思考の働きなのです。そう考えれば、眼球の運動が速読に寄与しないことが分かるでしょう。

速読のコツは二種類あると思っています。

一つ目は「頭の中で音読しない」ことです。文章を読む際、人は無意識のうちに頭の中で音読しがちです。これでは、文章を読むスピードの最大値は、音読するスピードに規定されてしまいます。

音読せずに、文字列をテキストで認識して、音に頼らずに意味を組み立てる。このような読み方をすれば、本を読むスピードは上がります。最初は非常に難しく感じるでしょうが、数を重ねれば感覚を掴めると思います。

二つ目は「基礎知識を身につける」ことです。

本を読むのが速い人は、本の中で既に知っている内容に関して書かれた箇所を読み飛ばしているのです。逆に、どれだけ本を読むのが速い人でも、自分の馴染みのない分野の本は、それほど速く読めないものです。

例えば、中学校レベルの数学を理解できていない人が、金融工学の本を速読できるでしょうか?不可能です。

なので、本を読むスピードを上げたければ、読む本の分野における基礎知識を学ぶことが、一見遠回りに見える近道なのです。

また、特定の分野に限らず、一般的な基礎知識を固めておけば、大抵の本について読むスピードを高めることができます。いわゆる「教養」ってヤツですね。当然ながら、基礎知識を身につけるのに時間がかかりますが。

基礎知識のレベル感としては、共通テストで高得点を取れるレベルが理想でしょう。高校の教科書を侮ってはいけません。高校の教科書は非常にハイレベルです。高校の教科書に書かれた内容について、表面的ではなく、背景を含めて理解することで、知識の土台が形成されます。

理想は、高校生向けの教科書や参考書を用いて勉強することですが、正直つまらないと思います。今は「大人の学び直し」をテーマにした本が数多く出版されているので、それらの本で学ぶのも良いでしょう。

ただ、高校生向けの教科書は持っておくのがオススメです。どの分野の知識を勉強すれば良いか把握するための「地図」として、また、各事柄について調べるための「辞書」として、役立ちます。メルカリで安く手に入れることができますので、各教科で一冊ずつ持っておくのが良いでしょう。


本への書き込み


紙の専門書や人文書を読む際は、著者の思考をなぞるだけでなく、疑問点や自分の考えを直接余白に書き込みながら、本と対話するように精読します。本をただ読むだけでなく、自分の思考をメモしながら読むことで、読書の体験をより濃密にすることができます。

『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』

読書メモは、本に直接書き込む人もいれば、ノートに整理する人もいるでしょう。読書メモの取り方は、各々が継続しやすい方法を模索するのが良いでしょう。私の場合、ノートに書く方法は全然続かなかったので、今は殆ど本に直接書き込んでいます。

Kindleで読む本もありますが、Kindleは紙の本に直接書き込むことができません。なので、読書メモの頻度が、紙の本よりも減りがちです。ただ、本の内容についてAIと壁打ちすることは多く、その内容をデジタル日記に転記することが多いです。

AIと議論するメリットは二点あると考えています。

一つ目は、いつでもどこでも議論できること。スマホがあれば、本を読みながらでも、散歩中に思い立った時でも、本の内容について議論ができます。

二つ目は、人と議論するには憚れるテーマについても気兼ねなく議論できること。例えば、政治や差別といったテーマは、中々人と話がしにくいものです。ただし、AIがエコーチェンバーとなって、偏見を助長するようなことは避けなければなりません。常に自分を批判する心構えを持って、AIと議論すべきです。

AIを壁打ち相手として活用することで、本の内容をより深く理解することができます。だからと言って、議論の相手を100%AIに代替すべきではないですが。

Antigravity上でAIと壁打ち⇒日記に転記

また、本にメモを書き込むと、数年後にその本を再読したときに、過去に自分が書いたメモを読むことで、過去の自分と対話することができます。これが、面白いんですよね。

本にメモを書き込む習慣がない方は『マルジナリアでつかまえて 書かずは読めぬの巻』という本を読んでみてください。本にメモを書き込むという行為の魅力に気付かされる……ハズです。



単語帳アプリ「Anki」


本を読んでいて、覚えておきたい語彙や知識があれば、覚えるように努めています。

私は単語帳アプリ「Anki」を活用しています。このアプリを一言で表すと「カスタマイズ性の高い単語帳アプリ」です。画像、音声、数式など、様々なフォーマットに対応しています。また、忘却曲線に基づいて、記憶を定着させるのに適切なタイミングで問題を出題してくれるのが特徴です。

私のAnki

私は毎朝のルーティンとして、Ankiによる学習を行っています。

「AIを使えば何でも調べられる時代に、わざわざ知識を覚える意味はあるの?」と思う方がいるかもしれません。確かにAIを使えば、ハルネーションの問題は多少あるにしろ、大抵のことは調べることが可能です。

しかし、本を読んだり、文章を書いたり、思考したり、議論したりする際に、知識を覚えているかどうかで、行動の円滑さが全然違ってきます。

議論が盛り上がっている際に、何度もAIに質問していては、議論に参加できないでしょう。

この小さな積み重ねが、後に大きな武器になると信じて、日々コツコツ勉強しています。


抜き書き


本を読んで印象に残ったフレーズがあったら、それをノートに書き写しています。この抜き書き帳は、たまに読み返しています。

抜き書き帳

この習慣も「百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術」で紹介されていた手法です。

なぜ、メモアプリではなく、わざわざ書き写すのか?

それは、抜き書きを行う目的が、フレーズをストックすることではなく、書き写すという行為を通じて、本に書かれた言葉を自分に取り入れることだからです。

デバイス上でのコピペでは、本に書かれた言葉が自分のものになりません。手を動かして書き写すという行動により、言葉が自分のものになるのです。

私が自分の行動指針をノートに書いているのも、似たような理由です。

なぜ行動指針をメモアプリではなく、わざわざ手書きで書いているのか。これは以前の挫折経験をもとにやり方を変えた結果です。

以前、行動指針に関するnoteの記事を読んでから、自分でも行動指針を作ってみたことがありました。当時はNotionに行動指針を書いており、毎朝の通勤時間にそのページを読んでいました。しかし、ただ読んでいてもだんだんと内容をざっと流し見するだけになってしまい、「これではあまり意味がないのではないか」と感じて、結局そのNotionのページを消してしまいました。

それからは、行動指針を毎日眺める場所を、毎日使っている紙のノートに移しました。こうすることによって得られるメリットは、主に2点あると実感しています。

1.定期的な見直しの機会が生まれる
ノートは大体1ヶ月から2ヶ月程度のスパンで新しいものに切り替えます。その都度、行動指針を書き直すようにしています。この書き直すタイミングが、自然と自分の行動指針を見直す良い機会になっています。

2.記憶への定着
あえて手書きで書き写すことによって、行動指針を自分の脳へより深く定着させることができる実感があります。

習慣化のコツ|私の朝ルーティン
ノートに書いてある行動指針


読書メモ


私はXやnoteに、読んだ本のメモを度々公開しています。単に読んだ本を紹介するだけでなく、本を読んで自分なりに考えたことを書いています。


単に本を紹介するのではなく、自分の気づきや思考を合わせて発信する理由は、発信の差別化という目的もありますが、それ以上に自分の読書体験の質の向上があります。

本を読みながら考えたことを自分の言葉で書くことによって、その本に対する理解が深まります。

私の場合、人に読まれる可能性のある場所で文章を書くのが最も思考が深まるという、何とも奇妙な性質を持っているので、自分の読書メモを投稿しています(全てではありませんが)。大半の人は、自分の書いた文章を世に晒すことに抵抗があると思いますが、別に公開しなくとも、自分だけが読める場所に文章を残すだけでも、意味があるでしょう。

そうは言っても、読書メモの書き方が分からない、という人も多いでしょう。最初は、ほんの一言、例えば、この本の内容に賛成だ/反対だ、程度から始めれば良いのです。段々と、文字数を増やしていきましょう。

この記事では、もう少し踏み込んで、ある程度読書メモを書く習慣ができたけど、「何か内容が浅いような……」と感じる方に向けて、私なりの読書メモの書き方について紹介します。

私自身、著名な作家やライターではなく、ただのしがない本好きであり、自分の文章が格段に面白いとは到底言えません。ただ、これまで多くの読書メモを書いてきた経験から、自分なりに言えることがあると思い、筆を取りました。

上記で紹介した、私の読書メモポストを気に入ってくださった方は、読み進めていただけると幸いです。


書き方①:自分の体験と絡める

読んだ本の内容に関連するような、自身の体験と絡めて、メモを書きます。

例を挙げます。下記の記事は、『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』という、依存症に関する本の読書メモ記事です。

本書のテーマは依存症です。私自身、仕事が忙しい時期は、スマホや酒に依存気味でした。本に書かれていた依存症のメカニズムと、私自身の依存症の経験を絡めて、記事を書きました。


書き方②:気付きを深堀りする

本を読んでいるうちに気づいたことについて、とことん深掘りする書き方です。

例を挙げます。下記の記事は、『「死にたい」とつぶやく:座間9人殺害事件と親密圏の社会学』という、「死にたい」というSNS投稿に関する本の読書メモ記事です。

本書では、「『生きたい』という気持ちを前提としたコミュニケーション」というフレーズが登場しました。私はこのフレーズを読んで、「希死念慮を抱かない人って、そもそも希死念慮がどういう感情か分からないのか」と気づきました。

上記の記事は、本に関する内容は、印象に残ったワンフレーズしか触れておらず、「希死念慮に関する考察」が大半を占めています。

書評記事の場合、ある程度は本の内容に即した内容を書くべきでしょうが、自分のための読書メモなら、本の内容からどれだけ逸脱しても構わないでしょう。読書を契機として、自分の思考が拡がることが、読書の醍醐味ですから。


書き方③:構造を転用する

本の書かれた内容を抽象化して、その構造を他の事例に転用する書き方です。

例を挙げます。下記の記事は『渇愛~頂き女子りりちゃん~』という、数年前に起きた詐欺事件のルポです。

この事件は、一見すると、若い女性である犯人が、中年男性をターゲットに恋愛感情があるフリをして、お金を騙し取った詐欺事件のように思えます。

しかし、本書の中で、事件に関する鋭い指摘がなされています。それは、この事件の構造は、男女関係を利用した詐欺ではなく、社会的弱者をターゲットとした詐欺である、というものです。

被害者の多くは、社会的繋がりが希薄な男性だったそうです。その意味では、社会的階層の面では弱者だと言えるでしょう。

上記の記事では、この「社会的弱者をターゲットとした詐欺」という構造を、精神疾患者を狙った悪徳ビジネスに当てはめて、読書メモを書いています。

このように、本の内容を抽象化して、その構造を他の事例に転用することで、一冊の本から様々な気づきを得ることができます。



書き方④:著者と自分の違いに着目する

著者の主張に賛成か反対かにかかわらず、著者の境遇や環境が、自分のそれらとはどう異なるかを考えてみる書き方です。

例を挙げます。下記の記事は『パーティーが終わって、中年がはじまる』という、中年を迎えた著者によるエッセイです。

本書の著者であるphaさんは、三十代の頃は「創作のネタ集めになるから」という理由で、一人での散歩や旅行を楽しんでいたと言います。しかし、四十代になり、創作の熱が冷めるとともに、今までは楽しめていた散歩や旅行が楽しくなくなったそうです。

私も、noteに大量の文章を投下しているとおり、創作が好きです。他の趣味も、読書や音楽など、いわば創作に付随した活動が多いです。私も、phaさんと同様に、中年になって創作の熱が冷めたら、他の趣味まで楽しくなくなってしまうのでは?と危惧しました。

上記の記事では、phaさんと私の大きな差である「結婚」という観点から、自身の将来について考えています。



書き方⑤:他の本と関連づける

本の内容について、他の本と関連づける書き方です。

例を挙げます。下記の記事は『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』という、文章術に関する本の読書メモ記事です。

本書の中には「言葉にできない感情や思想は存在しない」という主張がなされています。この内容に着目して、他の著者が書いた『死ぬまで生きる日記』という本に書かれた、自分の感情を言語化することに関する記述を引用して、記事を書きました。

上記の記事では、他の本に書かれた、類似した内容について書きましたが、異なる主張について、比較してみても良いでしょう。



本の収納の仕方



積読の肯定


多読や並行読書をしていると、必然的に「積読」が発生します。

しかし私は、積読を悪いことだとは全く思いません。「いつか読むだろう」と信じて買っているからです。積読を積読と思っていない節があります。

購入してから2〜3年放置していた本をふと手に取り、面白くて一気に読み切ってしまったという経験は何度もあります。

また、本は全ページ読む必要はなく、一行でも心が震える文章に出会えれば、充分だと思っています。何も、全ての本を最初から最後まで通読する必要は無いと思っていますし、事実そのような本は少ないです。

ただ、購入しても読まない場合は、お金の面で無駄だとは思います。私の場合、「いつか読む」と信じているからこそ、積読を肯定しているのです。仮に私が明日死んでしまったら、今読んでいない本は金の無駄になってしまいますが。


本棚


私にとって紙の本の最大の優位性は「本棚に並べた時に背表紙が常に視界に入ること」です。

日々の生活の中で本棚に目をやると、未読の本の存在が視覚的なリマインド機能として脳にフックされ続けます。だからこそ、数年越しに「あ、今これを読もう」というタイミングが訪れるのです。

一方の電子書籍は、ライブラリを開いてスクロールしない限り存在を忘れてしまいがちです。

著名な作家の、圧倒的な蔵書が並ぶ書棚には強く憧れますが、現実問題として我が家の収納スペースには限界があり、本が増え続けることへの悩みは常に頭の片隅にあります。

本棚での本の並びは、テキトーです。何となくジャンルごとに分けていますが、本棚に収納するときは適当にしまっています。何か特定のテーマについて考えているときは、異なるジャンルの本でも、近い場所に集まっていることがあります。図書館で借りた本だけは、専用のスペースを作っています。失くしてはいけないので。

今は、紙の蔵書がそれほど多くないので、雑な収納でも、本が行方不明になることがありません。本の数がもっと増えてしまったら、収納方法を考えないといけないと思っています。

本棚の様子
文庫本(小説)コーナー
読書に関する本のコーナー
漫画コーナーに何故か写真集あり
ぬいぐるみたち
「勉強」をテーマとして集めた本



読書家の中には「持っているはずの本が見つからなくて、同じ本を買うことがある」と語る人がいます。

落合陽一先生は、『全体主義の起源』が家に12冊もあったそうです(『忘れる読書』より)。

また、読書家にも様々なタイプがいて、蔵書の仕方も様々です。作家の本棚を撮影した写真集である『絶景本棚』シリーズでは、多種多様な本棚を見ることができます。希少本を丁寧に扱う人や、壁一面に本を飾る人、本を床に積み上げる人など、様々です。

私にとって本はコレクションではなく、読むものです。だから、本を丁寧に収納することや、天井近くの壁に収納することに興味がありません。読みたいと思ったときに、すぐに手に取れるか。これだけを重視しています。

なので、紙の蔵書については、無闇に増やしすぎないようにしています。電子書籍を活用しますし、定期的に本を処分しています。


Kindleコレクション


Kindleの蔵書については、コレクション機能でジャンルごとに分類しています。ただ、コレクション機能が微妙に使いづらいので、まだ分類していない本が結構あります…….

Kindleコレクション


本の処分


紙の本は「京都大学 本de基金」というサービスを利用して処分しています。古本の買取金額が、京大への寄付になるというものです。

書き込みのある本も、査定対象になっています。実際は殆ど値段がついていないと思いますが、いきなり資源ごみとして処分するのも忍びないので、一旦このサービスを使用しています。奇跡的に値段がつけばラッキーと思っています。

バーコードの付いている書籍、ISBNの付いている書籍、月刊誌、季刊誌、コミックセット、DVD、ブルーレイ、CD アルバム、レコード、ゲームソフト、スマートフォン、タブレット、切手・葉書・年賀状(未使用または書き損じ)図書券、テレカ、金券・商品券、貴金属、金、ジュエリー、ブランド品、時計、カメラ、模型、フィギュア、ブリキのおもちゃ、懐かしのおもちゃ(昭和以前製造)が対象となります。

※図書館等の除籍本、カバー欠品の本、多少の傷みや汚れ・日ヤケ、書き込み、記名、印のある本等も減額対象になりますが査定対象です

https://hon-bokin.jp/hondebokin/qa/

10点以上送付すると、送料が無料になるのも魅力的な点です。



あとがき


読書というものは、非常に奥深いものです。そして、本の読み方には、正解はありません。

私はADHDの特性も相まって、かなり変わった本の読み方をしています。もちろん、本を一冊ずつ順番に通読するのも、良い方法です。

大切なのは、自分に合った本の読み方を探求することです。

人によって、本を読む目的、経済的事情、読書環境、生活リズム、仕事、趣味、関心、嗜好が異なります。当然、人によって最適な本の読み方は変わります。

また、今日最適な本の読み方が、一年後にも最適ではないかもしれません。ライフステージや環境の変化によって、本の読み方は変えるべきです。

私も、まだまだ自分に合った読書方法を模索しています。特に、近年はAIの進化が凄まじいです。正直、AIツールは全然使いこなせておらず、まだまだ読書×AIの可能性はあると確信しています。




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