人間に興味がない人間失格な私
AM2:00。
わたしは誰もいないとても静かな深夜の街をうろついています。
静寂に支配された空間、他人という余計なオブジェが存在しない広大な空間。
夏の生あたたかい夜風に揺られた木の葉が奏でる旋律的なさざめき、その木のもとでみんみん鳴いているセミ、木の葉とセミが共鳴し合うことで生まれる完璧なハーモニー。
絵葉書のように空に浮かんでいるまん丸いお月様。
これら全てが愛おしくてしょうがないんです。
そうなんです。私は自然やモノは愛していますが、人には全く興味がないんです。
だからわたしにとって他人というのは心がない人形みたいなものであり、三島由紀夫さんや澁澤龍彦さん風にいうと自然や街のなかに配置された’オブジェ’でしかないんです。
こんなこと言ったら大多数の人を不快な気持ちにさせることなんて私でも分かっています。
でも仕方がないじゃないですか、私だって皆さんと同じように人に興味を持ち、まともな社会生活を送りたいと常々思っています。でも、やっぱりそれはできそうにありません。
こんな私はやっぱり人間失格ですね。
