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<ラグビー>2026年シーズン(3月第一週)

(どうでもよい「話の枕」です。関心ない方は飛ばしてお読みください。)

 フレイザーの『金枝篇』を読んでいると、世界各地の祭事が紹介されていて面白い。その紹介されているものは、ヨーロッパのものが自ずと多くなるのだが、日本では(アメリカの)ハロウィーンだけでやるように思われている、子供や若者たちが変装して各家庭を訪問し、その住人からお菓子などをもらい、もしくれなかった場合はその家庭を非難する(呪詛する)という風習が、古来より各地にたくさんあることがわかる。

 特に春の植物の再生と秋の収穫を祝う時には、例えば「緑のジョージ」とか「緑のジャック」という名前で、青年(子供)が樹木や植物で仮装し、他の青年(子供)たちと各家庭を訪問する。そして、お菓子・ベーコン・パンなどをもらって、最後は森の中で宴会をする。しかし、食料をくれなかった家庭には、「鶏が卵を産まない」、「作物が実らない」などと非難(呪詛)するそうだ。これはハロウィーンの「トリックオアトリート(直訳すれば『脅かしか施し』で、『お菓子をくれるか怖がらせるか』と日本では理解されている)」の原型だと思う。

 日本にも同様の春祭りや秋の収穫祭があるのだから、例えば10月末のハロウィーンで馬鹿騒ぎするのではなく、昔からある「芋煮会」などの行事を、若者を中心に復活させた方が、はるかに良いと思う。また、若者が参加する年中行事になっている、盆踊りや花火大会という良い前例があるのだから、「そんな古臭い、時代遅れのことは今更流行しない」と否定する理由はないと思う。


1.リーグワン(ディヴィジョン1)第10節結果

ブレイブルーパス東京14-33ブラックラムズ東京(HT7-16)

 東京機械メーカー対決?ブレイブルーパスは、マイケル・リーチをNO.8にし、山本浩輝を6番FLにした。ブラックラムズは、ほぼ変更のないメンバーで臨んだ。

 試合は、ブレイブルーパスが、前後半に一枚ずつイエローカードを出したのが影響した一方、ブラックラムズが、今シーズンの好調さを反映した試合振りで快勝した。ゴールキックを決めまくったSO中楠一期がMOMになったが、セットプレーとブレイクダウンで大活躍したFWが一番の勝因だと思う。一方ブレイブルーパスは、今シーズンの好不調の波の大きさから抜けきれていないのが心配される。またSOリッチー・モウンガも、FWが劣勢になった場合は能力を発揮できない弱点が出ている。

浦安D-Rocks19-78神戸スティーラーズ(HT5-38)

 好調のスティーラーズがさらに連勝を伸ばすかに注目した。また、40歳の山下裕史が3番PRで先発した。先発SOにブリン・ゲイトランドを入れ、李承信は22番のリザーブに下がった他、アーディ・サヴェアは休養となった。一方のD-Rocksは、ほぼ変更のないメンバーで臨んだ。

 試合は、今シーズンのアタックが冴えに冴えているスティーラーズが、6番FLティエナン・コストリー及び11番WTBイノケ・ブルアがそれぞれハットトリックを達成し、闘将の4番LOブロディー・レタリックも2トライを記録するなど、上昇気流に乗るD-Rokcs相手に大勝した。D-Rocksは、14番WTBイズラエル・フォラウの活躍を起点にした3トライを返すのが精一杯だった。

埼玉ワイルドナイツ66-19三重ヒート(HT35-7)

 前週にスティーラーズに今シーズン初の敗戦を喫したワイルドナイツが、ブルーレヴズを倒して意気上がるヒートの挑戦を受けた。ワイルドナイツは、ローテーションしたメンバーとし、13番CTBにディラン・ライリーが戻って来た。ヒートは、前週のブルーレヴズ戦で活躍した北原璃久を引き続き先発SOで起用した。13番CTBダーウィッド・ケラーマンがアタックで活躍している。

 試合は、連敗はしないワイルドナイツが、前週の敗戦から見事に立て直して、好調のヒートに圧勝した。7番FLラクラン・ボシアーが2トライを、NO,8ジャック・コーネルセンもトライを記録した他、6番FLベン・ガンターがMOMに選ばれるなど、FW3列が大活躍だった。また、13番CTBディラン・ライリーの活躍ぶりが素晴らしかった。負けたヒートは、良いトライをいくつか取った一方で、エンジン全開となったワイルドナイツ相手では、実力差を覆すことは難しかった。

横浜イーグルス10-28スピアーズ東京ベイ(HT0-21)

 調子の上がらないイーグルスは、スピアーズに一矢報いたい試合だった。しかし、前半に大量リードされ、後半によく追い上げたが、点差を縮められずに終わってしまった。イーグルスは、石田吉平が不在の中、7番FLビリー・ハーモンと13番CTBジェシー・クリエルが奮闘していたが、そうした働きが得点に結びつかないのが悔やまれる。勝ったスピアーズは、13番CTBリカス・プレトリアスが良い働きをしていた。

相模原ダイナボアーズ29-31トヨタヴェルブリッツ(HT12-14)

 やっとエンジンのかかってきたヴェルブリッツが連勝できるかが注目された試合は、ヴェルブリッツが前半をリードして終わる。しかし後半に、ダイナボアーズが追い上げて60分に22-21と逆転する。それでもヴェルブリッツは68分にPGを入れて22-24と再逆転するが、72分にトライを取られて29-24と再びリードされる。このままノーサイドになるかと思われたが、ヴェルブリッツは78分にトライを取って、苦戦しながらも連勝することができた。この連勝で、これまで苦しんできたヴェルブリッツも、これからかなり調子が上向いていくだろうから、これから対戦するチームは要注意だ。

 ヴェルブリッツでは、6番FL青木恵斗が活躍し、14番WTB高橋汰地がハットトリックを記録した。負けたダイナボアーズだが、SHブラッド・ウェバーが再三再四50-22のキックを見せた他、2トライの14番WTBマット・ヴァエガ、NO.8マリノ・ミカエレトゥウが活躍していた。

静岡ブルーレヴズ24-57東京サンゴリアス(HT5-38)

 調子の上がらないサンゴリアスは、そろそろ本気を出したい試合だった。そうした気合が実ったように、サンゴリアスが6分に先制トライを挙げて幸先良いスターを切った後、ブルーレヴズにイエローカードが出てしまい、いきなり数的劣勢となる。さらにサンゴリアスは、相手のミスにつけ込んで3連続トライを挙げて、0-26と一方的な試合展開にした。それでもブルーレヴズは、30分にようやくトライを返したが、続く33分にサンゴリアス13番CTBイザヤ・プニヴァイに2つ目のトライを取られて、ほぼ勝負が決まった。

 後半に入ってからも、サンゴリアスが連続トライを挙げて5-52とリードを大きく広げ、一時は終戦処理ムードが漂った。しかし、ホームのブルーレヴズは、ここから奮起して61分から3連続トライを取って24-52まで点差を縮めてみせた。しかし、75分にサンゴリアス14番WTB尾﨑晟也がハットトリックを記録し、最後はサンゴリアスの大勝となった。

 サンゴリアスは14番WTB尾関晟也がMOMになったが、特に前半はFBケイレブ・トラスクのアタックが光った他、80分を通じてFWがラインアウトを制したのが勝因になっていた。

2.スーパーラグビーパシフィック第3週結果

モアナパシフィカ19-35ウェスタンフォース(HT7-21)

 前週16番のリザーブからプレーした原田衛は、今週はメンバー外となった。フォースは、13番CTBに元オールブラックスのジョージ・ブリッジが先発し、リザーブ23番にカートリー・ビールが入った。試合は、後半70分まで7-35とモアナがフォースに大きくリードされる展開となり、その後モアナも2トライを返したが焼け石に水だった。

レッズ31-14ハイランダーズ(HT19-7)

 レッズの先発SOにリーグから復帰したカーター・ゴードンが入った。ハイランダーズは、7番FLショーン・ワイヌイ、12番CTBティモチ・タヴァタヴァナワイが共同キャプテンとなっている

 試合は、ハイランダーズが、前半19-7とリードされた後、後半52分に19-14と5点差まで迫ったが、その後2トライを取られてしまい、レッズのFWに完敗した結果となった。今シーズンのこれまでの勝敗結果から見ると、昨シーズンまでと異なり、NZチームがオーストラリアチームに負ける試合が多くなっている。これはオーストラリアのレベルが上がったのか、あるいはNZのレベルが落ちたのかのいずれであるかは、まだ判断するのは尚早だろう。

フィジードルア25-20ハリケーンズ(HT13-17)

 ドルアは9番SHフランク・ロマニがキャプテンを務めた。ハリケーンズは、ワーナー・ディアンズが5番LOで先発した。また先発SHがキャメロン・ロイガード、先発SOが本来FBのカラム・ハーキンとなり、前週活躍したジョシュ・ムービイがFBで先発した。

 泥田状態の悪コンディションでの戦いとなったハリケーンズは、後半48分まで13-20とリードしていたが、その後ドルアに2トライを取られて25-20と逆転され、そのまま逃げ切られてしまった。ハリケーンズとしては、SOルーベン・ラヴに続きブレット・キャメロンが怪我で離脱した影響が出た敗戦となった。一方ホームのドルアは、慣れ親しんだ泥田の中でセブンズラグビーのような試合を展開したことが勝因だった。

チーフス33-43クルセイダーズ(HT21-24)

 好調のチーフスは、6番FLサイモン・パーカー、7番FLカイラム・ボシアー、NO.8ルーク・ジェイコブソンという強力な3列に加えて、リザーブ19番にサミペニ・フィナウ、20番にワレス・シティティがいる。不調のクルセイダーズは、SHノア・ホッサム、SOタハ・カマラ、FBウィル・ジョーダンというBK陣で勝負したい。

 一進一退となった試合は、後半66分にクルセイダーズNO.8クリスチャン・リオウィリーがハットトリックを達成するなど、21-43と大きくリードして勝負を決めた。試合前は優勢と見られていたチーフスだが、最後に2トライを返したものの、逆転するまでには至らなかった。しかし、チーフスが前半7分に自陣インゴールから何人もパスをつないで、最後にFBエテネ・ナナイセツロがタッチダウンしたトライは、今シーズンのスーパーラグビーでベスト1になる素晴らしいトライだった。

ブランビーズ30-27ブルーズ(HT15-15)

 ブランビーズは、先発SOトビー・マクファーソンが健闘しており、リザーブにテイト・エドメッドが控えている。ブルーズは、引き続きSOにスティーブン・ペロフェタを先発させた。また6番FLアントン・セグナーの活躍が期待された。

 試合は拮抗した展開となったが、それでも70分まではブルーズが18-27とリードしていた。しかし、70分にSOスティーブン・ペロフェタがイエローカードになったことが影響し、その数的不利な状況からホームのブランビーズが2トライを取られて、残念な逆転負けとなってしまった。

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きーやん(木下裕治) しがない年金生活の一方、健康状態の関係から身体を使う仕事は難しいため、趣味と実益を兼ねてnoteに様々な投稿をしています。皆さまからの私の投稿へのご支援をいただけることは、今後さらに多種多様な投稿を継続していくことにつながりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。