一度崩れた信頼は、修復できるのか?
note質問箱からご質問いただきました。
以前に書いた以下の記事で、「信頼」と「信用」という、似て非なる二つの「信じる」の違いについて解説しました。
信頼(Trust): 未来志向・性善説的
信頼とは、相手の未来の可能性や成長を信じ、期待をかける行為です。過去の実績や証拠(エビデンス)が十分でなくても、「この人ならきっとやってくれるだろう」「このチームなら困難を乗り越えられるはずだ」と未来に向けてリスクを取ります。不確実性を引き受け、期待が裏切られる可能性も覚悟の上で相手に賭けるイメージです。
信用(Credit): 過去志向・性悪説的
信用とは、相手の過去の実績や成果、客観的な証拠に基づいて、その能力や確実性を評価する行為です。「本当に大丈夫か?」「過去に実績はあるのか?」と疑い、証拠を集めてリスクを減らそうとします。過去のデータに基づいて相手を評価し、確実性の高い選択をするイメージです。

今回のご質問は、この分類を踏まえつつ、証拠なしに信じて任せた仕事が、派手に失敗した。このとき信頼は「減る」のか、それとも「失われる」のか。それは修復可能なのか?というテーマです。
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