201309080741 伊勢道中膝栗毛六日目(17)
伊勢道中膝栗毛六日目$${^{*1}}$$の十一時頃。松阪豊原町。
往時が偲ばれる街道筋の家。
櫛田川の堤防下に立てられている道標$${^{*2}}$$。文政二年(1819)建立。江戸時代の道標法則通り$${^{*3}}$$の書式である。「左 さんくうみち」「右 け加うみち」。「左」の字の「エ」は「ヒ」になっている。この字は江戸時代までの字で、右左の漢字の区別がはっきりしなかった人のために片仮名の「ヒ」で「ひだり」と判る様にしていたのだろうと勝手に考えている。江戸時代の建立なので濁点は用いられていない。
「さんぐうみち」は伊勢神宮への道、「げこうみち(還向または下向)」はその帰り道、つまり四日市や大坂、江戸方面と言う意味だろう。

*1 20111125 伊勢道中膝栗毛 その度(6)
*2 〒515-0205 三重県松阪市豊原町
*3 201307060854 伊勢道中膝栗毛六日目(6)
