201309040516 伊勢道中膝栗毛六日目(16)
伊勢道中膝栗毛六日目$${^{*1}}$$の十時半頃。松阪上川町。
連子格子$${^{*2}}$$の家が並ぶ街道筋。
古い街道に欠かせない壁看板。競輪、競艇など公営賭博の日程の看板はその代表格だ。日程を掲げるということは、定期的に看板を巡回している係員がいるということである。貼りっ放しではなく、人知れず維持管理がなされている。それと対照的なのは隣の山下薬局のやせ薬の看板だ。貼ってから四十年位は経っていそう。矢印の使い方がちょっと変だ。両矢印「⇔」では戻ってしまっているではないか。それとも薬事法に基づいて必ず痩せることを意味することになる片矢印「⇒」を避けた結果なのか。因みに山下薬局の住所は「尾鷲市$${^{*3}}$$」になっている。この看板を見て松阪から尾鷲まで行く人は何人いるのだろう。
橋の親柱を家の門柱にしている街道筋の家$${^{*4}}$$。この先に櫛田川がある。ここの橋を架け替えた時に親柱が一般に放出されたのだろうか。大抵、有名な橋の石製の親柱は新しい橋のたもとに記念碑的に並べて置かれることが多い。

*1 20111125 伊勢道中膝栗毛 その度(6)
*2 201304020607 伊勢道中膝栗毛五日目(46)
*3 〒519-3605 三重県尾鷲市中井町11−6
*4 〒515-0205 三重県松阪市豊原町885 旧櫛田橋の石欄干
